劇場版 美少女戦士セーラームーンEternal 前編のレビュー・感想・評価
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スーパーセーラームーンがスーパーじゃない件
セーラームーンは未視聴だが話はなんとなく知っているので、多分行けるだろうと思って見たが戸惑いを隠せなかった。
これは事前情報の取得を怠ったからで、テレビアニメのリメイクではなく、原作漫画準拠の「美少女戦士セーラームーンCrystal」の続編で、第四部の映像化だったんですね。
キャラデザがテレビ版に変わっていたので気づかなかった。
でも、キャラデザを原作準拠からテレビ版初期キャラデザ担当に戻したのは好判断だたっと思う。
スーパーセーラームーンに覚醒したのに弱かったのは、前シリーズで既に覚醒済みだったからか。
ただ、変身シーンは従来からの踏襲もあるだろうが、今時の魔法少女の変身シーンに慣れている
と貧弱極まりない印象。懐かしくも新しい演出が必要だったのでは?
後、映画2本にまとめるために話を色々とカットしているようだが、再構成の仕方を間違ってると
感じた。個々に1:1の戦いを続けるのではなく、攻め込んだものの分断され1:1の戦いに持ち込
まれたとした方がより自然な展開に、より劇場版らしく派手な展開にもっていけたのではなかろ
うか?
食わず嫌いでした。
子供の頃にずっと見ていたセーラームーン。
大人になってから原作を集め、こんな話だったのか、と驚いた覚えがあります。タキシード・ラ・スモーキング・ボンバー…??となってました。(※ちゃんと原作も好きです)
子供の頃に見たアニメが私の中で最上過ぎて、セーラームーンリメイクは嬉しいと思いつつ、(仕方がないとは十分理解した上で)声優が変わることが腑に落ちなくてCrystalは見れませんでした。
ただ、今回は映画だしな…と重い腰上げて前後編一気に観てきました。
・良かった点
食わず嫌いはダメですね、思ったより声優さんに違和感はありませんでした。一番はやっぱり旧アニメですけども。
作画がとても良かった。戦士の変身バンクも旧アニメを踏襲してて嬉しかったです。
・残念だった点
作画は綺麗、なんですけども旧アニメみたいな色っぽさがあまり感じられなかった。
シリーズを前後編に収めるために仕方ないのですが、似た話が淡々と続くなぁとちょっと物足りなく感じてしまいました。
あと、何故ジュピター掘り下げの時だけ衣服脱いで布一枚なんや…と冷静に観てしまってました。
原作のままで良いだが…
原作の見たかったあのシーンがアニメになり、スクリーンで見れるのは、ある意味子供の頃の夢が叶ったので満足だったが、
映画としてちょっと創意工夫の足りなさが否めない一作だった。
原作のストリートはどちらかと言うとアニメシリーズ向きな構成だったので、
そのまま映画にしてさらに前後に無理やりバラすと、前編には起承転結がまったく、
淡々と終わってしまった。脚本家の力のなさなのか、手抜きなのか本当に残念。
俺はどちらかというと原作派なので、仮にストリート構成が原作のままでも、
美奈子のパートの演出に少し工夫すれば、いいクライマックスになれたのにと、
愚痴いいたくなる。あのパートは、アルテミスの最も格好いい瞬間だし、
コードネームセーラーVを見たことのある人なら、誰しもアルテミスと美奈の絆に感動だろうから、ある意味そこで切るなら、いいクライマックス作れるチャンスなのに残念。
1番嫌なのは、
せっかくシリーズ史上最高レベルの月色chainon もあんな使い方ないだろうと思うぐらい、演出の下手さで泣きたい。
ちゃんとすれば、ムーンリベンジに匹敵するほどの、歴史に残る名シーン作れるところだったのに、本当に下手!
