「大作の予感をさせるのが上手いが…」海獣の子供 やんさんの映画レビュー(感想・評価)
大作の予感をさせるのが上手いが…
作画や演出、他にもめちゃくちゃ拘りや細かな表現が散りばめられていて、pvを見ているだけでもワクワクする映画だがところがどっこい。
蓋を開けてみれば内容が深いようで結局何を言いたいのか受け手側に伝える気がさらさらないような話が後半ずっと続きます。
これは哲学なのか?ファンタジーなのか?青春なのか?SFなのか?そのジャンルすらも見た後では判断できない。
一見新海誠や細田守の映画を彷彿とさせるような映画だが、これらの作品のヒットした要素を取ってつけただけ。
海、夏休み、女子中学生、米津の主題歌。
お前らこういう映画好きだろ?というのが伝わってくる。
原作を読めば理解も深まるのだろうが、それでは映画にした意味が全くない。
脚本がまとまっていないのになぜ映画化したのか理解不能。
あと海のキャラは若干うざい。
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