ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのレビュー・感想・評価
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監督が導くエンディングと主役2人の友情、1960年代の文化を楽しむのが良いかと
実はシャロンテート事件も知らず鑑賞
タランティーノ氏なのでただでは終わらないと良い意味で警戒しつつ鑑賞
1960年代のアメリカ華やかな部分の文化が楽しくて長い時間も飽きなかった
その頃には戦争等色々ありますが、アメリカへ流れ込む文化・テレビドラマ・映画・街並みはただ見ていても楽しい
主役2人の友情も良い距離感で見ていて気分が良いです
そして鑑賞後すぐに事件を調べてなお面白さが高まります
監督が、エンターテイメントに対してのアンサーを観客へ導いていたのだと
主役は犬? 終わったとき→コレだけ?
二大スターと名監督、そしてハリウッド史実に基づいた映画、期待するなという方が無理。
見終わったが、夫婦で顔を見あってしまった。・・・ア然、右前方にいた夫婦も同じ、というより劇場内がそのような雰囲気。
テンポが悪い進行だが、シャロンテート事件がいつ起きるか? 期待をもって見ていた。そして結末。
金返せ・・!
映画通の玄人向け
クエンティン・タランティーノ監督の作品というと映画通の玄人向けというイメージが強いが、今回の作品もご多分に漏れずそうでした。ストーリーのほうは正直言って良く分からない。そして起伏に乏しく冗長なシーンが続くので映画館の中では基本的に寝ない私も思わずウトウトしてしまいました。そうな映画ですが絵のほうは中々素晴らしかったと思います。特に1969年当時の古き良き時代を忠実に再現した絵は見る価値あり。そして画質のトーンも当時の1970年代の映画のトーンに近づけてあるので、まるで当時の映画のようだ。やはりクエンティン・タランティーノ監督のファンなら相当楽しめるのではないかと思われる。
時間があっという間です。
3時間近くの上映と史実が暗いのでどうなるのか不安と楽しみがありましたが、タランティーノ映画らしい映画達への心がこもってました。
時代背景とはいえ、ポランスキーやブルース・リーなど実在する人物を使う必要があったのか疑問に思ってます。ポランスキーのインタビュー自伝映画でかなりのショックを受けていると話してますし。
あとは、古い映画を少しでも知らないと寝てしまう恐れがあります。映画が好きな人は楽しめて、あまり観ない人にはつまらないかもしれません。
それと、1969年当時に若かった人に話を聞いたりしたら、多くの方が事件を知ってましたが、シャロンの映画を知らなくてなかなか興味深いです。私も知らないですが。
人に薦めるのは悩みますが、タランティーノや映画好きなら観ても良いと思います
タメにタメた その後に
クエンティン・タランティーノの9作目で、60年代後半のハリウッドを舞台に峠を過ぎた俳優(デカプリオ)と付き人(ブラピ)の日々の話。
主役の二人とロマン・ポランスキーの妻シャロン・テートと狂信的な集団マンソン・ファミリーを平行して描写し、'69年8月9日に実際に起こった事件予感させるように話が進む。
タランティーノの描写には冗長だなと思ってしまうことがあるんだけど、複数のエピソードが集束され、8月9日に向かってどんどん空気が圧縮されるような感じにヒリヒリする。
ブラピに銃が突き付けられるのを切っ掛けに極限まで圧縮された空気が、弾け飛ぶような怒涛のバイオレンスシーンでは「イャッッホォォォオオォオウ!」となりました。
予習必須です!
ストーリー性がさほど無いように感じたにもかかわらず3時間近く飽きずに観られ、エンドロールで「エッ、もう終わり⁈」って感じたので私の負けです!でもテレビで(この前まで頭ツンツンのツッパリを演じてた)伊藤健太郎さんが「予習してから観た方がより楽しめる作品です!」って朝のZIPで解説してたので真面目に予習して臨み大正解でした。評価の高いみなさんはおそらく予習をしっかりしたよい子たちなんでしょう。カルト集団『チャールズ・マンソン』および『シャロン・テート事件』を知らないで観てしまうと???になってしまうでしょうネ!映画全体のテイストとして古き良き(?)ハリウッド映画の空気感満載なんだろうなって感じます。(まだ小さかった頃なので想像の域は超えませんが)
『グリーン・ホーネット』の加藤(ブルース・リー)は面白いですね。当時学校に手作りヌンチャクを持ってきて先生に没収される悪ガキが学年に何人かいたのを懐かしく思い出しました。それにしても50代のブラピ、より味が出てきてカッコ良すぎでしたし、今までにないダメダメ レオ様も素晴らしかったです。脇にアル・パチーノやダコタ・ファニングやらメジャーところがさりげなく出てて贅沢なこと!でも特筆すべきはレオ様と絡む子役のジュリア・バターズがメチャメチャ可愛いこと、ヤラレちゃいます、最高でした。
一体俺は何を見せられていたんだ?