もう完パケしたから後編には改善は期待はしないけど、
せっかくコロナで延期しまくったし、もうちゃんと心込めてつくっておくれ!って、
叫びたい。
とても良かった^_^
子供の頃からセラムンのアニメが大好きでした。クリスタルも無印から全部観ていたので今回の映画はすんなりと受け入れられました。
大きなスクリーンで攻撃や変身を観られてとても感動して涙が出ました。うさぎちゃんのまもちゃんを思う一途さにも涙が出ました。
作画も美しいし、アマゾントリオはじめ他のキャラクターも雰囲気をなんとなく似せていて嬉しかったです。今回原作は過去に読んだことはありますが、あえて読み返さず映画を観たので色々なことが新鮮でとても楽しめました。外部戦士が大好きなので時々出てきてくれて興奮しました。エンドロール後も後半の予告もあって気分が盛り上がりました。
個人的には昔の攻撃や変身が観たければ昔のアニメを観ればいいと思っているので、変身や攻撃が違うのはあまり気になりませんでした。昔の攻撃や変身の曲は本当に耳に残る名曲が多くて素晴らしいものばかりでしたが、作曲家さんも亡くなられていますし、旧作と全部おんなじようにするのはなかなか難しいことだと思います。
マーキュリーの攻撃の効果音がクリスタルの時と同じなのは嬉しかったです。
今回は年中の娘と一緒に見に行きましたが娘も吐血のシーン以外は楽しんでました。また観に行きたいと言っていました。
後半も娘と絶対みにいきます。
コロナ禍で観客動員数が伸び悩んでいるかもしれませんが、このクオリティで是非原作第五期の映像がみたいです。第五期は戦士たちの運命が過酷すぎるので娘は連れて行けるかわかりませんが、もし映画があるならぜひ観にいきたいと思います。
シリーズ初見の方にはおすすめしません
昨年春のシリーズ一挙配信からセーラームーンにハマり、旧作無印~スターズ、原作全巻を見てから行きました。(Crystal1~3期は未見)
良かった点
・芸能人除く声優の演技。特にうさぎ以外の内部戦士は旧作の雰囲気を引き継いでおり違和感なく見れる。うさぎは声を張るシーンではキツい所もあるが及第点。アマゾントリオも実力派中堅声優で固めていてよかった。
・キャラクターデザインに旧アニメシリーズの初代担当只野氏を起用しており、無印~Rの頃のかわいらしいデザインを現代らしくスタイリッシュにバージョンアップした物になっている。
悪かった点
・脚本がほぼ原作のコピペ。前編は原作でも1話完結のエピソードが多いのでテレビアニメを数話連続で観ている印象。展開も「仲間の1人が悩む→敵に襲われる→自分の潜在意識や相棒からパワーを貰い覚醒して撃退」の繰り返しなのでかなりダレてくる。
・またちょこちょこカットしている部分もあるので、さっきまでいたキャラがいきなり消えたりキャラクターの行動と意思が噛み合ってないように感じる場面も。
・漫画では許される長い説明セリフを切るために他のキャラが「○○?」とおうむ返しを繰り返す場面もあり脚本が下手。
・これまでのあらすじやキャラクター紹介のパートが一切なく、特に序盤は展開が速いため初見だとかなり理解しづらい。
・一番のキモである変身シーンが旧作の劣化コピー。旧作では素晴らしかった音楽も今作では印象に残らない。
・数少ない改変であるホークスアイの最後のセリフも、何の意図があって入れたのか不明。人間味が出た事で後味が悪くなっただけでは?後編に伏線として生きてくると思いたいですが、原作の内容だとこれ以降ジュピターに活躍シーンはありません。
・エンディング曲として旧シリーズSSの「私たちになりたくて」が流れるがスタッフロールの2曲目という中途半端さ。劇中の盛り上がる場面で聴きたかった。
コンビニにゲームにグッズにとコラボ三昧な当作品ですが、監督はじめとするスタッフは「ノルマ消化」として作っているような印象を受けます。
原作ファン向けのOVAであればこの内容でも問題ないですが、宣伝で旧Sシリーズのオープニングの一場面やムーンライト伝説を使っていかにも「旧アニメシリーズのリメイクですよ」な雰囲気を出しておいてこの内容では詐欺と言われても仕方ないのでは?
私は鑑賞前にCrystalシリーズの評判やこの映画がCrystalの続編である事を理解してから行きましたが、さすがにエピソードの順を入れ替えるなり同時進行にするなりアレンジを加えてくるので印象が変わるかもしれないと期待していたのでかなりがっかりしました。
後編も観に行く予定ですが、かなりハードルを下げてから行きます。
原作ファンにはたまらない
原作と旧アニメファンです。(crystal未履修)セーラームーン放映時は生まれてすらいませんでしたが、そんな私でも劇場でセーラームーンが観れて幸せに浸った80分でした笑
まず、テンポが速いとのコメが非常に目立ちますが、元々原作も駆け足気味なので(旧アニメは超ゆっくりだったから余計早く思えるのかな)、漫画を忠実に映画にしたらそりゃそうなるわなと納得して観てました。
原作予習して観に行きましたが、内容がほんとに原作そのまま。アニメSsにない、私の好きな万華鏡のくだりが映画ではあって感動しました...!ちびうさとエリオスのキスシーン、アルテミスが美奈子ちゃんを助けるシーンにも、胸打たれました。
声優さんは、どうしても旧作の方々と比べられがちになってしまいますが、良かったと思います。まもちゃんがイケメンに、ちびうさが可愛く子供らしくなったように感じました。
でも、亜美ちゃんレイちゃん美奈子ちゃんの声は、映像がなければ識別が難しいような...?
