ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのレビュー・感想・評価
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つまらない映画。これを称賛する人が「映画通」なら、私はならなくていい
なんの予備知識もなく観ました
無意味な間延びが多く、頻繁にストーリーが切り替わるので本筋をつかめず、伏線らしきものも回収せず、本当に退屈な3時間でした
途中で帰った人も数人いました
エンタメとして本当につまらなかった
「カメラを止めるな」の冒頭のほうがまだ面白いです
1960年代の再現具合には相当お金をかけて大変だったろうな、すごいなとは思いました
子役の女の子が可愛かったくらいです
この映画は、とにかくバイオレンスシーンに尽きる。 勿論けっして現実...
映画こそ人生
タランティーノは、ブルースリーの大々々ファンである。
だから、もちろんあれはワザと。
捻くれた愛情表現なのだ。
ディカプリオとブラッドピッド、どちらも最高なんだけど、今回はブラッドピッドが完全に持って行ってしまったな。
いや、そうさせてるだけなんだけど。
イングロリアスバスターズ で見せた、舌足らずな「こいつ怒らせたら何するか分かんねぇ」の緊張感を与える役から、より人間臭さをプラスして、もう最高。
LSDにキマった瞬間の演技には思わず吹き出してしまった。
しかし、この人「オーラ」を自在に操るね。
ヒッピー村でスッとオーラを消したのには本当に驚いた。
ドッグフードの汚らしさ、足の裏3連発も最高に最低!
Damn good!
この作品、リック&クリフ風に言うなら、Damn good!です。
昔々、ハリウッドで…で始まるこの作品、ハリウッドへの懐かしさ、哀しさ、バカバカしさ、全てひっくるめたタランティーノのハリウッド愛が目一杯詰まった作品です。
タランティーノの夢と郷愁を混ぜ込み、あの時代の大きな変化をお伽話のように見せてくれます。
タランティーノはシャロンに生きてて欲しかったんだろうな(とにかくひたすら可愛く描かれているし、襲われるのをリック邸にしたから)、ポランスキーの事はちょっと好きじゃないんだろうな(物凄く遠回しにちょいちょい彼を否定するようなセリフを挟んでるから)、やっぱりウェスタンが好きなんだな、ってのがてんこ盛りです。
今作でも、イングロリアスバスターズのパロディや、数々の有名作品へのオマージュも忘れない。
期待通りのタランティーノ作品です。
そしてメインのリック&クリフ。
全編通して、クリフはひたすらリックを見てる。時には優しく、時にはお父さんみたいに、時には犬のように。
だけど最後、リックがやっとクリフを見る。仕事抜きの目で。親友を。親友として。
この瞬間、男の友情に乾杯したくなります。
クリフの「I try」って返しには、きっと努力しないと友達でいられないような、自制が効かない自分自身への全てが詰まっているようで胸に刺さります。
挑発されたら嬉々として乗り、タイヤをパンクさせた報復だって容赦せず、ラリっててもとことんまでぶちのめす。
そんなクリフのI tryはリックと友達であり続けるための自戒を込めた言葉なのでしょう。オープニングのI try からラストのI try へ美しく繋がり、また明日会おうとリックが言う瞬間、スタンディングオベーションです(笑)
中盤、スパーン牧場で西部劇よろしく現実を生きるクリフと、同じ時間に映画セットの中で西部劇を演じるリックの対比も素晴らしい。
そして新しい時代を背負っていくだろうポランスキーとシャロンのカップルと、斜陽を迎えたリックとクリフの対比。
セリフを覚えるのに必死なリックとパーティに出かけていくシャロン。
常に隠と陽を対比し、それぞれが際立つように作られているのも良かった。
この時代背景を知っていれば物凄く楽しめるし、知らなくても楽しめる、そんな作品なので見て欲しいです。
タランティーノ面白いなあ
空虚な試み
「歴史は変えられない。」
その圧倒的な事実に対して、それでもなおささやかな抵抗をしようとする空虚な試みのような映画だ。
「マカロニ・ウエスタン」という、監督が最も敬愛するもののひとつを武器にして、負の歴史の修正を試みる。
言い換えれば、タランティーノは、自分が大好きだったものが奪われてしまった現実の事件を、自分が大好きなものを使って、自分が大好きな世界の中だけで修正するのだ。なんと空虚で寂しい試みなのだろう。
しかしそれでも、自分自身の癒やしのために、そしてこの事件で失われたすべてのものへの追悼のために、映画のラストシーンでタイトルが画面にあらわれてこう語りかけるのだ。
「Once Upon A Time In Hollywood(むかしむかし、ハリウッドで・・・)」
やはり見せてくれた笑
浸透感。
語りたくなる映画
長くて眠くなるという感想もありますが、私はレイトショーにもかかわらず、これっぽっちも眠くならず、画面に あの日に向かって行く日付が出るたびに、ハラハラドキドキ 、、、
なので、wikiでこの映画のあらすじは、すでに読めますが、絶対的に読まないで観た方が良いと思います。その分、シャロン・テート殺害事件や、ポランスキー、ローズマリーの赤ちゃん…からのギャッツビー(レッドフォードもディカプリオも→ちと時代は大幅にずれますが、オマージュ的場面はありましたよね笑)、ローリングストーンズ、悪魔といった単語を紐解いて、時代の空気感を想像しふくらませておくと良いのかもしれません。
淡々とした日常、映画人とはいえ、良識をわきまえていたり、涙ぐましい努力やプレッシャーも。この繰り返し積み重ねから、怒涛のラストのカタルシスへの急展開です。
ヒッピーのいかがわしさや、シャロンの初々しさが散りばめられ、、、でもプッシーキャットも十分可憐で瑞々しかった。これも時代の空気のいたずらという事なのか?