リックとクリフ、それにポランスキー周辺の出来事が並行して進み、最後はそれらが交わる……ような気もするが、無茶苦茶で半狂乱で、興奮すべきか混乱すべきか、思考が停止する。ただ半狂乱っぷりが本当に半狂乱なので、なんかもうどうでもいいかってくらいなのだが。
昔のハリウッドに詳しいと楽しいかも。ブルース・リーとスティーブン・マックイーンくらいしかわからない。
タランティーノ最高!
一見無駄に見えるカットが最高にカッコ良くて、最先端!
お茶目な中年男2人が最高にダサくてカッコいい!
いつもの作品に比べるとグロシーン控え目だか、緩いシーンが溜めになり最後のカタルシスで昇華!
また観に行きたい作品。
予習必須ワード「シャロン・テート事件」
実際に起きた事件を縦糸、どこかにいそうな男2人を横糸に語られる御伽噺。
ハリウッド落ちこぼれ兄弟へ向けられた愛が本当に素晴らしい。タランティーノって優しい人なんだね…。
それはそれとして、終盤に訪れる容赦なき一転攻勢も素晴らしい。
140分間で積もり積もった「どうしようもなさ」が見事に霧散します。タランティーノって容赦のない人なんだね…。
ただね、そこに至るまでが余りにタルい。
シャロン・テートやハリウッドの近代史についてはもろちん、何より例のヒッピーファミリーについての基礎知識がなければ
中盤数十分、退屈で意味不明なシーンを延々と観続けるハメになるでしょう。私がそうだったから分かる。眠かった…。
野郎の友情もハリウッド愛も素晴らしい。でもやっぱり、タルかったのも事実なんだよなぁ。
とにかく予習必須です。
(追記)
9/14、2回目鑑賞。
★3.5から4.5に評価を修正させていただきます。
物語のバックグラウンドを理解した上で観ると、格段に面白いですね。
あぁ^~ブラピ格好ええんじゃぁ^~ディカプリオ可愛いんじゃぁ^〜
ブラピ、かっこいい~!
ディカプリオがこんなにいい役者なんて知らなかった。スティーブ・マックイーン登場はとても嬉しかった。顔は違うけれど、話している様子を見れば見るほど本物に見えてきた。シャロン・テートは若く美しく幸せの絶頂なんだよ、という描き方にタランティーノの愛と優しさを感じた。最後は「来た、来た、タランティーノ!」で盛り上がった。かなり笑える映画だったのは意外だったけれど幸せな気持ちになれた。
そして。ブラピは男性だけれど「小股のきれあがった」と表現するしかないほど素敵だった。
強力な睡魔と戦いながら
強力な睡魔と戦いながらの観賞
コレ普通の人なら寝るでしょう
結局 タラ監督が好きな理由はラストのハチャメチャなので
もはや大監督?になったので なんか以前の必死さとか 毒とか 変態性とかが感じられない
余裕しゃくしゃく て感じで 悪く言えば鼻につく
ラストは観客サービスだとすると
結局 タラ監督の作りたい映画と こちらが観たい映画が違うてことなんでしょうかね
なんか残念!
でもタラ監督が観たい映画て 本当にコレなんかなぁ
もし違うなら 大監督だから今回は作りたい映画でいいから
次は以前みたいに自分が観たい映画作って欲しいなぁ
隣人
1969年のハリウッドを舞台に架空の俳優リックと彼のお抱えスタントマンのクリフが生き抜いて行く様子をみせると共にシャロン・テート殺害事件に絡んで行く話。
テレビ俳優としてピークを過ぎたリックが自身の置かれた現実に向き合い葛藤する様子と、スタントマンとしての仕事を望むもリックの付き人か運転手の様な現実に甘んじているクリフの様子をみせて行くストーリー。
当時は映画俳優の方が格下ということか?
