「CM設定を飛び出したファンタジーバスケ映画」アンクル・ドリュー regencyさんの映画レビュー(感想・評価)
CM設定を飛び出したファンタジーバスケ映画
元々のアイデアが、NBA選手に老人メイクをするという“出オチ”なため、ストーリーもかなりファンタジー要素が高い。
系統で言えばディズニーのティーン向けTV映画のような分かりやすい作りなので、細かいツッコミは野暮というもの。
とりとめのないギャグや、新旧のNBA選手が続々披露するプレイを堪能するのに終始した方が良し。
バスケ映画といえば、マイケル・ジョーダン主演のアニメ『スペース・ジャム』や、ウィル・フェレル主演のバカコメディ『俺たちダンクシューター』、あと“説教番長”サミュエル・L・ジャクソンが熱血教師を演じた『コーチ・カーター』ぐらいしか思いつかないが、本作はそうしたバスケ映画の代表作に入れてもいいと思う。
ただ、主人公がジョーダンのファンだったという設定にしたのなら、ジョーダン本人にもゲスト出演してもらえばよかったのに…とは思うが。
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