マガディーラ 勇者転生のレビュー・感想・評価
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輪廻転生エンターテイメント‼️
この作品は「バーフバリ」「RRR」のS・S・ラージャマウリ監督による作品‼️歌と踊りとアクション満載でとっても楽しい作品でした‼️物語としては輪廻転生の物語‼️1600年代のインドの王国で悪どい司令官の陰謀により結ばれなかった、一人の戦士と姫‼️400年後の現代に生まれ変わった二人は今度こそ結ばれようと、同じく生まれ変わった司令官と対決する‼️ちょっと「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」を思い出しました‼️構成としては前半で現代のパート、後半で過去の王国のパート、クライマックスはまたまた現代‼️バイクスタントやカーチェイス、ヘリコプターアクションが展開したかと思えば、剣や槍、弓を使った凄まじい合戦シーンが展開されたりしてホントおいしい‼️特に断崖絶壁の細道を使ったアクションは現代でも過去でも迫力満点‼️まるでご飯にビフテキ乗せて、カレーをかけたようなご馳走感‼️ちょっとミュージカルシーンが多すぎるかなとは思いましたが、「RRR」でもお馴染みラーム・チャランの魅力はもちろん、ヒロインの女優さんの可愛らしさや助っ人ソロモンのユーモアあふれるキャラ、意外と弱い悪玉も含めて必見の作品です‼️
インド映画初心者でも安心!の楽しさ
今では「インド映画好き」を公言して憚らない私だが、昔は「なんかよくわかんないけど踊り出す映画」と思って敬遠していた過去がある。
だからこそ言いたい。
インド映画ほど「前知識なしで思う存分楽しめる映画」にはなかなか巡り会えない。
特に「マガディーラ」は導入が現代だから、インド映画初心者にも安心。人物の名前はやや覚えにくいかもしれないが、ぶっちゃけ覚えなくてもいい。そんなに大勢出てこない。
悪いヤツをとっちめよう!という流れになったときも、もう相手は完全に悪そうだし悪いし、余計なことは考えなくて良いのも特徴。
しかも世界を滅ぼすとか、そんな巨悪じゃなく小市民的な悪さ、ってとこも良し。
じゃあ、話のスケールはどう広げるの?
そんな心配は御無用。ごくごく些細なことがあり得ないほどドラマチックで、爆笑必死の大スケールで繰り広げられる。
いい意味で大袈裟。いい意味でハチャメチャ。
基本的に恋愛映画なので、主人公の気持ちとかモロわかりだし、悪役の気持ちもモロわかりだし、ヒロインは可愛いし最高。
あとはなんと言っても歌とダンスだが、切れ味抜群。その上大人数だから迫力満点。
「せっかくインド映画観てるんだから、ダンスも楽しみたいなー」な人には特にうってつけ。
インド映画初心者も中級者も、違いのわかる通もみんな楽しめる懐の広い映画である。
ちなみに現代パートでダンス対決する「謎のボス」は、主演俳優ラーム・チャランのお父さんチランジーヴィだそうな。
親子共演のダンス対決は、「この対決いる?」などと野暮なことは言わず、心ゆくまで楽しみたい。
コレが原点?
インド映画の歌って踊るのは苦手かも、と今まで観てこなかったが、RRRがとても面白かったので、挑戦!
うーん、歌とダンスが多すぎて、ちょっと苦手。でも昔の王国の話は面白かった。お姫様役の女優さんがとても綺麗でチャーミング。
恋はスリル、ショック、サスペンス! 世界最高の色男、ラーム・チャラン兄貴が時を超える💕
17世紀と現代、二つの時代を通して繰り広げられる勇者バイラヴァ/ハルシャの運命の恋、そして宿敵との闘いを描いたロマンシング・アクション。
監督/脚本は後にインド映画界を代表する巨匠となるS・S・ラージャマウリ。
主人公バイラヴァ/ハルシャを演じるのはラーム・チャラン。本作への出演でスターの地位を確立した。
みんな大好き『RRR』(2022)。
本作はそのラージャマウリ監督×ラーム・チャラン兄貴が初めてタッグを組んだ作品である。
興行成績は約15億ルピー。これは当時のテルグ語映画では歴代No.1の大ヒットであり、本作の成功を受けてラージャマウリ監督とラーム兄貴は一躍トップスターに。
その後の活躍は皆さんご存知の通りである。
パケ写の文句にある通り、『バーフバリ』シリーズ(2015-2017)の原点のような作品であり、世界観や過去回想で英雄の活躍を描くという構造はそのまんま『バーフバリ』に受け継がれている。
また、『RRR』との繋がりも強く、本作でラーム兄貴が演じるバイラヴァ/ハルシャが馬に乗って疾駆する姿や単騎無双の戦闘力、そして炎属性持ちのところなんかは『RRR』のラーマと共通している。
ラージャマウリ監督特有の、エンタメ全部盛りな上にとにかく全てが過剰な作風は本作でも健在!
