すべての終わりのレビュー・感想・評価

義理の親父とロードムービー
テンポが良いロードムービー
締めくくる所だけが矛盾する
でも、見てて飽きなかった。

終盤までは落とし所どうすんのこれ？で、それなりでしたが、イエローストーンなのかなんなのか分からないまま尻すぼみで落とし所無しなまま終わります。
見るのは時間の無駄です。

　苦労してたどり着いたシアトルがキエフのようになっている。結局のところなぜそのような惨事に陥っているのかはっきりしない。主人公のキャラが薄い。

　キャデラックでずっと移動しているのだけど、燃費がそうとう悪いはずなので、何千キロも移動するならエコカーがいい。特にガソリンの入手が大変な状況なのでなおさらだ。かといって、軽自動車では敵の車に追い回されたり体当たりされたら一溜りもない。三菱のハイブリッドのSUV、アウトランダーあたりがいいと思う。車内泊も快適そうだ。

車の修理要員として加わったリッキーが自責の念に駆られもう旅を続けられないと途中で仲間を抜け、そのまま最後まで出てこず。
主人公達の心に何一つ響かせれるものは無く、そして追いかけられる事もなく消えてしまった…ナンダソレ

あとは義理実家へ結婚の懇願
普通は夫婦揃って行くんじゃないのかー！妊娠前期だし元気そうだし何故行かなかったんだ…

ラストは煙から逃げ切って終わったけど天変地異の謎も分からず、題名から考えてダメだったのか？
ありきたりなストーリーで終始モヤモヤが残った。

天変地異が起きている理由は分からないまま終了。主人公たちの逃避行も継続したまま。何ひとつ決着を見ないが、尻切れとんぼな感じはあまりしなかった。ほとんどのシーンが車での長距離大移動と、その道中で主人公たちに襲いかかる数々の試練。意外と地味だが最後まで飽きさせない。

何の変哲もないディザスター映画。世の中が無秩序になれば必ず現れる暴徒とマシンガン。ハルマゲドンのように何年かに一本の原爆を使わなければ、救えない地球アドベンチャー映画とは、異なり、この手の映画は、作られすぎて見飽きた感がありあり、もううんざりでストーリーも投げやりで終わる。これを金を払ってみるのは、役者のファンしかいないかも。
アカデミー賞俳優のフォレスト・ウィテカーはいつもの通りの片目半開きの演技をしています。