ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのレビュー・感想・評価
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かっこいい二人を眺めているだけの映画
最後だけおもしろかった
場面の切替やBGMはタランティーノそのものでしたがつまりどうしたいのかいまいちピンときませんでした。
タランティーノ映画は吹っ切れてないと面白くないです
かっこいい二人を眺めているだけの映画
感想メモ
ブラピとディカプリオの初の共演作
スタントマンにしては似てなくないか
落ちぶれたとはいえ元スター俳優の裕福な暮らしとスタントマンのキャンピングカー暮らしがかなり対照的に表現されている、スタントマンって給料どれぐらいなんだろうな
俺はリック・ダルトンだと演技で魅せるシーンはカッコ良過ぎて泣いた、ハリウッド俳優としての意地とプライドを感じたね
天才少女ちゃんかわいい
実際に、カルト教団がシャロン・テートというハリウッド女優を殺すというショッキングな事件があったらしい
ラストはそれに対するアンチテーゼというか、やり直しの物語
鑑賞時はその事件のことを知らなかったので、今まで話すこともなかった隣人が野次馬根性で話しかけに来たな〜、程度にしか感じなかったが、その背景を知ると、シャロンに会いに行くというラストは必然であると思う
カルトヒッピー達とのバトルをコミカルに表現しているのも意図を感じる、火炎放射器で丸焼き
迫力満点
【暴力で現実を捻じ曲げるIFの物語】
最近映画鑑賞が趣味になった自分としては、ブラピとデカプリって共演してなかったの?!と、先ず驚きました笑。
このスター二人の共演を実現させてくれたタランティーノ監督に、大袈裟に脇を上げた敬礼を送りたいです!
無知を晒し恥ずかしいばかりなのですが、この映画を鑑賞するまで、シャロン・テート事件について、なんの予備知識も御座いませんでした。なので、僕のように事件の詳細自体を知らない人からすると、「ずっとなんの話しをしているんだ?」という意見になるでしょう。
そういう方々には、鑑賞後、僕のように解説動画をYouTube等で見る事をお勧め致します。作品への理解度がグッと上がり、作品への向き合い方も変わる事でしょう。
やはり、タランティーノ監督はキャラクターを描くのが非常に上手ですね。この映画の主演と助演の『リック・ダルトン』と『クリフ・ブース』。この二人がとても対照的に描かれていたのは、一目瞭然です。
華麗なる功績をTVシリーズに残し、良くも悪くもその過去が、現在の自分の俳優人生にまで尾を引いている『リック』。兵士としての役目を終え、スタントマンとして第二の人生を謳歌する『クリフ』。二人とも過去に素晴らしい業績を残しているが、二人の間には、過去に柵が有るか無いかの対比があると、僕は考えています。
序盤で『リック』を高級そうな車で送る『クリフ』。豪邸の前にある坂も緩やかに、丁寧に登ります。その後は『クリフ』がオンボロな私有車に乗り換え、豪邸前の坂を勢いよく、乱雑に降ります。
ここのシーンは凄く印象に残りましたね。
自分の持ち合わせている語彙力では細部まで表現出来ませんが、親友であり、そしてボスでもある『リック』を丁重に扱う、『クリフ』のプロ意識が伺えた瞬間でもありました。
二人から醸し出される渋い漢のフェロモン。内容を理解していなかろうが、この雰囲気だけでも溺れてしまえるくらいに、ブラピとデカプリの相棒劇は最高でした。
《何故このようなIF物語を作ったのか》
現実で起きたシャロン・テート事件も、創作物に敵対心を持ったヒッピーが事件を起こします。今作で起こる事件も同じ理由です。ですが、結末が違う。
今作はそんな悲しい事件を、創作の力を使って、血で塗り替えました。過激な暴力シーンが苦手な方や、現実世界に重きを置いている方等は、酷く避難される事でしょう。
しかし、完全に個人的な意見ですが、これこそが映画の真髄だと、僕は思います。
悲しい事件や、自分の身に起きた散々な出来事。それを創作物で気を晴らす。現実では暴力はしてはいけない事だけれど、創作にはそんなルールありゃしない。
このタランティーノ監督の姿勢に、僕は非常に感銘を受けました。
殺人や暴力をコミカルに描く“タランティーノ節”は強烈なもので、それまで真剣に見ていた僕も、ラストシーンでは思わず笑ってしまいました。
ヒッピー文化に対するアンチテーゼ。映画文化を肯定するタランティーノ。現実と創作を同じ世界に閉じ込める人々を好ましく思わない僕からすると、今作のハチャメチャにぶち壊すその様は、非常に見応えがありました。
なーるほどね
予習しなくてもすごい面白かった
映画オタクが推す、
タランティーノのパルプフィクションを何気に見た数ヶ月前のこと。
その時映画を1週間で10本見たけど、
1番面白かったのがパルプフィクションだった!
