ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのレビュー・感想・評価
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あの事件のリベンジを見事に達成!ありがとう!
個人評価:4.6
古き良き時代のハリウッドの悲しい事件のリベンジを、見事にタランティーノが果たしてくれた。
親友以上妻未満の関係である落目俳優とスタントマンとの男同士の友情を、ブラピとディカプリオという最強タッグで描く。こんな贅沢なBLを見た事がない!
タランティーノ節の会話劇による演出も健在で、会話の掛け合いの中で登場人物のディテールをリアルに描いてくる。
ディカプリオの「人前で泣いてやるっ」というブラピへの言葉で、人気俳優であった彼の性格と、ブラピとの信頼関係を見事に演出している名台詞と感じる。
リベンジもテーマの1つとして毎作品描いているタランティーノ。こんなにもあの惨劇を見事に撃退し、殺される筈だったシャロンを、幸せに描写する映画にしてくれてありがとう。
事前知識が求められる
プラピとレオ様出演のタランティーノ監督作品、というくらいの知識で、どんな話かも前提も知らずに観賞しました。
率直に言うと、少し退屈でした。
1960年代のハリウッド映画を知っているそこそこの映画ファン、
シャロンテート事件のことを知っている人、
にとっては非常に面白かったんだと思いますが、
ただ私にとっては
昔のハリウッドってこんな感じだったんだ、
こんな事件があったんだ、
ブラピかっこいい、
くらいにしか感じられませんでした。
そして、3時間は長い。。
もう少し映画の知識(歴史?)を知っていれば、この映画の社会性、伝えたかったことがわかり、楽しめたと思います。
映画はエンタメだけでなく、メッセージ性も大事だと思っていますが、そのためには鑑賞者にも知識が求められると感じました。
複雑な気分
ハリウッド版3丁目の夕日か…
予習して観よう!
さすが、映画おたく!
楽しいね。
時代も映画が良かった時代だ!
マックイーンとか知った名前もでて
ヒッピーの時代だったなあ!
バシィセントメリーの歌もあったりして
ブラピが、鍛えられた身体美しい
ブルースリーを倒したらだめだよ!笑笑
見惚れる
タランティーノ監督作品をまともに観たことが無い者として。
予備知識も何も無く、まともな理解力も無く、大物二人の渋くてカッコいいポスターに惹かれて観たのですが。
単純にキャラクターが好きでした。あと作品全体に漂う色気?だけでも充分にわたしは魅了されました。
リックダルトンはよく泣いちゃうし(本当に素晴らしい演技ですよね〜うっとり。)
天真爛漫なシャロンテート=マーゴットロビー がとにかく可愛くて。
特に、今までブラピ作品を観ても特別何か思うことは無かったのですが、初めてカッコいい〜…と。
後にブランチのインタビューでタランティーノ監督がクリフについて
クリフは何も無いけど平気そう。自分に満足している。
と言っていて、それだー!と納得。
後々シャロンテート事件のことを知ったのですが、そのうえでのあのラスト…良いですね。好きです。
もっとタランティーノ作品をちゃんと味わいたいので予備知識をつけたうえでもう一度観ます。
なにせタランティーノ作品は映画館でないと集中できないことを自覚したので…。
ディカプリオの演技力とブラピのかっこよさと女の子のかわいさ!!
タランティーノらしい、画面のザラザラ感、ストーリー展開そして選曲。...
タランティーノらしい、画面のザラザラ感、ストーリー展開そして選曲。
満足じゃ~!!
自分が14歳くらいの時に月刊雑誌「スクリーン」を毎月穴が開くほど読み漁っていた時に憧れた、Late60's & Early 70'sの匂いがプンプン。
あのバイオレンスシーンもたまらん!
渾身の自戒作
2時間半と言う長さを全く感じさせなかった。ブラッドピットもレオナル...
