「語りたくなる映画」ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド ちしゃくんさんの映画レビュー(感想・評価)
語りたくなる映画
長くて眠くなるという感想もありますが、私はレイトショーにもかかわらず、これっぽっちも眠くならず、画面に あの日に向かって行く日付が出るたびに、ハラハラドキドキ 、、、
なので、wikiでこの映画のあらすじは、すでに読めますが、絶対的に読まないで観た方が良いと思います。その分、シャロン・テート殺害事件や、ポランスキー、ローズマリーの赤ちゃん…からのギャッツビー(レッドフォードもディカプリオも→ちと時代は大幅にずれますが、オマージュ的場面はありましたよね笑)、ローリングストーンズ、悪魔といった単語を紐解いて、時代の空気感を想像しふくらませておくと良いのかもしれません。
淡々とした日常、映画人とはいえ、良識をわきまえていたり、涙ぐましい努力やプレッシャーも。この繰り返し積み重ねから、怒涛のラストのカタルシスへの急展開です。
ヒッピーのいかがわしさや、シャロンの初々しさが散りばめられ、、、でもプッシーキャットも十分可憐で瑞々しかった。これも時代の空気のいたずらという事なのか?
バイオレンス場面はやり過ぎです(私は下を向いてました)。でもだからこその、やったーという爽快感、映画だから!のお決まりのような火炎放射器使い、、、ゆえに、こちらにも勧善懲悪で終わらない後味の悪さが残ります。ブルース・リーの場面も同様で、差別とかは感じませんでした。
最後、カメラが引いていき、インターフォン越しの声、遠くから見える姿は、とても余韻の残る終わり方で、あれこれ想像するほどに胸が切なく苦しくなるほどでした。どなたかも書いておられましたが「シャロンを墓から引きずり出して来れたかな?」というタランティーノ監督の言葉と、想像力に溢れた脚本には一言ため息です。
遊び心やセット、音楽は満点かと。サントラ欲しくなりますネ!
大好きな映画です。
レビューはしてませんが、生涯No. 1です。
(ちょっと大袈裟です。その後も好きな映画いっぱいです)
シャロン・デート(マーゴット・ロビー)のあどけなさ、可愛さ、
生き返ったようでしたね。
きっと、テートさん喜んでると思います。
フォローに沢山の共感、誠にありがとうございます😊
実は引越中でして…
そのうち撤退します😞
ギャツビー観ましたが、遠い記憶の彼方で…😅
コメントもありがとうございました。良い映画の旅を🎬
ディカプリオ&ブラピの化学反応、いかがわしさ、時代感、ぶっ飛び加減が最高でした。アメリカ🇺🇸人最高❗️
何気に、評判の無い 華麗なるギャツビー 特に映像の秀逸なディカプリオ版に触れていただいてありがとうございます。レビューはあげてませんが映画館で3回観ました華麗なるギャツビー。最後は当然1人貸切でした。他作へのイイねありがとうございました😊😊\( ˆoˆ )/
ジャッキー・ブラウンしかり、音楽カッコ良すぎ。
ですね、シャロンの事件知らなかったら、訳わからないですよ。
レビューでも、ダラダラ長過ぎる!って怒ってる人いっぱいいましたが、、、
許せた人は、本当に映画を楽しめる人なんでしょうね。
音楽良いですよね、タランティーノだけでなく才能のある監督って音楽センスも素晴らしい人が多い気がします。
自分もそうですが、世界中にシャロンテートの事件を何人の人が知っているか、しかしそんなのお構い無しに映画にしてしまう、俺の為の映画なんだけど画や音楽に抜群のセンスがあるから引き込まれるのかもしれませんね。
私も全く同感です。世界のあちこちで行われている残虐行為を、臭いものに蓋で見ないふりしている現実(自身も含め)です。
直視できない私ですが、考えたり想像したりする事はできます。投げかけを考え続けていきたいです。
コメントありがとうございます。
やり過ぎに見えることも、我々が今幸いにも平和な場所と時代にいるからであって、戦争とかの極限状況や何かのきっかけがあれば、いつでも誰でも陥る怖さがあるから生々しくも納得出来てしまうのだと思います。
タランティーノ監督の批判を恐れない覚悟が直感的に伝わるからある種の爽快感さえ感じるのかなとも思っています。