ということで、もうひとつ見てみようと、
この映画を観た。
面白すぎて目が離せず、
やはりパルプフィクションを見た後の満足度を
得られた。
わたしは映画オタクじゃないので、
タランティーノが映画オタクでいろんな映画をパロディってるってことはきいていたけれど、何をどう、そうしてるのかなど、いっっさいわからずにみた。
ジャッキーチェーンしか気がつけませんでした笑
でも、そんなわたしでも、
そして眠い時間に見たのに目が離せなくて、、
タランティーノすごく好きなのかもと思った。
最後の終わり方もすきだし、
終わりの前の修羅場はすごすぎて1人爆笑
俳優たちがみんな魅力的にみえるのも監督の影響なのか否か。
他のタランティーノの映画もみてみようと思った。
最終的には大騒動の顛末
底抜けに明るい画面と、切なさに満ちた二人
「シャロン・テート事件のことがわかれば面白く観られる」みたいな言説は、全くもって根拠のない妄想だね。なぜなら知ってても特に面白い事はない。ラストシーンくらいかな、意味があるのは。
むしろ1960年代のハリウッド映画をこよなく愛する気持ちが重要。特に「ローズマリーの赤ちゃん」を観ていた方が、思うところはあるのかもしれない。
私自身は、1960年代なら日本の時代劇の方が好きだ。洋画にも名作とされてる作品は多いけど、残念ながら懐古主義ではないので、今の方が面白い映画・魅力的な映画は多いと思う。
というわけで、作品の前半でノスタルジックな想いに浸れる訳もなく、相変わらずスタイリッシュな絵作りには惹かれるものの、特に面白いとは思わなかった。
ようやく面白いかも、と思ったのはスパーン牧場のシーンが完全にクリフをヒーローに見立てた西部劇だったあたりである。
それでも最後まで観ていられるのは、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの持つ圧倒的な「存在感」と、タランティーノがこだわりにこだわり抜いた美術ワークの素晴らしさ。この二点だろう。
めっちゃクオリティが高いから、面白いと感じなくてもダレずに観ていられるのは、良いことなのか悪いことなのか。
エンディングのマンソン・ファミリー襲撃は、クリフがLSDで見た幻覚である!と私は見ている。「シャロン・テートを救ったタランティーノのパラレルワールド」という意見もポジティブで良いと思うけど。
安物のLSDで見た安物の夢。その夢の中では、表舞台に立つことのないクリフは紛れもなくヒーローだった。
リックにも感謝されるし、ポランスキーとの交流から再びスクリーンでリックが輝くようになれば、まだまだ仕事も続けられるかもしれない。
そんな安物の夢でも、リックと二人、映画の中で活躍したいと願うクリフは可愛らしくも思えてくるのだ。
タイトルなし(ネタバレ)
2回目の鑑賞。
出鱈目ならここまで出鱈目であってもらいたい。
でも、水死事故って確か
『ナタ◯◯◯ウッド』で1981年だぜ。
シャロン・テート事件は覚えているが、良し悪しは別にして、1969年の夏は『月面着陸』に西側諸国(?)は湧いていた。
言うまでもなく、ポランスキーの門は開かなかった訳であり、アメリカ版『異人たちの夏』である。
『ヘルタ◯◯スケルター』を登場させないで、アメリカのサブカルとメインストリームをぶっ壊したって感じかなぁ。
僕はこの頃、アメリカへは行っていないので、この頃のアメリカ文化をテレビとか映画でしか知らないが、B級か退廃的な感じだった。そう記憶する。アメリカのニューシネマをサブカルと捉えれる事には賛成するが、ベトナム反戦から来るヒッピー文化からだけではないと思っている。つまり、この時点でアメリカの文化は戦争に関係なく、枯渇していると考える。それは何時からだ。1950年代初頭だと思っている。つまり、ビング・クロスビー、ジーン・ケリー、ジュディー・ガーランドの全盛は既に終わっている。そのつまらなくなった退廃的なハリウッドの姿だと思う。だから、ポランスキーの家の門が開く時。何故か涙がこぼれてしまう。
追記
イ◯ストウッドさんは使わずにマックウィ◯ンさんを使うのはやはり忖度かなぁ?