冒頭から恐ろしいまでのカロリー。バイクスタント、ダンス、恋愛、そしてバトル。全てのエンタメ要素が津波のように押し寄せてくる🌊
アクションの演出が過剰なのもさることながら、本作の恋愛描写はとにかくエキセントリック!
よく一目惚れを「電流が走った」などと喩えますが、まさかそれを視覚的に見せてくれるとは…。斜め上を行く情熱的なラブロマンスは、私たちに世界の広さを感じさせてくれるでしょう❤️
ハイカロリーな特盛エンタメに面食らっているうちに、なんと舞台は1600年代のウダイガル王国へ。
こっちもとんでもないボリューム&カロリー!!中世インドの合戦がド派手に展開されていきます。
二つの異なる作品が一本の映画としてドッキングしたかのような構造の作品。それゆえ物凄い満腹感はあるのだけれど、過剰な盛り込み具合にはちょっと胃もたれ。
映画のテンションが一定なので、派手な割には後半ちょっと飽きてきてしまう。
映画冒頭の破茶滅茶具合がピークだったかも。
内容もぶっ飛んでいるが、それ以上に脳裏に焼きつくのは、本作の主人公&ヒロインを演じたラーム・チャラン兄貴とカージャル・アグルワールの美しさ✨
この2人、この世のものとは思えないほどの美男美女。
しかも現代から中世まで、一体何着用意したんだと驚くほど、この2人が着替えまくる。いかにもインドらしいドレスや民族服も綺麗だし、現代的なカジュアル服も魅力的。
ラーム兄貴の男の色気と、アグルワールさんの魅惑のボインに目が離せないっす😍
にしても、本当にラーム・チャラン兄貴の色気はすごい。間違いなく現在世界最高の色男。『RRR』がなかったら兄貴に出会えなかったんだから、本当にラージャマウリ監督には感謝してもしきれない!
「MCU」とか「DCU」とか、ハリウッドの一大フランチャイズはさっさとラーム兄貴にオファーを出すべき。こんなにヒーローが似合う漢は世界中どこ探したっていないよマジで。
VFXのクオリティこそ日アサ特撮レベルの拙さなのだが、その見せ方があまりにもぶっ飛んでいるため、ハイクオリティなCG以上の臨場感を観客に与えてくれます♪
アクション映画としても、ラーム兄貴とアグルワールさんのアイドル映画としての満足できる一作。
その後の『バーフバリ』や『RRR』にも大きく影響を与えているので、それらのファンの方にも是非観ていただきたい🎵
試練を乗り越えろ
さすれば、この映画の良さに会えるだろう。
始まって直後に始まる、インド映画の癖の強さが炸裂するが、そこを精神力で耐え抜けば、思いがけず素敵なストーリーに巡り会う。
主人公がアロンソに見えて仕方がなかった。
ヒロインは可愛かった。
RRRでインド映画に惚れたら必見
アマプラのウォッチパーティーに初めて参加して鑑賞。
(ウォッチパーティーって楽しいね!)
私の感覚からすると輪廻転生をベースとした宗教的価値観が強いファンタジーなんだけど、現地の人たちにとって、これが「宗教的要素が強い」レベルの描写なのか気になった。
もしかして、「普通」なんじゃないかな。
私たちが邦画や日本のアニメで仏壇に飾ってある写真に「行ってきます!」って話しかけても、
「うわ、こいつめっちゃ宗教やってるタイプか」とか思わないでしょ。
でも、祖先崇拝(ご先祖様を大切にするよ!)や偶像崇拝(実物の像に宗教性を感じてお祈りするよ!)が無い文化圏の人から見たら、「え?この登場人物はなんで写真に話しかけているんだ?」となるかもしれない。
だから、マガディーラで私が「宗教的だなぁ」って感じた部分もインドの人たちには当たり前で
そうなるとファンタジーというより、普通のアクション&ミュージカルとして観たら、より楽しめるのかなと思った。
(要は、細かい部分はどうしてそうなるの?なんて気にしない)
アクション&ミュージカルとしては、もう最高!
