海獣の子供のレビュー・感想・評価
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「イルカの日」へのリスペクトなんだろうね
封切りの日に日比谷で鑑賞して、レビューも書いたが、
消されている。
哲学的に語るのは良いが、話が特殊過ぎて、かつまた抽象的過ぎる。
アニメと言うよりも光の渦を見せまくる。つまり、「2001年宇宙の旅」と「ソラリス」それに「火の鳥」をリスペクト。
しかし、人物設定に歴史的アイデンティティが欠如しているので、同時に進行するアクションに盛り上がりとその根拠も欠如している。
まるで、石森章太郎先生の「リュウの道」の最後に似ている。
さて、
このアニメの大きな欠点は
美味そうな魚が余り出て来ないって事を感じる。
また
宇宙なんて海に似ていないからね。
二回目の鑑賞なんだけど、残らないお話だね。
宇宙に行くなら、沖縄美ら海水族館へ行くべきだ。
もっとも、オキちゃんは亡くなってしまったけど、まだ、ムクがいるし、ジンベイザメのジンタ君もいる。
余り感動を伴わない。まぁ、次回作に期待せし。
追記
人間には地球しかないって言ってんだぞ。
海に抱かれた記憶
映像と音響に圧倒される
「不思議な体験をした少女のひと夏」
できるだけ大画面で視聴すると、臨場感、迫力が楽しめる。 絵に味わい...
できるだけ大画面で視聴すると、臨場感、迫力が楽しめる。
絵に味わいがあるものの、どこかで見たことがあるようなシーンが多い。
BGMはジブリっぽいものとディズニーっぽいものが混在している。
主役の声を担当しているのが意外にも芦田愛菜さんだったり、リメンバー・ミーの主役を務めた石橋陽彩くんも参加しているのだが、特筆すべき事は特にない。
登場人物がウミとかソラとかルカという名前で、「ソラなら海の中だよ」などのセリフがあってややこしい。
詩的なセリフのオンパレードで、言ってる内容がサッパリ分からない。幻想的な映像の意味も理解できないままエンディングで米津玄師。
最後の最後に意味不明のオマケシーンがある。
どんなシーンも意味深だがピンと来ない。
意味を知る価値があるのかどうかも分からないが、再度最初から観直したくなる映画。
賛否分かれる
伝えたいもの自体がふんわりしてるんでしょ。
今になって配信で見ました。
映像はもう、凄まじいですね。冒頭1分で、映画館で観なかったことを激しく後悔しました。
しかし、、最後まで観終わって、まあ、映画館で観なかったのそんなに悔しくもないかなあ、と。
映像すごいんだけど、その映像に見合うような内容ではなかったかなと思ったから。
それでも最後まで普通に見れたし、映像見るだけでで楽しめたと言えなくもないけど、なんかこの素晴らしい映像も音楽も、ちょっともったいない気がする。
レビューで低評価の人は皆、よくわからなかったと言うし、高評価の人は理解するものじゃないみたいなこと書いてますが、、そもそもそんなに伝えたいことがはっきりまとまってるわけでもないんじゃないでしょうか。なんとなくイメージしてる感覚をそれっぽい言葉で表現してみました、みたいな感じで。
そのイメージ自体、心に刺さるような切迫してものがあるようにも思えないし、言葉にできないとか度々出てくるけど、それより言葉にするのを面倒くさがって諦めてるのでは?という気がしました。
ぶっちゃけ中身は、宮沢賢治の現代版みたいなものでしょう。ただ、なんだかぼんやりしていて、しっかりつかめるものがない。
宮沢賢治のあのクラムボンの詩とかが、意味不明ながらどこか人を惹きつけるのは、やっぱり作者の人格や教養や想像力が滲み出てるからなんじゃないかと思うのです。しかしながらこの作品は、残念ながらその点では普通の領域の、なんというか、現代のクリエイター的な人の描いたものだと感じました。
多分これは原作からしてそうなんじゃないかと思いますが(未読ですみませんが。) 少なくとも、命をかけて世の人々の幸いを願うような類の人ではないんではないかと。