イ◯ストウッドさんとタランティ◯ノさんには共演、共作してもらいたいと思うけどねぇ。
余談だけど、この頃の日本人でいちばん有名な名前は『カトウ』だった。はずだ。『グリーン・ホーネット』と『宇宙大作戦』
でも、『宇宙大作戦』の『カトウ』は日本版だけだったかなぁ?
いずれにしても、映画の地盤沈下はTVの影響だと思う。
そして、今、TVをPCが凌駕して、AIだのCGだのと物事が全て『イット』になっちまってる。
『勝つか負けるか』しか無いスポーツを担ぎたす羽目にまで文化が沈下して、感情が二進法になってしまっている。一か八かじゃなくて、ZEROかONEの賭け事と同じだよね。作られる映像は『泣けるか』『ハラハラするか』だけ。
そうだよ。
BETばかりしてないで、たまにはBATを振らなけりゃ、
「フランク・シナトラ」さんと
「ジーン・ケリー』さんが泣くよ。
午後3時07分
午後5時33分
なんか早く鑑賞が終わったと思ったら、1.2倍速で見ていた。
むかしむかしハリウッドに、ニコルソンみたいな顔をしたおじさんとやけにムキムキなおじさんがいたそうな…。 これぞタラちゃん流、夢と希望のおとぎ話✨
1969年のハリウッドを舞台に、落ち目の俳優リックと彼のスタントマンであるクリフ、そして新進気鋭の女優シャロン、三者三様の人生を描き出すサスペンス・コメディ。
監督/脚本/製作は『パルプ・フィクション』『キル・ビル』シリーズの、名匠クエンティン・タランティーノ。
かつてのテレビスターで今は落ち目の俳優、リック・ダルトンを演じるのは『タイタニック』『インセプション』の、オスカー俳優レオナルド・ディカプリオ。
リックのスタントマンであり親友、クリフ・ブースを演じるのは『セブン』『オーシャンズ』シリーズの、名優ブラッド・ピット。
リックの隣人である新人女優、シャロン・テートを演じるのは『アバウト・タイム 愛おしい時間について』『スーサイド・スクワッド』のマーゴット・ロビー。
ヒッピー集団「マンソンファミリー」の中心人物、テックスを演じるのは『シャーペイのファビュラス・アドベンチャー』『デッド・ドント・ダイ』の、名優オースティン・バトラー。
マンソン・ファミリーのメンバー、スクィーキーを演じるのは『I am Sam アイ・アム・サム』『オーシャンズ8』のダコタ・ファニング。
映画プロデューサー、マーヴィン・シュワーズを演じるのは『ゴッドファーザー』シリーズや『オーシャンズ13』の、レジェンド俳優アル・パチーノ。
マンソン・ファミリーのメンバー、フラワー・チャイルドを演じるのはテレビドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のマヤ・ホーク。
テレビドラマ「グリーン・ホーネット」のスタントマン・コーディネーター、ランディ・ミラーを演じるのは『ワイルド・スピード』シリーズや『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の、名優カート・ラッセル。
マンソン・ファミリーのメンバー、スネークを演じるのは『アンダー・ザ・シルバーレイク』やテレビドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』のシドニー・スウィーニー。
👑受賞歴👑
第92回 アカデミー賞…美術賞/助演男優賞!✨
第77回 ゴールデングローブ賞…脚本賞/作品賞(ミュージカル・コメディ部門)/助演男優賞!✨✨
第85回 ニューヨーク映画批評家協会賞…脚本賞!
第45回 ロサンゼルス映画批評家協会賞…美術賞!
第25回 放送映画批評家協会賞…助演男優賞!
第73回 英国アカデミー賞…助演男優賞!
オタク界のレジェンド、タランティーノ。映画ファンから絶大な支持を集める彼の作品を私はほとんど観たことがない。学生の頃、『ファイト・クラブ』(1999)のブラピに惚れて彼の作品を漁りまわっていた時に出会った『イングロリアス・バスターズ』(2009)。「ブラピvsナチ!?絶対オモロい奴やん!!」と喜び勇んで鑑賞したのだが…。
まぁこれが退屈で退屈で😅今なら別の感想が生まれると思うのだが、当時は本当につまらないと思った。
この時かなりしんどい思いをしたのでずっとタランティーノ作品は意識的に避けていたのだが、ついに彼の作品に挑戦してみることに!!
