ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのレビュー・感想・評価
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事前知識が求められる
プラピとレオ様出演のタランティーノ監督作品、というくらいの知識で、どんな話かも前提も知らずに観賞しました。
率直に言うと、少し退屈でした。
1960年代のハリウッド映画を知っているそこそこの映画ファン、
シャロンテート事件のことを知っている人、
にとっては非常に面白かったんだと思いますが、
ただ私にとっては
昔のハリウッドってこんな感じだったんだ、
こんな事件があったんだ、
ブラピかっこいい、
くらいにしか感じられませんでした。
そして、3時間は長い。。
もう少し映画の知識(歴史?)を知っていれば、この映画の社会性、伝えたかったことがわかり、楽しめたと思います。
映画はエンタメだけでなく、メッセージ性も大事だと思っていますが、そのためには鑑賞者にも知識が求められると感じました。
複雑な気分
良い。良く出来てる映画だった。
相変わらずタランティーノが好きな物を詰め込んだタランティーノらしい映画。
しかし、タランティーノの映画を何本も見て行き着いたのは、
自分とタランティーノの趣味は一致しないという結論だった。
嫌いじゃない、割と好きだけど、のめり込むまではいかない感じ。
とはいえ、鑑賞後、カンフー映画を見た後みたいに、
ブラピを真似してカッコつけたくなる自分がいました。
ハリウッド版3丁目の夕日か…
60年代を撮りたかったタランティーノのコダワリは凄かった。時代の空気感が主役なのでストーリーは無い。気になるアノ事件をどう描くのか?を楽しみにしていたらファンタジーだった、のでやや肩透かし。これで終わり?えっ?てなった。
予習して観よう!
まず登場人物、シャロン・テートが何者か知らないと、面白さ半減かもしれない。私も後から知って、なるほど!と感心。私は予習して観る派ではないですが、今回は調べた方が良かったなと思いました。60年代、70年代のハリウッドへのオマージュ的作品なので、ある程度知識はあった方が良いかも。グリーンホーネットなんて、知らない日本人も多いかも?あの偉そうな子役は実在してるのかな?
でも、シャベリとかストーリー展開はタランティーノ節全開なので十分楽しめます。ラストもタランティーノだなあ、笑ってしまった。あの話の流れからどんでん返しのオチ。珍しくブラピがいい奴だ!そしてディカプリオが面白い。
さすが、映画おたく!
楽しいね。
時代も映画が良かった時代だ!
マックイーンとか知った名前もでて
ヒッピーの時代だったなあ!
バシィセントメリーの歌もあったりして
ブラピが、鍛えられた身体美しい
ブルースリーを倒したらだめだよ!笑笑
見惚れる
タランティーノ監督作品をまともに観たことが無い者として。
予備知識も何も無く、まともな理解力も無く、大物二人の渋くてカッコいいポスターに惹かれて観たのですが。
単純にキャラクターが好きでした。あと作品全体に漂う色気?だけでも充分にわたしは魅了されました。
リックダルトンはよく泣いちゃうし(本当に素晴らしい演技ですよね〜うっとり。)
天真爛漫なシャロンテート=マーゴットロビー がとにかく可愛くて。
特に、今までブラピ作品を観ても特別何か思うことは無かったのですが、初めてカッコいい〜…と。
後にブランチのインタビューでタランティーノ監督がクリフについて
クリフは何も無いけど平気そう。自分に満足している。
と言っていて、それだー!と納得。
後々シャロンテート事件のことを知ったのですが、そのうえでのあのラスト…良いですね。好きです。
もっとタランティーノ作品をちゃんと味わいたいので予備知識をつけたうえでもう一度観ます。
なにせタランティーノ作品は映画館でないと集中できないことを自覚したので…。
ディカプリオの演技力とブラピのかっこよさと女の子のかわいさ!!
長い!
相変わらず、あのシーンいる!?ってところ満載。
ハリウッドでの実際の事件をもとに実名で描き差別的な所も残虐な所も容赦ない。
ただそれこそがザ・タランティーノ!!
ディカプリオの兎に角音の出るオッサンの演技も良かったが、ブラピのカッコ良さがハンパない!
特に終盤の銃を向けられた時のリアクションはザ・ブラピ!!
あとは10才の女の子の可愛さと演技にやられた!!
赤毛の女(ダコタ・ファニング)は、あの子見ながら自分と重ねたじゃろーね。
タランティーノらしい、画面のザラザラ感、ストーリー展開そして選曲。...