ちょいちょい登場するシャロン・テートやマンソンファミリーはメインストーリーとはあまり関係無い様な流れで群像劇的な感じもする。
序盤からそこを掘り下げて時間を割く必要はないだろうというおかずの連続で、決してテンポが良い訳ではないけれどダレる感じはあまりしない。
ムダに長くて面倒くさいのは否めないが、実在の人物や作品の使い方はユニークだし面白いしね。
悪ふざけとも願望ともとれるラストの展開は、狐につままれた様な感覚と共に面白さもあってなかなか良かったけど…シャロン・テート事件のことを知らないで観たら、これっぽっちも面白さがわからないつくりというね。
自分的には制作陣のハリウッドや映画界に対する愛情とかリスペクトみたいなものを感じたけど…。
話自体は難しくないけれど、シャロン・テート事件の知識必須、知らないで観て面白いと言ってる人はダウトですので気をつけて。
昔も今も、ハリウッドと映画へ捧げる、タランティーノのラブレター
タランティーノ!
レオ&ブラピ!
マーゴット・ロビー、アル・パチーノら初参加組、カート・ラッセル、ブルース・ダーンらお馴染み組の豪華キャスト!
舞台は1960年代、魅惑のハリウッド黄金時代!
フィクション×ノンフィクション!
映画内幕コメディ、男二人の友情ドラマ、実際に起きた衝撃事件のサスペンス!
これでもか!…と、たっぷりの話題性と面白味を詰め込み、期待するなと言う方が無理!
今年の期待作の一本!
大満足の160分!
だって、これはタランティーノ映画!
何と言っても、タランティーノが1960年代を舞台にハリウッド内幕劇を撮る。
どれほどのネタがブチ込まれていた事か!
分かったのもあれば、まだまだ気付かなかったのも沢山あり。こりゃレンタルになったら、二度三度四度と気の済むまで再見しなければ!
実際の映画/TVや劇中劇が面白い。ここら辺のディープなチョイスがタランティーノらしい。
あの大物監督にあの大スター、伝説のスターら実名さん、あの名子役(現・名女優)を彷彿させる人物も。
ロケやセットなど、まだ産まれてもない/知りもしない1960年ハリウッドにタイムスリップさせた気にしてくれる。
映画通でなくとも、映画通なら尚更!
選曲はいつもながらgood!
無駄に長いシーンや台詞は勿論。(←褒め言葉です)
いつもよりバイオレンス描写は控え目だが、これは最後にお楽しみ♪
タランティーノの才気/センス、エンタメ性、そしてオタクっぷりにはひれ伏したくなるほど。
やっぱ、アンタは最高にクールだぜ!
そして、超話題。
遂にこの二人の共演を、スクリーンで観る日がやって来た!
レオナルド・ディカプリオ×ブラッド・ピット!
開幕早々から、豪華贅沢にツーショットで登場!
再度確認するけど、合成やCGじゃないよね…?
役柄がまたまたハマってる。
レオは、かつては映画スター、今はしがないTV俳優のリック。
再び映画の世界に返り咲こうとするが、酒に溺れ、せっかく貰った仕事も台詞を忘れ…。
その惨めさ、情けなさ、落ちぶれっぷりは哀愁たっぷり。
と同時にハイテンション演技で、ユーモアも。
が、俺はリック・ダルトン。やる時はやる! TV西部劇の悪役で、凄みのある演技。やり切り、安堵したのかうっすら浮かべた涙に、見てるこちらも思わずジ~ンと…。
言うまでもない、レオの熱演!
ブラピは、リックのスタントマンのクリフ。
運転手もやり、その他雑用もやり、時にはアドバイス/サポート/フォローで公私の境無くリックを支える名パートナー。唯一無二の親友でもある。
ただ、ちょいと問題児。トラブルが幾つか。
トレーラーハウス暮らしで、向上心を秘めつつ、常に陽気でポジティブ。
役柄の旨味もさることながら、ブラピがカッコいい男の魅力やセクシーさを炸裂。
ちらほら囁かれているオスカーへの期待、こりゃひょっとすると、ひょっとするかも…!
それから、クリフの愛犬も。
奮闘する売れない俳優とスタントマンの物語がユーモアたっぷりに、男二人の友情ドラマが味わい深く描かれる中、もう一つ展開するストーリーが、
実在した若い女優、シャロン・テート。
演じるマーゴット・ロビーがKO級の魅力を振り撒き、こりゃ堪らん…。
60年代ファッションがキュート、映画館で自分が出演してる作品を見る嬉しそうな表情がこれまたキュート。
ホットパンツやミニスカートから覗く眩しい脚線美は刮目せよ!