チャランさん、当時から体幹めっちゃしっかりして踊ってるのね。
アクションも周りのもんなんでも使うから、彼らの周りになんか置いちゃだめだ(笑
ストーリーは、輪廻転生をベースに出会いそうで出会わない、すれ違いにもどかしさを感じつつ、
話が展開していくから飽きない。
いや、気づくでしょ!と思うかもしれないけど、そう、すべては神のまにまに。
RRRの大ヒットをきっかけにインド映画が国内でもさらに脚光を浴びるようになり、
これまで視聴困難だった作品も気軽に観られるようになったから、これからも様々な作品に出会いたい。
台詞なしで十分楽しめるアクション名シーン
ラージャマウリ監督の『バーフバリ』が2015年製作、こちらは2009年の作品だが、『バーフバリ』の成功に乗って2018年に日本でも公開されたらしい。
主演のラーム・チャランは、公開当時24歳、撮影時は22、23歳くらいなのかな。
前世シークエンスは全て面白かった。絢爛豪華な舞台や衣装も目を引くし、ストーリーも分かりやすく、アクションも素晴らしい。
やっぱり見せ場は「百人斬り」のシーン。この迫力と切なさが、作品冒頭のシーンに続くのだが、この一連の部分なら5点です(笑)何回も観たくなる。
チャランのアクションも素晴らしく、腰が据わっているというか、とにかく動きが美しい。彼は優れたダンサーでもあるので、やはり関係あるのだろうか。
余談だが、肉弾戦アクションで「本当は弱そう」に見えてしまう俳優さんがいることも否めない。
チャラン氏のアクションは、美しくて、説得力があって、飛び道具、台詞なしでもシーンが完成されるように思える。
転生後の現代は、コメディー調でエンタメ的にバランスを取っているのかもしれないけど、少し自分には冗長に感じた。バイクの大会シーンは要るのかな。当時の若きスター、ラーム・チャランを見せる為だけのよう。ダンスなど楽しめもするけど。
ダンスと言えば、チャラン氏の実父であり往年のスター、チランジーヴィ氏もゲスト出演。実の親子が絡む、ファンへのサービスシーンだ。バイクシーンの一部なのだが、度肝を抜かれ笑えるので必見。いや、インドの俳優さんはみんな踊れて凄いなぁ。
ただ知らない人が見たら、何なんだか意味不明だろう。
インド映画があまり好きではないという人がいる、その理由は、このような「身内ネタ」が多いことも一つだと思う。
ダンスが多用されるミュージカル仕立て、歌舞伎のような演出の独特の型など、それが良さでもあるけれど、観客が世界規模で集まるようになるにつれて、そのような部分は少なくなって行くのだろうと思う。『RRR』を観てそう思った。
上手く良さを残した楽しい映画を、今後も楽しみにしています。監督、俳優さん、スタッフの皆さんに感謝です。
ちなみに当作品の予算は、インド映画当時最大の約9億円とのこと。
13年後の『RRR』は約97億円。その差は、技術進歩の差と共に、歴然と画面に見られた。
プリンセス役のカージャル・アグルワールも良かった。
何だか長くなってしまいましたが感想です。
エンディングロール楽しい\(^o^)/
エンディングロール楽しい\(^o^)/
楽曲が好みかな。踊りも少し独特な印象で真似したい!CG技術は荒いけれどそれも取り入れたアクションは大胆で派手で楽しい。お話?まぁ、そんなものはどうでも良いのです。重厚なバーフバリよりは軽快で気軽に楽しめるんでは?
