ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのレビュー・感想・評価
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あの事件は知っておいてな
タラ映画は長い。161分。それもなんてことのない日常描写とか長い会話だったり。だがそれが不思議なグルーヴを産み、奇妙な映画体験となる。今作もそう。
舞台となった時代へのQ監督からの愛。車のやや後ろの今はほとんど見ないアングルから映されるハリウッドと流れるロック。西部劇・TVショウ・イタリア映画etc…。
ディカプとブラピへの深い愛もビンビンに感じたな。
ラストについては言わぬが花ってことで(最高)
ジワジワ系タランティーノの最高峰。(一見さんにはお勧めはしにくいよ)
刺激が足らない。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』字幕版
*主演*
レオナルド・デカプリオ
ブラッド・ピット
*感想*
タランティーノ作品を見るのは久々で、さらにレオナルド・デカプリオとブラッド・ピットが競演するというので、公開までワクワクしてました。
僕はまだ若いので、昔のハリウッドの世界観についてこれなくて苦戦しましたが、当時のTVや西部劇などの映像がとてもリアルに思えましたし、作り方が上手いなって思いました。
落ち目な俳優リックとリックを支える相棒でもあるスタントマンのクリフが苦楽を共に過ごすのですが、全体的にダラダラ感があって、何度も眠たくなりました。(笑)
タランティーノだからなんかこう~刺激的な演出がたくさんあるのかなって思ってましたが、非常に少なかったのが残念。ラスト13分のシーンは思わず苦笑いしてしまいましたね。。(^^;
刺激的な演出やマーゴットロビーともっと絡んで欲しかったな。長い割にはイマイチでした。
でも、昔のハリウッドは文句なしです。タイムスリップしたかのような感じ。
総じて、内容的にはイマイチでした。ラスト以外は、タランティーノ監督らしくないかな、、
刺激が欲しかった~~ 残念!
タランティーノ監督はクセになる⁉️
『○○○○はくせになる』
『○○○○にご用心』
『○○○○は難しい』
パルプフィクションだろうが、ジャンゴだろうが、一度味わってしまうとクセになるのが、タランティーノ監督だと思います。
数年に一度の書き下ろし長篇の新作を心待ちに、発売日が発表されると居ても立っても居られなくて、発売日の朝は出勤前に開いているターミナル駅の書店に寄ってしまう。村上春樹さんの小説はいつもそんな風に手にして、読み始めた途端グイグイと物語の中に引き込まれていく。だけど何年も待ってたのに早く読み終わってしまうのがもどかしくて、後半は次の週末まで我慢する。
タランティーノ監督作品への想いも、限りなくそれに近いものがあります。冒頭の『 』は文芸評論家などによる村上春樹さんの評論本のタイトルですが、○○○○の中にタランティーノ監督の名前を入れてもそのまま通用するほど、どちらも中毒性は強力です。
というわけで、私の場合、リアルタイムで新作を味わえるそのことだけで、ほぼ無条件に肯定的に受け入れてしまいます。
これまでの作品同様、本作も優に2時間を超える長尺ですが、長篇小説と同じで、背景や人物イメージを我々受け手側に伝えるのに効果的なシーンしかありません。しかも説明的な場合も緊張感やユーモアが散りばめられていて面白いのだから堪らないですね。天才子役の女の子との会話のシーンも全体の中では僅かな時間なのに、描かれていることの滋味を思い出すだけで泣けてきます。ディカプリオ絡みのシーンを集めれば、劇中劇だけで映画1本味わった気になれるほどです。
ところで、タランティーノ監督の多才、多趣味、オタク振りは色々と語られているようですが、『薄汚れた足の裏』フェチってありましたっけ?
とっても楽しい
ブラッド・ピットの友達ぶりがファンタジーの域ですごい。普通ならひがむだろうし、扱いもそれほどよくない。一緒にイタリアに行ってもディカプリオはファーストクラスで、ブラピはエコノミーだ。ブラピの立場なら、ディカプリオの愚痴なんてちゃんちゃらおかしくて聴いていられないのではないだろうか。にも拘わらず、励ましてあげていて、なんて都合のいい友達だ。
ブルース・リーが嫌なやつで、しかしあんな感じであったような気もする。
シャロン・テートの見ていた映画を見てみたい。
ヒッピーに対する憧れがあったのだけど、自分にはあのような集団生活は絶対に無理だし、仲間外れにされてしまうと思う。
ブラピがラリっていながらもマンソンファミリーを撃退する場面が面白い。鬼のように強くて、容赦なく殺すつもりで戦っていて、イタリア人の嫁がぴょんと跳ねるのも面白かった。
いろいろ楽しめた映画だった。
「ワンス・アポン・ア・タイム」というタイトルだけに、少し昔が舞台で、更に昔を振り返る場面がたくさんあった。レオ様とブラピのファンとしては同じ映画の中で二人を観れることがとてもうれしい。それだけでも観る価値がある。とても長い映画だけれど、リック(レオ)とクリフ(ブラピ)のよい関係が映画の進む流れに沿って、徐々に描かれていくことや、ほんの少しの格闘シーン、ほんの少しの笑えるシーン等々、いろんな要素が詰まっていて飽きずに観ていられた。レオ様はかつての人気俳優から少し落ち目になった俳優役で、泣かせるシーンがいくつかあった。女の子とのシーンが良かった。ブラピはスタントマン役だけれど、スタントをしているシーンはほぼなくて、謎が多く、かっこよさを全面に出していない役。でもかっこよさを隠しきれていない。ずっと平和な流れだけれど、最後はちょっとびっくりな流れに変わる。なかなかいい映画と思いました。
最高のタランティーノ作
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」のジャパンプレミアに参加
2019年8月26日
1969年ハリウッドが永遠に変わった年。
あの頃のハリウッドが目の前に...