総合的に、原作ファンとしては観てよかったです、後編もちろん行きます。
とにかく時間がなくて急ぎ足
原作はちゃんと読んでませんがセーラームーンのアニメを見て好きになったので、映画は絶対見ようと思ってチェックしていました。
アニメでいうSuperSの映画化ということで主人公はどちらかというとちびうさですね。
個人的にはRとSが好きなのでそっちを映画にして欲しかった!というのが本音です。
前編は内部戦士にスポットが当てられてて、それぞれの戦士に見せ場があるのがとても嬉しかったです。
変身シーンや必殺技のデザインがとても綺麗。
みんな新しい技を覚えると前の技を使わないのでいろんな技を使ってほしかったなと思います。
特にムーンとちびムーンは3回くらい同じ技使ってて笑ってしまいました。
ヴィーナスちゃんは技名は言ってなかったけどチェーン使ってましたね!
敵はアマゾントリオがテキトーに扱われてて少しショックでした。アニメ版ではすごい泣けたのに…!
まぁ時間がないのでしょうがないですが、どちらかというとカルテットの女の子たちよりもトリオのほうが人間味あって好きなのでその3人をもう少し目立たせて欲しかったです。
とにかく後編に期待です。
外部戦士が後編に出るから伏線を張りたいのか、意味なく前編にも外部戦士の思い出みたいなのがちょいちょい出てきて、そこは外部戦士出さずに頑張ろうよって思いました。
今回の映画はセーラームーンをよく知らず初めて見るという人には向いてないと思います。
いきなりちびうさが帰ろうとするところからスタートするので、話を知らないとわけわからないと思います。
まぁこの映画を見る人は当時のセラムンファンが大半だと思うので大丈夫だと思いますが。
25年ぶりの新作の割には今ひとつ
私は原作、旧アニメ作品どちらも好きなので、今回の映画化はとても嬉しかったし期待していました。
見た方の感想を色んなところで拝読し、喜んでらっしゃる方が多いのも嬉しく思っています。
しかし反面、もっとクオリティを上げることが出来たはず、、と思ってしまいました。
25年ぶりの、しかも映画です。鑑賞料も決して安くありません。
原作第4部は長いので前後編に分けても展開が駆け足になるのは仕方がないし、ポイントは押さえていたと思います。
ですが、肝心のアニメーションのクオリティが
25年前のTVシリーズそして映画作品に負けてると率直に感じる出来栄えでした。
作画崩壊で評判のクリスタルシリーズが第3部、デスバスターズ編からクオリティが格段に上がったので今回の映画は期待してたのですが、、。
上映より先に公開されたムーン、ちびムーンのダブル変身を見た時には、これは仮のものであって本上映では差し替えてあるはず、、と淡い期待をしましたがそのままでしたね、、。
変身シーンはセーラームーンの重要な見せ場です。過去作を踏襲してるのに細かな作画がとても雑で動きも減り躍動感がありません。過去作を超えてやろうという意気込み、気迫が伝わってこず、表面を浅く真似ただけに留まってます。
映画全般的にアニメーションとしてもっと生き生きと動いて欲しかったし、観客の心を掴む演出が出来たはずです。
セーラームーンは世界中に熱烈なファンを抱える作品の1つです。
東映アニメーションとスタジオディーンには、もっと胸を張って映画を勧められるような作品に仕上げて欲しかったと強く言いたいと思います。
良くも悪くも綺麗にまとまっている感じ。
顔のアップはどのキャラもとても綺麗で、特にセーラー戦士達は瞳もキラキラしていて、見惚れてしまいます。ただ終盤で作画が崩れ気味になってしまったのが残念。コロナで延期になった間に少しリタッチしていて欲しかったです。
またアニメとして動きが少なく、静止画、モノローグが多いので躍動感に欠ける感じはあります。(4戦士の変身、必殺技はかなり動きますが)
Crystalの三部の方が動きが多くてアクション性が高かったかも。
後原作やCrystal観ていないと、話についていけないのでは無いのかなー、と思ったり。
完全新作のオリジナルストーリーという訳ではないので、ある程度ストーリーやキャラクターについて予習は必要な感じはしました。
後編は外部4戦士も参戦するので、もっとスクリーンで動いて欲しいなーと思います。
ダイジェスト?
セーラームーンはそんなに知りませんが
前編ということでそんなら観ておこうと観賞
ちゃんと設定がギリシャ神話がベースになってたり
麻布十番が舞台だったとは知りませんで
映画を見ていくと
ストーリーは何かTVシリーズのダイジェスト版
なのかなと思うほど駆け足で落ち着きがなかった
のは気になりましたが作画が非常に良いと思いました
昨日見た銀魂が結構怪しかっただけに・・
初作から続投している三石琴乃さんはすごいなと
改めて思いました
全然最初のころと印象が変わりませんでした
前編と銘打っているとはいえものすごく途中で
終わってしまう感じなので全体の評価は
まだ出来ないでしょうが
クオリティはしっかりしてますので
楽しめるんじゃないでしょうか
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