タランティーノらしい、画面のザラザラ感、ストーリー展開そして選曲。
満足じゃ~!!
自分が14歳くらいの時に月刊雑誌「スクリーン」を毎月穴が開くほど読み漁っていた時に憧れた、Late60's & Early 70'sの匂いがプンプン。
あのバイオレンスシーンもたまらん!
渾身の自戒作
タランティーノらしくもあり、今までの作品と違う現在のタランティーノだから作れた作品に思えた。大人になったと言うべきか。ワインスタインの件も確実に影響している。この結末は今のタランティーノの思考であり、何年か後に作っていたらまた違うものができたのかも。個人的には良かったと思う反面物足りなくもある。
役者は圧巻の一言で、みな素晴らしく、主演の二人は最高にカッコ良かった。脇も何気に豪華だった。
ブルースの描写が良かった。(ブルースファンです!)渡米したブルースは自分の実力をアピールするのに常にイヤミな程真剣だったのかも。実在の人物をこんな風に描けるハリウッド、スゴイ!
2時間半と言う長さを全く感じさせなかった。ブラッドピットもレオナル...
2時間半と言う長さを全く感じさせなかった。ブラッドピットもレオナルドディカプリオも大好きな俳優だけれども、これはどう見てもブラッドピットの映画、レオ様はあれほど単純ではなくもう少し繊細に描いて欲しかった。
音楽も脚本も監督の思いが十分に出ているもので、それをなぞるだけでも2時間半はあっという間だった。不穏な空気の中にも、明るい楽しさも十分に味わえる。
ここ2,3年の映画の中で最高傑作であることは間違いないと思う。
大好きだなぁこの映画。
多くの人が言っているようにシャロンテート事件を予習しておいてたほうがいいかどうか見ていながらも迷ったが、見終わった後やっぱり予習しておいた方がいいと思う。
楽しかったー
この作品を賞賛する語彙力がないのであえて素直な言葉で言いますと、
・この映画を面白くないという選択肢はない
・この映画の主演の二人の最新作を映画館で観られるということは私の墓標になる
・私「これ当然レイティングつくよね」夫「パンツ見えてたしね」違うそうじゃない
映画っていいですね。
161分飽きずに見られた
実際の事件のことを知らずに見たので、
クライマックスまで、お隣さんと
どういう関係があるのかさっぱり分からなかった。
それでも161分飽きずに見られた。
後に何にも残らないけどめっちゃおもろいw
であの子役誰?
ハリウッドへの馴染み度合いが感想を変えそう
週末の新聞紙面で、スケール感の大きさが紹介されていたので9/1の割安鑑賞券で観に来ました。
ディカプリオの登場は知っていたけどブラピまで出ていてビックリ!更にアルパチーノまで‼️これら豪華キャストをタランティーノ監督がどうまとめ上げるのか、映画の冒頭から期待感が膨らみました。
60年代のアメリカ、ハリウッドやTVショーに馴染みのある方や、シャロンの殺害事件を知る方には、とても楽しめる内容だと思います。
私はこれらに馴染みがありませんでしたが、ディカプリオやブラピの演技は素晴らしかったし、途中に出て来るプロ根性満載の8歳の女の子のセリフも心に残りました。玄人向け作品としては一級品ではないでしょうか。
IMAXの選択肢もあったけど、私的には一般劇場で十分でした。60年代音楽好きにはIMAXも有りかも。
アメ車好きの主人は悶絶、だけど私は…
タランティーノ、ディカプリオ様、ブラピときたら
観に行くしかないと主人と観に行きました。
西部劇映画やドラマに出演する俳優という設定の
ディカプリオはもちろんかっこいいし、
ブラピもスタントマンと雑用もする運転手という役ながら、相変わらずダンディー。
2人を乗せるのはもちろん、街を走る車は
当時のシェビー、キャデラック、シボレー、、など
よく集めたなあと、アメ車ビンテージカーに乗る主人は目がキラキラ。
だけどだけど、、ドラマ性を求める私には
ちょっとストーリーが漠としていました。。
奇才タランティーノとわかっていても、、です。
確かに、ラスト13分はインパクトがありました。
でも、、
隣人との絡み方もモヤモヤしたまま、
ディカプリオとブラピの男の友情、絆っていう感じはあまりないし、、、
わー!という心の高ぶりが来ないまま終わってしまいました。監督は何が言いたかったのかなぁと。
もうキルビルとか忘れてしまったし、
