凪待ちのレビュー・感想・評価
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今もまだ心に残っています。
日曜日に見てきましたが、今も心に残る素晴らしい作品でした。
白石監督の暴力的な映画は正直好きではありませんでしたが、
この映画は確かに暴力的なところはあるのですが、なぜか共感出来てしまう。
ポスターの香取慎吾を最初に見た時びっくりしました。
映画の中に香取慎吾は全くいなくて郁夫本人で、クズなんだけど、本当にどうしようもないクズなんだんだけど
なぜか そっと肩をぽん!と優しくたたいてあげたくなるような
そんな人でした。
きっと周りの人たちもそう思っているんだな・・・
と思いながら号泣
エンドロールの映像ではまた涙涙でした。
忘れかけていた東日本の震災をもう一度思い出しました。
久々にもう一度、見に行きたくなった映画でした。
ため息漏れるろくでなしっぷり
誰もがみな弱い心をもっている
慟哭
いい映画だった。
依存症はこわい、ってことがひしひしと伝わってくる。
それに、「心の傷」が重要なテーマ。
震災による喪失や、いじめ、田舎の排他性や偏見、大切な恋人が殺人事件の被害者になるなどの重い事柄が幾重にも積み重なって、深みを作っている。
香取慎吾の演じる主人公は、悲しみや苦しみから逃れるために、怒りで犯人探しに挑むのではなく、アルコールとギャンブルへの依存症が加速していくロクデナシであり、自覚しながら抜け出せず慟哭するその姿に妙にリアリティがあった。
怪我の表現以外はノーメイク、無精ひげという慎吾の顔が実にロクデナシにピッタリで、ジャニーズ時代では絶対にできなかった、役者としてのすごい引き出しを開けたと思う。
余談だが、リリー・フランキーの狂気に満ちた演技に、日本映画に欠かせない人になったなとしみじみしつつ、ピエール瀧の二の舞にならないようにしてねと、変な不安に駆られました。
みんな弱いから
愛と再生が描かれた胸に残る作品
凪待ち 観させて頂きました
優しさと愛に溢れた映画だと
私は思いました
自分を出演者の方の誰かに置き換えて
考えたりも出来る
私が最も感情移入してしまったのは
吉澤健さん演じる祖父の勝美さん
最愛の奥さんを奪った
海にさえ優しく全てに
全ての行動に愛を感じました
郁男はクソ野郎だけど
嫌いになれないし
突き放せないそれはやっぱり
本当の愛がある人だから
人を心から愛せる人だから
凪待ち は
人の優しさ
そばにいてくれる人達の
温かさを感じました
どんな状況でも
手を差し伸べてくれる人がいる
1人じゃないって思わせてくれる
何度も何度も絶望的になるけど
諦めようとするけど
人間は強い
立ち直れるって
そして
明日はまたいつもと同じ様に
やって来て
日常は始まって動いていくんだなと
スクリーンの中に
香取慎吾は
どこにもいませんでした
目の下のたるみにくま
無精髭の体臭まで臭って来そうな
ギャンブル狂いのしょうもない
だけど本当の愛がある
木野本郁男に
もうね何度も泣かされました
頭割れそうに痛いですw
あっノミ屋に殴り込んだ
郁男に
心の中で
もっとやれ全部ぶっ壊せ!!!!!!
とエールを送っていた私です。
エンドロールの海中
石巻市の再生復興へと向かう景色
色々と考えさせられました
心にズドンと落ちる
心にグサッと刺さる
心にグッと残る
素敵な作品を
ありがとうございました
白石和彌監督はじめ
出演者スタッフの皆様
本当に本当に
素晴らしかったです
この想い届いたら嬉しいな
長々とすみません
1人でも多くの人に
凪待ちを観て頂きたいです。
ザ白石映画
あの光り輝く場所だけが、世の中の全てじゃないみたいな作風好き。
白石映画の良さが存分に出てる映画。
でも香取慎吾の生来持ってる声色の優しさみたいなのに、何か救いがある気がして、バイオレンス苦手な人も見れると思う。
キャラ物が多かったけど苦手意識持たずに、この香取慎吾を見てほしい。あの全部わかってて全部諦めてるみたいな目が、本当たまらない。
そしてエンドロールまで必見。あれを見ると、被災地の失われた生活が垣間見れて、グッときた。
ただサスペンスとして見ると、ちょっと残念かな…人間ドラマとして見ると満点あげたい。
しかしポスターの文言もっと違うのにすれば良かったのに…あれは誰が殺したのが争点なのではなく、なにかを失った時に、どうそれに向き合っていくのか、がテーマだと思う。
これは郁男という男の喪失と再生という物語であり、またこの石巻に住む人々への再生へのエールだと思う。
キャストの熱演に感涙
監督と主演の化学反応 香取渾身の演技
日本人全てに観てほしい。
また観たい!
