「予習必須!で、ブラボーな作品。」ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド クララさんの映画レビュー(感想・評価)
予習必須!で、ブラボーな作品。
これは、おもしろかった!
タランティーノ作品は、ガラッと変わる展開と、意味が分からなくなっても最後には、「え?そう言うこと!?」と納得できて、後味がよく面白い。
今回も、歴史上の残虐な事件をテーマにし、正義が必ず勝つというストーリーの中で、暴力をより残忍かつコミカルに描き、最後には、オー!ブラボー!と叫びたくなった。
デカプリオとブラピの豪華俳優の素晴らしい演技と、ラジオの音声や街中の映画館の看板等細かい部分にも手が込んでいて、60年代ハリウッドの街並み様子が思い浮かぶ。
ラスト15分は、映画史を変えてしまう事件が!?これは見逃せない。
タランティーノ監督は、10本撮ったら引退と言っていた、でもこの9本目が好評ならこれで引退かもと宣言するほどの、渾身の作品。
ただ、予習しておかないと、面白みの明暗が別れる。シャロン・テート殺害事件とチャールズ・マンソン ファミリー の予備知識は必須。
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