【バーフバリ伝説はここから始まった。400年の時を超えた輪廻転生の恋とアクションシーンに圧倒される】
バーフバリシリーズを大ヒットさせたS.S.ラージャマウリ監督の2009年作品。急遽、日本公開が決まり、鑑賞。
冒頭、1600年代、伝説的戦士”バァイラヴァ”が征服者、反逆者シェール・カーンの軍勢100人相手との死闘の果て、ミトラ姫を追って断崖絶壁(物凄い高度感)から身を投げる。
そのまま、バーフバリトーンで来るかと思いきや、場面は2000年、ハイダラバードに移り虚を突かれる。が、そこに出てくる若き男女は”バァイラヴァ”と”ミトラ姫”なのだが、現代の若者であるし、当然400年前の出来事は知る由もないのだが、二人の身体が触れた瞬間、前世の記憶が蘇り・・・
ここからがジェット・コースター・ムービーであった。
400年の時を越えて、現代パートと1600年代パートの役柄(当然、同一人物が演じている)との関係や後半、1600年代の因縁の伝説的戦士”バァイラヴァ”と征服者、反逆者シェール・カーンとの闘いのシーンは圧倒的な迫力であった。
<2018年9月1日 劇場にて鑑賞>
バーフバリよりマガディーラのが好きな自分にびっくり
バーフバリが面白かったので同じ監督のこちらも。さして期待してなかったけど、こっちのが好き。コメディ度が高くてすごく面白かった。ヒロインは美人可愛い、ヒーローはワイルド系セクシーイケメンでイケボ(cv鈴木達央)、ライバルもイケボ(cv伊藤健太郎)。あとEDが楽しい。
「バーフバリ」への道
「バーフバリ」より前の作品ですが
「バーフバリ」的なシーンが満載です。
みなさんが書かれている通り
細かいところの映像が雑だったりしますが
そこは「バーフバリ」同様、力技と言うか
大迫力で乗り切ってる感じです。
アクションものは好きだけど、最近のハリウッドものは
肉体感よりCG感が強すぎて冷めちゃう!とか
韓国映画の様にリアルに痛そうすぎて引いちゃう!言う方には
ジャッキーチェン的な肉体派痛快アクションとして
そこそこ楽しめると思います。
で、「バーフバリ」をトータル20回ぐらい観てきた
中途半端な「バーフバリ」好きとしては
う〜〜ん、正直ちょっとコミカルに振りすぎて
「バーフバリ」にあった、圧倒的な王様感はないですね。
もちろん王様の話ではなく、一勇者なのでそこは仕方ない。
でも「バーフバリ」より凄いな〜〜と思ったのは
古代のパートで真っ白な砂漠での馬での疾走シーン。
映像的にも美しいし、疾走感が気持ち良い〜〜。
そして砂漠の中の流砂(蟻地獄)にハマった愛馬を助ける
主人公の優しさは「バーフバリ」に通じる
本当に強い者は優しい〜〜
みたいな監督の哲学が感じられて良いシーンでした。
公開から随分経ってしまって劇場公開も終わってるかもですが
レンタルや配信はあると思うので
ぜひ参考にして観てください。
@もう一度観るなら?
「配信とかで、「バーフバリ」と同時に流して
比べながら観たい」
見終わった後にハッピーになれる
やっぱり映画って、見終わった後にハッピーな気分で帰れるかどうかだと思う。
だからこの映画、好き。
ミュージカルとかそういうのは普段見ないけど、バーフバリのおかげでこの映画も見られたし、劇中に歌や踊りがある楽しさに今更ながらに気が付けた☆
全身で感情を表現するっていうのかな
自分も踊りたくなるw
少し長い
バーフバリには及びませんが、2時間半飽きずに観ることが出来ましたので、なかなか良い作品だったと思います。ただ、前半のコメディータッチの部分を半分にして、全編2時間の映画であったら0.5点加点していたと思います。
バーフバリへ続く道
『バーフバリ』シリーズと同じ、S・S・ラージャマウリ監督作品。
バーフより前、2009年の作品ですが、バーフのヒット&人気から、日本での上映が実現したもの。
バーフの原点で原形がそこにありました。
悪役は「手に入らないものに貪欲、凄まじい執着」がエネルギーで、主人公は「愛する者を傷つけようとする者への怒り」がエネルギー。
対比の妙。
心の底から憎く思える悪役がいてこそ、正義の主人公が輝く。
外連味が少し足りなくて、『バーフバリ1 伝説誕生』とレベルは近い印象。
『バーフバリ2 王の凱旋』までのテンションはない。
空の飛び方などのCGシーンが、技術的に稚拙な時代の作品だったため、逆にそれを割り切ってギャグとして昇華してる感じで、ドラマ版『のだめカンタービレ』のミニチュアシーンを思い出してしまいました。
そういった様々なチャレンジが、『王の凱旋』につながっているかと思うと、感慨深い作品でした。
親方!空から髭野郎が!
「バーフバリ」を知らずに観た人・観る人は少数派だと思うので、それ前提で。
バーフバリでは非常に濃厚だったヒンドゥー要素(カースト思想)が、今作はかなり控え目。
あくまで現代の恋愛劇がメインである事もあり、非常に見やすい娯楽作となっている。
「髭野郎カッチョいい…///」と脳をカラにしながら楽しめます。
欲を言えば、オープニングみたいな楽しい舞踏王の姿がもっと見たかった。
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