渦巻く陰謀と運命がゆっくりと絡み合う...
カルト集団マンソンファミリーが起こしたシャロンテート殺人事件を軸に描き笑いに溢れ興奮止まらない
タランティーノ作品の中で最も印象強い物語...
全てのシーン、全てのショットに監督の天才を感じ、古き良きハリウッドに、ハリウッド映画愛の詰まった知ってれば知ってるほど面白い最高映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
タランティーノ監督らしさ全開で歴代作品の集大成とも言える今作本当に最高!
レオナルドディカプリオ、ブラッドピットの熱演はこの映画をより素晴らしくより特別なものに!
8月30日公開!!!!!
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My hands are registered as lethal weapons!
映画の主人公の両バディには共に実際にいた。ハリウッドを代表する60年代から活躍していた映画俳優とスタントダブルがモチーフになっていると..........。その1人は
映画の主人公であるリック・ダルトン。彼の周りの映画界・テレビ界を含めて西部劇全体が下火になった時、リック・ダントンは次の役作りをどうするか模索している。スタジオの送り迎えからダントンの小言の付き合いまで、いやな顔など見せずに付き合っている友人で、リックが格下のスパゲッティ・ウエスタンに行こうか迷っているところをブラット・ピット演じるクリス・ブーフが、リックの自尊心を傷つけることなくアドバイスを的確に示す。
2人の背景には、60年代を代表するようなアイテムが数多く登場する。車で言えば、リックの愛車・1966年製 " Cadillac Coupe DeVille" であったり、poor-man's Porscheと称された大衆車 "Volkswagen Karmann Ghia Convertible Typ 14" があり、もちろんいくつもの名車がハリウッドらしくさりげなく登場している 。後にこのリックのキャデラックが、ある事件にかかわってくる。
クリスのトレーラーハウスでは、映画「ジョンウィック」にも登場した忠義心の塊のアメリカン・ピット・ブル・テリア、壁には「ハニーにおまかせ(1965)」や初期のSci-Fi映画の金字塔「禁断の惑星(1956)」にご出演のアン・フランシスのポスターも貼ってある。そしてテレビでは、イベット・ミミュー出演の映画「Three in the Attic (1968)」なんてのも映し出されている。イベット・ミミューといえば1960年制作の「タイムマシーン」を思い出され、Sci-Fi映画の父と原作がSci-Fi小説の父が作った映画なので面白くないわけがなくフリーメーソンのメンバーとされる方が、その小説「宇宙戦争」の序文にイギリス人の凄惨かつ残忍性を自国の人なのに述べている。
リックは、有名スターなのに、お酒浸りで、車を運転することもままならず、やっともらえた代役なのにうまくいかず、テイクをやり直し、そのやり場のない怒りからか感情失禁までしてしまう。やっと監督からお褒めの言葉をもらいホットしていると、共演の8歳のルディー・フレイザーが耳元で「私の人生であなた最高だったわ!」なんて言われて涙ぐむリック。..................................................デカプリオ最高!
エンタメの業界紙"Variety"の見出し記事"‘Once Upon a Time in Hollywood’ Actress Julia Butters on Working With Leonardo DiCaprio, Brad Pitt"によると彼女の行く末が恐ろしく感じるほど名女優の一歩を踏み出している。
クリスが、あたかもナタリー・ウッドの死を思い出させるように彼が妻殺しといういわれのないデマのおかげでスタントの仕事にありつけない彼のためにリックはスタントコーディネーターに頼んで役を見つけようとするが、TV番組「グリーン・ホーネット(1966)」の出来事として........
ブルース・リー: My hands are registered as lethal weapons.
We get into a fight, I accidentally kill you... I go to jail.
それを聞いたクリスが苦笑いをしているとブルース・リーがおかんむり?
クリス: Anybody accidentally kills anybody in a fight,
they go to jail. It's called manslaughter.