楽しかったー
161分飽きずに見られた
ハリウッドへの馴染み度合いが感想を変えそう
週末の新聞紙面で、スケール感の大きさが紹介されていたので9/1の割安鑑賞券で観に来ました。
ディカプリオの登場は知っていたけどブラピまで出ていてビックリ!更にアルパチーノまで‼️これら豪華キャストをタランティーノ監督がどうまとめ上げるのか、映画の冒頭から期待感が膨らみました。
60年代のアメリカ、ハリウッドやTVショーに馴染みのある方や、シャロンの殺害事件を知る方には、とても楽しめる内容だと思います。
私はこれらに馴染みがありませんでしたが、ディカプリオやブラピの演技は素晴らしかったし、途中に出て来るプロ根性満載の8歳の女の子のセリフも心に残りました。玄人向け作品としては一級品ではないでしょうか。
IMAXの選択肢もあったけど、私的には一般劇場で十分でした。60年代音楽好きにはIMAXも有りかも。
アメ車好きの主人は悶絶、だけど私は…
タランティーノ、ディカプリオ様、ブラピときたら
観に行くしかないと主人と観に行きました。
西部劇映画やドラマに出演する俳優という設定の
ディカプリオはもちろんかっこいいし、
ブラピもスタントマンと雑用もする運転手という役ながら、相変わらずダンディー。
2人を乗せるのはもちろん、街を走る車は
当時のシェビー、キャデラック、シボレー、、など
よく集めたなあと、アメ車ビンテージカーに乗る主人は目がキラキラ。
だけどだけど、、ドラマ性を求める私には
ちょっとストーリーが漠としていました。。
奇才タランティーノとわかっていても、、です。
確かに、ラスト13分はインパクトがありました。
でも、、
隣人との絡み方もモヤモヤしたまま、
ディカプリオとブラピの男の友情、絆っていう感じはあまりないし、、、
わー!という心の高ぶりが来ないまま終わってしまいました。監督は何が言いたかったのかなぁと。
もうキルビルとか忘れてしまったし、
タランティーノをわかってないなぁと言われれば、
それまでだと思いますが。
古き良きアメリカが大好きな人には、
一食抜いても是非だと思います。
タラ監督のシャロンテート愛
タランティーノのシャロンテートへの愛がたくさん詰まった映画だ。しかもその愛情表現をこんな形で見せてくるあたりがとにかくサプライズだった。
つまり一見サブストーリー的に描かれているシャロンテートの話こそがメインの話であり、あたかも主役的なディカプリオやブラピらのストーリーは実はサブなのである。
これは映画を最後まで観てなるほどなとわかるわけだが、ただそうしたものは大前提としてシャロンテートの生涯をウィキペディア等でもいいからザックリでも知っていないと全くわからない。
知らない人にはディカプリオとブラピが単にドタバタする映画という印象だけかもしれない。
とにかくこうした少し軸をずらして物語を進行させていったタランティーノの手腕にはさすがとしか言いようがない。
ただ残念でならないのがブルースリーの描かれ方である。彼のファンとしてはこんなブルースリーは見たくないなという印象だった。
しかし、90年代を代表するディカプリオとブラピの2大スター俳優が、これまでのキャリアでつちかってきた演技力と存在感で最高のパフォーマンスを見せてくれているあたりには敬意を表さずにはいられない。特にブラピのカッコよさは桁外れだった。
引退を示唆しているタランティーノだが、またしてもハリウッドに偉大なる財産を残してくれた。
キャラクターが全員魅力的
クエンティン・タランティーノ監督作品は、どちらかというと「苦手」なモノが多い。
スクリーン上では人がバンバン死んで、客席ではそれに親指立てて歓声が上がる、みたいな共犯関係に巻き込まれる感じ…というのが一番近いだろうか。
でも、今回の作品は随分と違っていた。
結論から言うと、すごく好きな作品だった。
延々と描かれる俳優達の日常。
物語の本筋とすべてがリンクするとは思えない小さなエピソードにも結構な時間がかけてある。
その結果の161分という長い上映時間なのだが、全く長さを感じなかった。
理由はいろいろあるんだろうけど、まずはこの映画での1分1秒が「あの日のあの事件」へ向かって流れていること、いわばこれはすべてカウントダウンだと事前情報として共有されていることが一つ、そしてやはり大きいのは、登場人物のすべてがとても魅力的であること。
もう一つ今回好きだったのは、映画全体がシャロン・テートだけでなく「俳優」という仕事全体への優しい眼差しに溢れていたこと。これは、結果的にあのバイオレンスシーン、そして主人公リックが迎えるラストシーンの感慨の増幅にも一役かっている。
その意味では、私の苦手な「バイオレンスで親指立てて歓声があがる」ことを免罪している気もする。
(まあ、個人的にはやはり眉根にシワを寄せてしまうシーンだったが、後ろに座っておられた老夫婦は大笑いされていたので、そういう事なんだろうと納得した。)
いつも通り、音楽はノリノリのオーデルディズでメチャメチャカッコいい(今回は特に有名な曲が多かった)。
とにかく、愛に溢れた映画だった。
特に女性のキュートさと来たら。
今回のシャロン・テート、子役の女の子、ヒッチハイクのヒッピー娘、マンソンファミリーの一人ひとりに至るまで、みんな最高に魅力的。
レオナルド・ディカプリオは最近ものすごく味のある俳優になったね。今回もすごく良い。
ブラッド・ピットは過去最高くらいカッコ良かった。
これこれ❗️これがいいんですよ❗️
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