タランティーノをわかってないなぁと言われれば、
それまでだと思いますが。
古き良きアメリカが大好きな人には、
一食抜いても是非だと思います。
タラ監督のシャロンテート愛
タランティーノのシャロンテートへの愛がたくさん詰まった映画だ。しかもその愛情表現をこんな形で見せてくるあたりがとにかくサプライズだった。
つまり一見サブストーリー的に描かれているシャロンテートの話こそがメインの話であり、あたかも主役的なディカプリオやブラピらのストーリーは実はサブなのである。
これは映画を最後まで観てなるほどなとわかるわけだが、ただそうしたものは大前提としてシャロンテートの生涯をウィキペディア等でもいいからザックリでも知っていないと全くわからない。
知らない人にはディカプリオとブラピが単にドタバタする映画という印象だけかもしれない。
とにかくこうした少し軸をずらして物語を進行させていったタランティーノの手腕にはさすがとしか言いようがない。
ただ残念でならないのがブルースリーの描かれ方である。彼のファンとしてはこんなブルースリーは見たくないなという印象だった。
しかし、90年代を代表するディカプリオとブラピの2大スター俳優が、これまでのキャリアでつちかってきた演技力と存在感で最高のパフォーマンスを見せてくれているあたりには敬意を表さずにはいられない。特にブラピのカッコよさは桁外れだった。
引退を示唆しているタランティーノだが、またしてもハリウッドに偉大なる財産を残してくれた。
キャラクターが全員魅力的
クエンティン・タランティーノ監督作品は、どちらかというと「苦手」なモノが多い。
スクリーン上では人がバンバン死んで、客席ではそれに親指立てて歓声が上がる、みたいな共犯関係に巻き込まれる感じ…というのが一番近いだろうか。
でも、今回の作品は随分と違っていた。
結論から言うと、すごく好きな作品だった。
延々と描かれる俳優達の日常。
物語の本筋とすべてがリンクするとは思えない小さなエピソードにも結構な時間がかけてある。
その結果の161分という長い上映時間なのだが、全く長さを感じなかった。
理由はいろいろあるんだろうけど、まずはこの映画での1分1秒が「あの日のあの事件」へ向かって流れていること、いわばこれはすべてカウントダウンだと事前情報として共有されていることが一つ、そしてやはり大きいのは、登場人物のすべてがとても魅力的であること。
もう一つ今回好きだったのは、映画全体がシャロン・テートだけでなく「俳優」という仕事全体への優しい眼差しに溢れていたこと。これは、結果的にあのバイオレンスシーン、そして主人公リックが迎えるラストシーンの感慨の増幅にも一役かっている。
その意味では、私の苦手な「バイオレンスで親指立てて歓声があがる」ことを免罪している気もする。
(まあ、個人的にはやはり眉根にシワを寄せてしまうシーンだったが、後ろに座っておられた老夫婦は大笑いされていたので、そういう事なんだろうと納得した。)
いつも通り、音楽はノリノリのオーデルディズでメチャメチャカッコいい(今回は特に有名な曲が多かった)。
とにかく、愛に溢れた映画だった。
特に女性のキュートさと来たら。
今回のシャロン・テート、子役の女の子、ヒッチハイクのヒッピー娘、マンソンファミリーの一人ひとりに至るまで、みんな最高に魅力的。
レオナルド・ディカプリオは最近ものすごく味のある俳優になったね。今回もすごく良い。
ブラッド・ピットは過去最高くらいカッコ良かった。
これこれ❗️これがいいんですよ❗️
デカプリオめちゃくちゃ良い役。
ブラピめちゃくちゃかっこいい役。
相変わらず音楽のセンスがいい、タランティーノ。
相変わらずストーリーに関係ない会話劇あり。
楽しいよ。
タランティーノ❗️楽しいよ❗️
ありがとう、ありがとう、タランティーノ❗️
タランティーノのお伽噺
何度も本人が語っているとおり、69年のハリウッドに捧げられたお伽噺。
タランティーノだからこそ許される鷹揚な語り口。正直ちょっと長いけど、だからこそ伝わってくる空気というものもあるね。
そしてブラピがめちゃくちゃに格好いい。中盤と終盤のマンソン・ファミリーとの絡みのシーンは兎に角シビれた。
お伽噺だからこその着地も良いね。長いけど。
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