「月の光に導かれ 美少女戦士たちが帰ってきた」劇場版 美少女戦士セーラームーンEternal 前編 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
月の光に導かれ 美少女戦士たちが帰ってきた
『プリキュア』など現在の戦うヒロイン・アニメの先駆け。
国内のみならず、海外でも今尚絶大な人気を誇る美少女戦士たち。
誰もが知っている名台詞と共に帰ってきた。
月に代わっておしおきよ!
『セーラームーン』のTVアニメ放送が始まったのが90年代だったので、ドンピシャ世代。
実は、第1シリーズはちょっとは見ていた。男の私でも結構面白かった記憶がある。その後のシリーズは見てないが。
最近も新たに『Crystal』ってのがあるらしいが、映画は25年ぶり。本作は原作コミックの第4期『デッド・ムーン編』の映画化。2部作の前編。
うさぎたちは高校生に。(一応見てたので、他のキャラ名や性格も把握)
ちびうさも30世紀に帰る時が。(ちびうさの設定もギリ知っていた)
今世紀最大の皆既日食に沸く中…
うさぎとちびうさの前に、ゴールデンクリスタルの封印を解く“乙女”を探すペガサス、エリオスが現れ、助けを求める。自分を呼び、必要としてくれるエリオスに淡い恋心を抱くちびうさ…。
同じ頃、謎のデッド・ムーンサーカスが来襲。表向きは華やかなサーカスを開くその目的は…?
この前編だけでは評価しづらいのが本音。
『セーラームーン』初心者の為の入門編、これから始まる物語への説明&前振りといった感じ。
敵は、地球と月、宇宙の征服をも目論む闇の王国の女王ネヘレニア。霊魂導士ジルコニアとその配下の4人のアマゾネス・カルテットを率いる。
話自体は至って単純な勧善懲悪。が、時々名称が複雑でこんがらがる。
謎の病に侵される衛。自分がうさぎの邪魔になっていないかと悩む。
そんな衛を心配するうさぎ。
運命の恋人で、プリンセス&プリンスなのに、ドストレートで少女漫画だから見ていてこっ恥ずかしい。
まだちびうさの初恋物語の方がピュア。
うさぎ以外のセーラー4戦士にもちゃんとピックアップされていたのが良かったね。
亜美=マーキュリー。戦士たちのブレーン。
レイ=マーズ。神秘的な巫女少女。
まこと=ジュピター。パワー戦士である一方、乙女な面も。
美奈子=ヴィーナス。戦士たちのリーダー。
個人的に好きなのが、美奈子。リーダーなのでしっかり者と思いきや、結構お間抜けさん…。コケコッコー! アイドル目指してるだけあって可愛さもスタイルも5人の中では一番。
4人にアマゾネス・カルテットの魔の手が迫り、立ち向かう見せ場がそれぞれ設けられている。
作画の美しさは現代ならではのレベルアップ。
普段はキャピキャピしているが、彼女たちは戦士。いざ戦いが始まると、躍動感あり。
アマゾネス・カルテットとの戦いに劣勢のセーラー4戦士。
うさぎは…? ちびうさは…?
果たして、ネヘレニアの脅威からこの地球(くに)を護れるのだろうか…!?
それにしても…
ちゃんと理由あって戦線離脱してる衛だけど…
昔から思ってたけど、タキシード仮面って、ほとんど役に立ってないよね…(^^;