「要するに…」銃 たかじんろさんの映画レビュー(感想・評価)
要するに…
エレカシの宮本主演!!(笑)
似てるなぁ、って…私だけかな?!
ナレーションが理屈っぽかったり、白シャツ黒パンツに髪型まで、なんだかミヤジを連想させます。
彼が何を考えてるのか、映画観てるこちらまでわからない表情や言動。
映画の内容的には良いんだけど、感情移入は皆無。
ではこの映画の何が良かったのか…
そのフワフワした感情を体現した村上虹郎の演技。
アノ人の息子だっていうのは、レビュー読んで知りました(笑)
今どき珍しい、ほぼ全編モノクロで本人ナレーションで進む、ストーリー展開。
昔好きだったATG映画を思い出しました。
日南さんの美しい裸体。
カラーで見たかった!(笑)
きっとこれから、いろんな映画で観ることになるんだろうな。
リリー兄さんとの緊張した場面。
リリー兄さん、いつの間にか映画の華になるような役者になってますね。
この人が出てると映画が引き締まる的な役者さんに。
と、これだけ良い要素が揃ってるのに見終わった後の消化不良な感じ。
う~ん、何が足りなかったんだろうか。
要するに…
「タクシードライバー」と「野獣死すべし」と「十九歳の地図」をおにぎりしたような映画かな。
二番煎じ感が拭えない、何味なんだかわからない、まあまあ美味しいばくだんおにぎり的な映画でした。
コメントする