なんて返すものだからファイトシーンのリハーサルと称して格闘が始まるや........!? これは観てのお楽しみ。 その仲裁に入ったのがニュージーランド出身の「キルビル(2003)」でスタントダブルをしていたゾーイ・ベル。しかし、ブルース・リー役のマイク・モーさん、顎を上げてしゃべる仕草や手振り身振りがクリソツ。
映画の中で、登場し、西部劇で利用された牧場主のジョージ・スパーン。彼の性的なお相手とされる、この方も実在の人物であまり日本では知られていないのにもかかわらず "Manson Family" の中でもとびぬけた有名人、 リネット・フロム。通称:スキーキー。彼女を演じたのが、クリンゴン語??を操るダコタ・ファニング。
アドリブ満載のレオナルド・ディカプリオと55歳にしてこの完成された肉体美を持ち何十メートル先からでも男の色気がムンムン感じるブラッド・ピット。2人の競演を少し最初違和感があったのが映画を観ていくうちにそんなことはどうでもよく、とっくに忘れていた自分がいる。
個人的には、2人の俳優の物語が、メインと思いきや実のところシャロン・テートの今まで知られていなかった人物像や彼女の1面を監督は描きたかったかもしれない。なぜなら、例えば、その優しさ。ヒッチハイクの女性を何も言わずに乗せる(ニューシネマ代表する映画の1つ"The Strawberry Statement(1970)"の主題歌:バフィ・セント=マリーが歌う"The Circle Game")ところや次郎長の命で四国讃岐の金毘羅宮に刀を納めに代参した石松を描いた映画「石松三十石舟」の名シーンを彷彿とし、映画館では自分の出ている場面を観客がどう思うかをあたりを見渡すあたりオチャメななシーンも出てくる。実のところ、8か月の子供を宿していた時に惨殺された彼女にもかかわらず、あまり同情する声が聞こえてこない。むしろ批判めいた言葉もある。それもそのはずでマスコミが面白おかしく、この事件を取り上げ、連日のようにドンちゃん騒ぎをしている報いともとれる報道をしていることによるところが大きいと個人的には思っている。160年続く新聞紙のウェブサイト"The Telegraph" に妹のデボラ・テートさんがコメントを載せている。その題名が "Sharon Tate's sister on Tarantino's new film and why she still lives in fear of Manson's disciples" というのもシャロン・テート事件の実行犯の1人レスリー・ヴァン・ホーテンが仮釈放の申請をしていることがあげられる。ホーテンは、獄中でありながら学士号や博士号を取得された方でなおかつ囚人仲間からは慕われる存在になっている。女囚としては現在50周年を迎えアメリカでは女子として最長という事は世界最長であることから個人的には、他人事なので彼女を許してもいいのではないか? なんて無責任な発言も現れる。それとシャロン・テートの夫のロマン・ポランスキーという人物が "Pedophilia" 的な側面も大きく影響していると思われる。(アメリカに帰れば即、逮捕)
ラストのシーン。 はじめ何を描きたかったのかわからい自分がいるし、シャロン・テート事件といえば、先人が描いているギミックを使ったゴア表現のオンパレード的な描き方をするものだと思うのだが、失礼な話、蒙昧な自分にとっては、この監督の映画はただのバイオレンス映画「キル・ビル(2003)」以外記憶にない..........
それとは別に、以前観た「Charlie Says(2018)」でも見られるようにマンソンが誤認殺人と一般に言われるものではなく、その彼の人間としての姑息性から、つまり自分よりも巨大な存在に対する畏怖の念があることをマンソンがシャロン・テート邸に下見をしたシーンがわかるものとなる。
米国の時事問題、政治、および文化を網羅するオンラインマガジン。反対意見を採用し、「スレートピッチ」という用語を生み出したことが知られており、そして時には批判されている。自由主義を象徴するオンラインマガジン、Slate
"Once Upon a Time in Hollywood Shows Tarantino Is the Rare Kind of Director Who Shouldn’t Retire"その副題として”For some filmmakers, the best way to fight aging has been to make movies about it.” の記事より
「激動の10年の終わりに映画ビジネスを振り返る、ほろ苦い、複雑な、会話の始まりであるハリウッドのワンスアポンアタイムは、タランティーノがそれを詰め込むのが早すぎる理由が、大きな議論を呼ぶこととなる。」 という事は、タランティーノ監督は、監督業から引退宣言をしているのか?(Collider と呼ばれる自称インパクトのあるエンタメ情報サイトの見出し記事"Quentin Tarantino Still Says He’s Only Making One More Movie After ‘Once Upon a Time")、 より
それとは別に、サイトを称賛するわけではないが、このサイトのコメントが映画の本質を端的に述べいるかもしれない。キリスト教系新宗教団体クリスチャン・サイエンスの110年を超える?オンライン新聞紙、Christian Science Monitor
「ディカプリオは古びて、しかもダメになった俳優としてミスキャストされているように見えるが(主に彼は決して古びていないように思われるが?)、ピットは生き生きとしたパフォーマンスで素晴らしいの一言。シャロン・テイトとして、マーゴット・ロビーは映画の黄金期の象徴である無邪気さとして非常に感動を呼ぶ映画といえる。」
amazon.comではすでにレンタル配信が始まっていて、別に映画館に足を運ぶ手間もなければ、エネルギーを使う必要もないものとなっている。ただ大きい画面さえあればの話だが........
日本のアマゾン? 月500円? 安かろう悪かろうを地でいっている。
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