「ある意味ヒーローもの」ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド Nakashinさんの映画レビュー(感想・評価)
ある意味ヒーローもの
シャロンテート殺人事件の史実を題材に、その時代の映画業界、時代を背景に、落ち目の元スター俳優とそのスタントマンの友情を描く。
配役がデカプリオとブラピなので、絵的に十分持ちこたえられる。ストーリとしては、シャロンテート事件をググって来なかった人にはピンと来ない。ついでにブルースリーを知らないひとには、あれは日本人の加藤さんにみえるでしょう。
シャロンテート事件をググって来ていたので、あの残忍な殺人事件が、タランティーノの得意な殺人シーンに再現されるのかと怖いものみたさでいたけれど、結局、その隣人のデカプリオとブラピが救うかたちになって、ああ、こんな風にあのときもなればよかったのにと思えた。ある意味、ヒーローものでもある。
コメントする