率直な感想を述べると、やはり今回も退屈だった。
ラスト15分までは本当に物語が動かない。ただただ、リック、クリフ、そしてシャロン・テートの日常が描き出されるだけ。
ストーリー映画を観ているというよりも、むしろ彼らのホームビデオを観ているような感覚に近かったかもしれない。
確かに退屈だったのだが、だからと言ってこの映画をつまらなく感じたかというとそれはちょっと違う。
ストーリーを排し、キャラクター描写に注力。リックとクリフ、この2人にグッとフォーカスして見せることにより、呼吸や心音すら伝わってくるような親密さを彼らから受け取ることが出来た。
本作の作劇方法は、従来のエンタメ盛り盛りなハリウッド映画とは一線を画す。どちらかと言うと、「日常系」とラベリングされる日本の漫画やアニメに読後感は近い。
実はこの作品で描かれているのはたった3日の出来事。たった3日で、リックのこともクリフのこともシャロンのことも、みんなみーんな好きになっちゃった💕
出来る事なら『サザエさん』や『ちびまる子ちゃん』のように、いつまでも彼らの日常を眺めていたい♪
日常系と称したが、これは「何気なくとも幸せな日々」を描くような腑抜けた作品ではない。
1969年8月9日、ヒッピームーブメントの終わりの始まりとも言える「シャロン・テート襲撃事件」に向かい物語は前進していく。マーゴット・ロビー演じるキュートなシャロンが画面に映るたび、そして不穏な陰を忍ばせるマンソン・ファミリーの姿が映るたびに、怖い怖い恐ろしい恐ろしい気持ちに観客は誘導される。
誰もが認める本作の最も素晴らしく、そして最もスリリングな場面はクリフがヒッピーの女の子に連れられ彼らのねぐらへと足を踏み入れるところ。旧西部劇の撮影所に現れたアウトローの男と、彼を取り囲む無法者たち。ここで空気感が完全にウェスタン映画に変わる。
西部劇の撮影をするリックのパートから、本当にウェスタン的な状況に陥るクリフのパートへのシームレスな移行は嫌味なほどに上手い。リックの演技が生み出した緊張感を引き継ぎ、そこにクリフvsヒッピーが生み出す緊張感を更に上乗せする。そのことにより生まれるこのシークエンスの一触即発の雰囲気はもう凄まじいものがある。
さすがクエンティン・タランティーノ。そりゃ人気もあるはずだわ。
この映画が伝えてくれるのは、太陽が昇るためには夜空の星は沈まなければならないのだということ。
この諸行無常な理を全く悲劇的ではない形で描いているところに、タラちゃんの優しさというか映画への愛が詰まっているような気がします。
そして、もう一つ。本作にはお仕事映画としての側面もある。
自分の出演作を観客が喜んで鑑賞している。新進気鋭の女優シャロン・テートはその光景を観て満面の笑みをこぼします。
ベテランのリックは自らの演技を追究する。不甲斐ない自分を叱咤しながら、ついに渾身の演技を披露することが出来た彼の満足気な表情、そしておしゃまな子役の女の子に褒められた時の泣き笑いに、彼の役者人生の全てが表れている。
キャリアも立場も違う2人の役者のそれぞれの達成。それを並列して見せることで、演じるということに人生を賭ける者たちへの讃歌を高らかに歌い上げることに成功している。
クライマックス、クリフはヒッピーの襲撃により足を負傷してしまう。スタントマンにとっての生命線でもある足を傷つけられたクリフは、おそらくこの先今の仕事を続けていく事はできないだろう。本人もその事は自覚しているはずである。
今回の襲撃はリックがテックスたちに絡んだからであり、クリフは完全に巻き込まれた形である。普通なら自分の商売道具がダメになった怒りをリックにぶつけたりする展開がありそうなものなのだが、担架で運ばれる彼の表情は晴々としている。
役者の危険の身代わりとなるのがスタントマンの仕事。その仕事に誇りを持つ彼だからこそ、リックの身を守った自らの行いに胸を張っているのである。クリフを観客誰もが好意を寄せるであろうタフガイとして演出していることに、スタントマンという仕事に対するエールと感謝が込められているように思う。
ラスト15分は完全にコント。そんな都合よく火炎放射器があるわけねーだろっ!🤣🤣
おふざけを我慢できないというタランティーノの性格もあったのだろうが、観客の誰もが覚悟していたあの悲劇を「そういう悲しいことは描きたくありません!!」とでも言わんばかりにスカして見せたのはやはり彼の優しさ故なんじゃなかろうか。
露悪的なまでに暴力的ではあるのだが、だからこそ伝わってくる残虐な行いへの怒り。IF展開を描かずにはいられなかったのは、シャロン・テートへの鎮魂ないしは恩返しだったのかも知れない。