本当のクズ野郎は誰だ
まっすぐにしか生きられない
主人公の中にある嵐
物語の最初から、主人公は既に真っ当な人生のレールを外れ、ろくに仕事もせずにギャンブルに夢中になり、暴力衝動を抑えることができない、大事なものがかなりたくさん欠落した男として観客の前に登場する。 その理由として、これまでの人生や何故ギャンブル依存症になったのかなどという説明があるわけではない。初めて見た時は彼の行動が理解しきれないところもあり、なぜそんなことをしてしまうのかと半ば呆れるような気持ちで見た部分もあった。でも見終わった後ふと思った。彼だけでなく観客である我々も、いろいろな理由によって、もしくは何の理由もなく、もうすでにあらかじめさまざまなことが失われている存在なのだと。その理由を自ら説明、あるいは釈明、弁明しようと思えばできるかもしれない。しかしそうしたからといって失われたものが戻ってくることはない。そのような救いのない共通点を通して観客がこの主人公に心を寄せることができる、この物語の開始地点はそのような場所に設定されているのかもしれない。
主人公はつねに現実から逃げ続けている。本当は心が優しい面もあり、やる気になれば仕事ができないわけではないという部分もあるのだが、彼はいつもどこか上の空で、恋人や自分を気遣ってくれる人の思いと向き合うことを拒否する。自分の中にある嵐につねに翻弄され、他人に気持ちを振り向ける余裕がないようにも見える(同棲している恋人にすらも)。自分を表現することが不得手で人間関係がうまく築けず、感情のコントロールも上手くできない彼の人生は行き詰まってしまう。見ていて思わず、何故彼はこんなふうにしか生きられないのだろうと考えてしまう。これはすべて彼のせいなのだろうか。もちろん、20歳をとっくに過ぎた彼が自分の行いを誰のせいにすることもできない。でも、どうして彼がこんなふうにしか生きられないのか、どうしてこんなに歪んでしまわなければならないのか、いったい彼に何があったのだろうと思わず考えさせられる。きっといまの考え方ではすべてが「自己責任」とされるのだろう。でも、個人にすべての原因を帰してしまうことが本当に正当なのだろうか?と思わされてしまう。
自らの欠落を認識することは苦しい。でも直視せずに生きることも苦しい。失われたもの、癒えることのない傷、忘れることのできない苦しみ。自らの内にあるそれらを認めることからしか前に進むことができない地点があることをこの映画は示唆している。私はあのラストシーンから、彼=我々の苦しみが決して個人的なものではなく普遍的なものであるという救いのようなものを感じた。それと同時に、震災で大事な人やものを亡くした多くの人の苦しみも決して他人事ではなく、我々の苦しみとどこかで響きあうものなのだということも。
「誰が殺したのか?何のために殺したのか?」というサスペンス風のキャッチフレーズは物語とは一見そぐわないようにも思える。しかし考えてみれば、私たちの現実はそう問いたくなるような不条理な死に満ちている。震災での死者は膨大なため、ついつい「〇万人」という数字で処理してしまいそうになる。でも彼らは一人一人の人間であり、その死は決して数字だけで処理されるべきものではない。遺された者たちが、答えは決して返って来ないと分かっていながら「誰が?何のために?」と問わざるを得ないような、私たちの現実に起こる死と同じ死なのだ。
決して明るく楽しい映画ではない。でも見ている人間の心の暗く荒れ狂っている場所に救いの様な何かをもたらす作品だと思う。安易な救済の物語ではない。見ている方は、全編通じて主人公の激しい感情に翻弄され続ける。しかし見終わった後の心はどこか静かだ。彼の苦しみも私の苦しみもみんなの苦しみも、あの海に流れて少しでも消えればいい。そんなふうに願いたくなる。
寄り添って生きること
ギャンブル依存や、DVなど様々な問題が背景として語られるが、物語を観終わって感じたのは、人は寄り添って生き、困難を乗り越えようとするということ。
一見、再生のストーリーのようにも思えるが、自分が一人になってしまった時、或いは、友人・知人が一人になってしまった時に抱えてしまう問題が対照的に語られることも、そんな風に思わせる。
そして、口幅ったい言い方かもしれないが、それが、被災地で復興を目標に、或いは、日々をなんとか生き抜こうとしている人たちに対するオマージュなのではないかと考えさせられる。
津波は何もかも呑み込んだが、こうした人たちの気持ちまでは呑み込むことは出来なかった。
明るさを抑えた映像表現だが、なにかしっかりした足取りを感じさせるように思った。
2019-63
徹底してクズだった。
ほんとに「らいおんハート」歌ってた香取くん?
そういえば香取くんの演技を、今さらながらしっかり見たことがなかったのですが、
そこにいたのは間違いなく役者・香取慎吾でした。
クズ中のクズというレビューを読んでいたので、序盤は正直そこまででは?と思っていたら...。
中盤から、怒涛にクズだった。
さすがにそれは😟と思うことを、悉くやっていく。
自分でも止められないギャンブル依存症、心に広がる闇、その苦しさを全身で表現していた。
観てるこっちも、しかめっ面と困り顔を繰り返すので、眉間とおでこが疲れました(笑)
おじいちゃんがいたたまれんもん。
リリーさん、吉澤さんもさることながら、音尾さんのJenniferですら訛る演技はさすがと思いました。
キャッチコピーがサスペンスを匂わせていますが、実際はクズ男のドラマです。
そこを期待して観るとちょっと消化不良。
明かされない部分もあります。
真実はいつも一つ!で育ってきたので、気になっちゃう性分ですが、
役者陣の演技合戦が濃厚だったので、『三番目の殺人』のように、答えが出ない映画だったけど受けるものはたくさんありました。
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