足フェチタランティーノ、健在なり!
シャロン・テートと言えば…
当時、ロマン・ポランスキー監督夫人。
売り出し中の若手女優。
でもそれ以上に、今尚ハリウッドで語り継がれる衝撃的なアノ事件…
2つのドラマは同時進行で始まるも、ほとんど接点ナシ。
が、クリフがヒッピーのコミュニティを訪れた辺りから不穏なムードが。
そして遂に、アノ事件当日。
フィクション×ノンフィクションが果たしてどんな結末を迎えるのかと思っていたら、
予想の斜め上を行く、意外な展開に!
もっとハラハラドキドキの実録サスペンスや“シャロン・テート事件”の真相に迫る話を見たかった人には不満だろう。あの予想外のオチは賛否分かれるだろう。
でもそこは、“確信犯タランティーノ”。
もし、アノ事件がこうなったら…。
何かの評で、これまでで最も優しいタランティーノ映画とあったが、なるほど然り。
凄惨な事件を起こした奴らに制裁を与えつつ、
シャロン・テートと、スター/無名問わず映画の世界で奮闘する人々へ捧ぐ。
映画愛エンタメに満ちた、タランティーノのラブレター。
ご存知の通り、タランティーノは10本映画を撮ったら引退と公言。
本作が9本目。後一本。
本人が決めた事で、意思は尊重するが、
だけどやっぱり、まだまだタランティーノの映画が見たい! 我々を楽しませてくれる映画を撮り続けて欲しい!
だけど、宣言通り引退したら、こう語り継がれるだろう。
昔々、ハリウッドにタランティーノという天才が…。
世界再現。
60年代の街並みを再現したらしい。CG ではないいい雰囲気。主人公二人の生きざまは話としては面白いけれど当時の映像やら懲りすぎな見せ方が少しくどいかも。ラストも実際にこうだったら良かったのになー、と。
これぞ映画体験!
私には作品内で出てくる固有名詞、その背景の全てが分かるわけではなかった。
おそらく、4分の1も理解できていないだろう。
でも、この作品は私を楽しく、幸せな気分にさせてくれた。
それは、この作品が上手く60年代末期の無邪気さを生き生きと描いており、私もその時代にタイムスリップしたように感じさせてくれたからではないかと思う。
作品内でも触れられているように、60年代はベトナム戦争の停滞、カウンターカルチャー台頭の時代ではあったが、まだ皆がより良い明日を純粋に信じられる時代だった。
前途洋々のシャロンはもちろん、ヒッピー達だって純粋さからの生き様だった。
いや、私はその時代に生まれてすらいない。
だから、本当は知らない。
でも、多分そうだったというよく分からない確信がある。
そう思わせてくれるほどに、この作品は60年代末のハリウッドを追体験をさせてくれる。
監督自身がインタビューで答えているように、今はデカプリオだから、ブラピだから、タランティーノだからといって映画館に客が波を打って押し寄せる時代ではない。
だからこの映画のように、全てを理解をできなくても、登場人物たちが確かに存在していたように感じさせ、観客をその舞台に放り込んでくれる映画体験こそが、映画を観る理由なんだと強く感じさせてくれた。
60年代のアメリカを見事に再現!
街、車、ファッション、音楽など忠実に再現していたと感じました!
ブラピがカッコ良い!
相棒の犬もGJ!
ストーリーには面白みは感じませんでしたが音楽と映像は素晴らしいです。
アメリカ人の為に作った作品の印象。
アメリカの人ならここで笑うだろうと思うシーンも場内では笑い無し。
日本人であることが残念でたまりません。
それにしても期待以上に音楽が良かった‼
音響の良い劇場で観れば良かったと後悔しましたが、もう観ないかなぁ( ´∀`)
どうして1秒も眠気が来ないのか
教えてほしい。
長い上映時間に加えて、
淡々とした物語であるにも関わらず、
興味がずっと続く。
インパクトある映像でないのに、
印象深いシーンが多々ある。
タランティーノが描く物語のディテールは、
どうしてこうも惹きつけられるのか。
愛すべき映画がまた増えた。
しあわせなことだ。
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