とっても可愛らしい好みのタイプの映画ではあるのだが、やはり160分オーバーというのは長すぎる。流石に冗長に感じてしまった。
また、物議を醸しているブルース・リーの描き方は確かにちょっと問題ある気がする。
大絶賛というテンションではないのですが、今後タランティーノ作品を掘ってみようかしらん?と思えるくらいには好意的な印象を持つ事が出来ました♪
…若い世代の観客だと、シャロン・テート事件について知らないということもあるかも知れない。そういう人がこの映画を観た時にどう思うのかはちょっと気になります。そこを知らないと全く意味不明な映画だよねこれ。
マンソン・ファミリーについては沢山映像化されているんだろうけど、自分が観たことあるのはデヴィッド・フィンチャー製作のNetflixドラマ『マインド・ハンター』(2017-2018)。このドラマを観ていたおかげで、テックスが登場してきた時に反応する事が出来ました。
獄中のマンソンとテックスが登場し、なぜ犯行に及んだかを語るこのドラマ。本作と併せて鑑賞すると良いかも知れませんよ!!
…にしてもブラピは相変わらずムキムキだねぇ。全然脱ぐ必要ないところで脱いでたよねぇ…。もうほとんどギャグみたいになってる。ハリウッドのなかやまきんに君だ。
そしてレオ様はどんどんジャック・ニコルソンに似てくるねぇ。もうあの美男子だった頃の面影は一切無し。レオ様主演で『シャイニング』(1980)をリメイクしてみて欲しい。レオ様vsニコルソンの顔芸対決が見たい!
あまり刺さりはしませんでしたが、二人はカッコイイ
起こり得たかもしれない未来の話
タイトルどおり、ワンスアポンアタイム・イン・ハリウッドという感じ。
格好良いアメリカ、その頃のハリウッド、という感じのセンスの良い映像。
史実を利用し、それを変えてエンターテイメントのストーリーにしてる。
色々と、その頃の俳優を出してるし、分かるほど楽しいというマニアックな内容にもしていると思う。
史実だと、隣の家の女優の妊婦さん<シャロン>に押し入って殺してるけど、変えていて良い感じのストーリーにしている。
ブルース・リーも出てくるし(本人ではない)、あの俳優の少女は誰だったのだろう。
また、分かるように名前を出さない様につくってるけど、調べて分かると楽しいと思う。
遊び心もあり、161分もあるけど、飽きずに、楽しめる。
その青白い顔は見覚えがある
当時、映画館で観ました🎬
タランティーノ監督作、ディカプリオとプラピの初共演作にして、マーゴット・ロビーも出てるとなれば、観ないわけにはいきません🙂
落ち目の俳優リックを演じるディカプリオの、焦ってトチる演技は面白かったですね。
スタントマンのクリフを演じるブラピは、異様に強い気がしますが😅
中盤マンソン・ファミリーの牧場かなんかに一人で乗り込んで、タイヤをパンクさせた男をコテンパンにしてましたよね。
(ここでダコタ・ファニングが出てることに、初見では気付きませんでした💦)
ラストもファミリーの手下達を、犬とともにサクッと撃退。
反撃を喰らってましたが、割りと大丈夫そうでしたね。
リックが手下に火炎放射器をぶっ放すところも、イカしてました❗
シャロン・テートを演じたマーゴットは、今回も魅力的でしたね😀
映画館で自分の作品をお忍びで観て、観客の反応を気にするところとか😁
彼女は最後どうなってしまうのかとハラハラしてましたが、ああいう形になって良かったです。
タランティーノ監督の粋な計らいと言えるでしょう。
唯一ちょっと残念だったのは、これは同じ意見があると思いますが、マイク・モー演じるブルース・リーですね。
クリフに肉弾戦で叶わないというのは‥。
確かブルースの家族から、監督へ抗議があったと思いますが、彼は「実際にブルースは尊大な人物だった」とコメントしたとか。
まあでもあの描き方では、ブルースの家族は面白くないでしょうね😅
とはいえ、映画自体はうまくまとめてくれた感じで、結末は私も好きです🙂
アル・パチーノも出てますしね👍
来年はレザボア・ドッグスもリバイバル上映しますし、楽しみです😁
❇️ドッグフード演出に悪意すら感じた。まるでう◯こ💩
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
🇺🇸1969年カリフォルニアロスアンゼルスハリウッド
リック(デカプさん)売れっ子の役者
★彡今はオチ目で悪役のやられ役ばかり。
クリフ(ブラピさん)リックのスタントマン
★彡リック の運転手や留守番をこなす裏方。
トレーラーハウスで愛犬と一緒に住んでいる。
実話アレンジの二人の友情コメディー!
