劇場公開日 2019年8月30日

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「ノスタルジックで小粋な映画でした」ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド あま・おとさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ノスタルジックで小粋な映画でした

2025年7月8日
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リックとクリフの友情は心温まる。そしてシャロン・テートはキラキラしている。しかしこれらの描写は、かえって何か起きるのだろうか?と落ち着かない気持ちにもさせる。(実際起きた事件のことは鑑賞後に知った)

リックは、クリフにとって、欲を捨てきれない人間らしい愛すべき存在。クリフは、リックにとって、欲とは無縁に生きる癒しの存在。凹凸が上手くハマっている。

しかし…リックは、ポランスキー夫婦に招待され彼らの敷地に入っていく。憧れていた鉄格子の向こうが、やっと彼の目の前で開かれた。一方クリフは、スタントマンとしての役割を現実的にも果たし、大怪我を負い病院へ運ばれる。二人の人生は距離が開きつつあった。
 さりげないシーンの積み重ねで、人生の機微を語る。

あまおと
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