「若さほとばしる、疾走勇足物語!!!」あみこ バリカタさんの映画レビュー(感想・評価)
若さほとばしる、疾走勇足物語!!!
いやぁ、すごい才能ですね、山中監督。
19歳?20歳?の頃、独学で作った映画だそうです。
すっごいなぁ。
ポレポレさんのアンコール上映で鑑賞です。
当日はアフタートークがありまして、本作は
なんの都合も気にせず、監督が自分で好き勝手に
撮った作品だそうです。だからでしょうか?
粗いなぁって感じつつ、キラキラしてずっこーん!と
突き抜けていました。
何よりも、全体を覆う厨二病感!!!いい。
悩め!考えるな、感じろ!そして動け!
行け!自己中でいけーーー!ってなもんです。
しかし、しかしですよ。
繊細な作品なんですよね。これが。
考えられた(であろう)緩急。
引き込む構成。
そして魅力的に仕上げられた主人公。
レモン、ガシガシ。
スパゲティ、わしゃわしゃ。
なんだろう?と観ながら
わけわからんかった自分の十代を思い出し。
きっと、これは山中監督の頭の中(だった)の
具現化に他ないのでしょう。
だからこそ、山中監督の作品が楽しみになる
一作でした。
感じれば良い・・・と思う作品でした。
コメントする