まあそんな人がそこら中にいたら世の中名作だらけになってしまいますが・・・自分にとってはこの映画で描かれている世界は、これだけものすごい映像美があっても、そういった名作という位置付けにはならない、物足りなさを感じてしまうものでした。
分かりやすさ優先が作品の品質を低下させる
原作の解釈が私と違う
読み終わった後、速攻で内容をノートにまとめなおした唯一の漫画
てか娯楽系メディアで内容まとめなおしたのってこれだけだな。漫画に限らず。
原作未読の人は引き返したほうがいいよ。
前知識入れないで原作読んだら感動したから(私が)
映画みたのでそれの感想書くけど原作の内容もネタばれ気にせず書くから
以下は映画も原作も見たって人だけよんでね。
アニメーションと背景、音は一級品でいうことない。
最高峰を見せてもらった感じ。
問題は演出とか脚本。
最初は原作通りでよかった。
原作の説明省いたり、シーンを継ぎ足したり差し込んだり改変して
話を訳わかんなくしてから終盤を感じろ!って演出で見せてきたから
は?ってなった。
原作だと各地の御話を挟んできてそれが話とか描きたいことの補助をしてくれるんだけど
それを省いたせいで何が起こってるか全然わかんない。
特に臨死体験とか生まれてくる人がサメの口の中を通った記憶があるって説明は省いちゃいけなかったと思う。
そこ省いたら光が魂だか生命で食べられる事でまた生まれるっていう命の循環と
光を食べることが誕生に繋がる儀式って祭りの説明がなくなる。
そもそも原作の解釈が私と違うかもしれないが。
海獣と人間が似てるって説明は映像で説明してくれたから省いてもよかったと思う。
終盤は意味不明だけど圧倒的映像美で殴ってくる感じ。
言いたいことはわからなくもないがメッセージ性を感じない。
ここは原作から大きく改変してるけどなぜ変えたのか意味不明
特にルカはなんで海と争ってるん?いや、海を行かせたくないってだけ?
神話に造詣が深い人ならわかるのかもしれんが私はわからなかった。
原作読んでなかったら本当意味不明だと思う。
本気で作ってるのにもったいない。
あの映像美で話をちゃんと伝えられたら伝説になったはず。
原作もすごいし技術もすごい。
最初原作通りにやろうとして入らないから圧縮したのかもしれんし
映画で原作通りにやったら流れぶったぎりすぎてどうにもならんかったのかもしれん。
映像や音から見るに本気で作ったのは間違いないから
脚本や演出も私にはわからん深い思考があったのだろう。
原作がわかりやすく教えてくれたことが映画で伝わって来なかったのが残念でした。
原作がすごすぎたのかもしれん。
大風呂敷だったな
不思議兄弟から海中の神秘、そして壮大な宇宙の謎へと駆け上がる・・・のはいいとしても細部を端折り過ぎたかも
海中生物や深海、宇宙生成の謎、さらには哲学・神秘思想などへの興味を抱き、半可通の知識を持つ人間(←俺)からすれば、映画の作り手がどういう思想を込めようとしたのか分かるような部分もあり、分からない部分もある。総体的には殆ど分からなかったけれどもね。苦笑
問題はこの映画のターゲット層と目される少年少女たちに何が残されるかということ。
本作品にて身の回りの小さなことから少しでも離れることができ、俯瞰的視点で地球や宇宙の神秘に想いを馳せられるようになれば意義はあったということになるのかもしれない。
個人的に気になったのは
・目と瞳が大きすぎる
・ジュゴンに育てられた兄弟の生育過程。及び保護後の教育課程
・少年とヒロインがヒッチハイクでどこまで行き、どのように家に帰ってきたのか。(実際に起こったら大騒ぎだろう)
・ジュゴンに育てられた兄弟を、“悪どい組織”は何に利用しようとしていたのか?
上のようなことに気を取られる“すれっからし”な人間は全くつまらないとしか言いようがないね。笑
全てのシーンが絵画といえる映像美
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