バイオレンス場面はやり過ぎです(私は下を向いてました)。でもだからこその、やったーという爽快感、映画だから!のお決まりのような火炎放射器使い、、、ゆえに、こちらにも勧善懲悪で終わらない後味の悪さが残ります。ブルース・リーの場面も同様で、差別とかは感じませんでした。
最後、カメラが引いていき、インターフォン越しの声、遠くから見える姿は、とても余韻の残る終わり方で、あれこれ想像するほどに胸が切なく苦しくなるほどでした。どなたかも書いておられましたが「シャロンを墓から引きずり出して来れたかな?」というタランティーノ監督の言葉と、想像力に溢れた脚本には一言ため息です。
遊び心やセット、音楽は満点かと。サントラ欲しくなりますネ!
タランティーノ凄い‼️
何から何まで好き
タラ様あらためて大好き。本当にこの作品をリアルタイムで観られて本当に幸せ。と思った。
タランティーノの映画はすごく好きなのとあんまりピンとこないのとありますが、本作はすごーく好きな作品で、二回観ました。もう一回観にいくチャンスを伺ってる。二回めは、あの火炎放射器が出てきた途端にニヤリとしちゃうし、たくさんの伏線に気づけて楽しい。
とにかく、粋であること。作品への愛に溢れてること。なにもかも深く深く考え抜かれていること。俳優の演技がどこをとっても素晴らしいこと。キャスティングが秀逸なこと。何から何まで好きでした。好きすぎてこんなレビューしか書けない自分がもどかしい。
お見事!
映画愛に溢れた傑作
なんと堂々の2時間40分という長尺。
しかし全く飽きさせずに仕上げているのが、さすがタランティーノと唸らされます。
しかもそれがかなり面白い。
音楽は相変わらず素晴らしいです、このセンスはすごいよなぁ。
物語自体はあるような無いようなだらだらとした展開だが、それが実に味わい深いのです。
全体的に映画に対する愛が強く出ていて、随所でクスリとさせてくれます。
そのエピソードなどの差し込み方も絶妙なんですよ。
それと今回はディカプリオの芝居が素晴らしかった。
ジャンゴの時は割と無難な感じでしたが、今回のはしっかりタランティーノ作品らしいアクターでした。
そういえばブラッドピットとディカプリオって初共演だったんですね?
この二人がまた、色々なところが実にハマってたんですよね。本当に役にぴったりなんです。
気がつくと彼ら二人の人生に魅せられていました。
少しほろ苦い感じになってくるのですが、テート事件のくだりから急に緊張感が出てきます。
そして色々なピースが繋がって来るんですね。
ラストの置き方も素晴らしかったです。
練り込まれた脚本、エッジの効いた音楽、深い芝居、散りばめられた映画のエピソード、胸にしみる物語。
これだけ面白い作品はそうは無いでしょう。
本当、素晴らしい作品でした。
※オープンになっているので触れますが、作品はシャロン・テート事件(ハリウッドであった実際の事件)がベースとなっています。
事件を知らない方は事前に知っておいた方が良いと思いますよ。
タランティーノの気持ちを知ることができ、より面白く鑑賞できるでしょう。
映画って楽しい〜〜〜!
洋画はここ1年でたくさん観るようになったので、クエンティン・タランティーノも名前は知っていましたが、観たことはなく。
ただ興味はあったのでとりあえずパルプ・フィクションを予習し、観た方がいいと聞いていた大脱走を予習し、シャロンテート殺害事件についてもネットで軽く予習し、というくらいで観てきました。
感想。た、楽し〜〜〜〜〜!!って感じです。うわ〜映画って楽しい〜〜〜!となりました。本当に。
映画館で客席からあんなに笑い声が漏れているなんて体験はじめてでした。
映画っていいですね。
あ、あと、パンフレットがすごく充実してるので買うべきです!字で埋まっているタイプの中身の詰まったパンフレットでした。ブラピは文字でもかっこいいですね。
かっこいいブラピ、演技の幅でみせるディカプリオ、歴史改竄好きのタランティーノ
プロデューサー業も精力的にこなしているブラピが久々にワイルドでカッコイイ役をやっていた気がする。フューリーなんかも熱い兄貴という感じはしていたが、ミステリアス感もあったのがより良し。
ディカプリオは人気者から落ち目の役者。そしてにわかに再生するという波瀾万丈な役柄をこなしているが演技の下手な演技というのが絶妙にうまくて笑える。いまだにディカプリオと言えばタイタニックというのはチラつくものの凄い俳優だなーと感じる。
シャロンテート事件はポランスキがme too事件か何かで話題に上がった時に知った事件だった。予習なしにこの映画を見たが何となく予備知識があったことで、薄い予備知識どうしが脳内で繋がって面白かったです。にしても派手に歴史を書き換えるなタランティーノはというのが久々にイングロリアスバスターズとかも思い出した感想
あとマーゴットロビーはいまTOP3に入る女優です
え、、これで終わってくれるの?
ちょっと長かった
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