❇️シャロンテート事件の概要を調べてから映画鑑賞の方が100倍楽しくなります!
◉85B点。
★彡映画愛、センス塊、カッコ良さ、アイデア感、ゴージャス感、こだわりなどをガッツリ感じられた力作でした。
🟡見所5!
1️⃣デカプリオさんの車庫に貼ってある本人の巨大な広告がいちいち笑える。
★彡監督のセンスやこの映画の全体雰囲気を醸し出しているなぁと思いました。
2️⃣ブルースリーが劣勢なシーンが面白い。
★彡このシーンの意図は何か?後で調べたく思います。
3️⃣西部劇と言えばこんな雰囲気!
★彡ゲームの🎮レッドデッドリデンプション を思い出しまいた。
4️⃣ガッツリ西部劇で見入っていると、とっちらかすデカプーさん。
★彡このシーンの演技と葛藤は高級感なコメディーで楽しめた。
5️⃣ラストはセンス塊とタラ監督のこだわりや想いを感じました。
6️⃣ブラピさんのラリった演技最高!
★彡他の作品でもたまに魅せるこの表情が大好物❤️
レオとブラピのネームバリュー
やっぱりブラビが好き
史実改変ifストーリー
タランティーノ監督、ブラッド・ピット主演でヒットラーをぶっ飛ばしたイングロリアスバスターズに続いて実際に起きた史実を「こうだったら良かったのに…」と改変することを主目的としたストーリーなので根本的に観る人を選ぶ作品ではありますがレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの実在感を楽しみながら架空の1969年のハリウッドに身を委ねるととても楽しい作品だと思います。
その配役についてですが、スター中のスターであるディカプリオは基本的に主役以外はやりません。役者には番手というものがあり、ある意味で助演をやることを許されない立ち位置の俳優です。そんなディカプリオが落ち目の俳優、TVドラマの主演クラスから若手スター主演映画の悪役に番手を落とした俳優の役というのは面白いですね。これはジャンゴでディカプリオにちょい役の悪役をオファーして実現させたタランティーノ監督ならではの配役だと思うので流石ですね。そもそもディカプリオとピットをそれぞれ別作品で起用した経歴のある監督でなければ両者の共演は実現しなかったでしょうから劇中のオファーや売り込みを楽しみながら、この作品自体のキャスティングに思いを馳せるとより面白味が増すかもしれませんね。あと書き忘れましたが今作のブラッド・ピット最高でした!
タランティーノっぽさとは?
タラちゃんの最高傑作と言われているので、興味が湧いて、amazon primeで鑑賞しました。
まず最初に、1969年当時の香りがプンプンと匂って来そうなカメラワークや画質、セットについては脱帽です。
どうやって撮影したのかは判りませんが、とんでもない再現力だと思います。
また、シャロンテートが登場したので、てっきり現実に起こった事件のグロい映像を見せられるのかと覚悟を決めていましたが、予想を裏切る展開で、タラちゃんはこれを描きたかったんだなと理解しました。
それを踏まえてですが、「っぽい」とか「っぽくない」という基準は観客ごとに違うので、あくまで個人的にですが、自分としてはケレン味たっぷりで、残酷な描写も割と平気で織り込んでしまい、とにかくよくしゃべる。というのがイメージです。
その点、本作は割と良心的でハートフルな作風で、「っぽくない」印象でした。
ラスト直前の、タイムカウントがはじまってからかシーンでようやくキルビルのテイストが感じられましたが、実話を知っているだけに、この後エグい展開があるのかと思っていたので、ちょっと拍子抜けでした。
実際のチャールズマンソン事件を事前に前知識として理解した上で鑑賞した方が、より一層のカタルシスを感じると思います。
タラちゃんといえば、真っ先にキルビルが頭に浮かびますが、ただただエグい作品ばかりを追い求めている監督では無いのだなということが意外でした。
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