愛がなんだのレビュー・感想・評価
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タイトルが安っぽいが、ヒットしてよかった。
ここ数年今泉監督が気になってて、遡って今ここ。
さすがヒット作、200以上レビューある。
こりゃ誰もみないな^_^
原作があるからかもしれないが、ダラダラしたアドリブ会話はなく、優秀な役者と非常に練られた脚本で楽しめた。そこいらへんのもう若く無い若者が、ひっつこうが離れようがぶっちゃけ痛くも痒くも無いのだが、2人のリアリティが私の記憶の引き出しの奥から埃を被ったムズムズを引っ張り出してくる。
好きで、好かれて、甘えて、甘えられ、めんど臭くなってきて、冒険の旅はまだまだ続くと自分に言い聞かせ、決めの言葉をのらりくらりと避けてるうちに、だんだん人生追い詰められて行くのよ。
あぁ、、、確か自分はこうではなくてよかった。
たまたまプロデューサーのアフタートークを聞けて興味深かった。企画から実現まで本当に時間かかるものなのね、、、ずっと熱意を持ち続ける事ができる事が職能かも知れない。
ちょっと気になったのはNot Heroinのブランド化の話しとポスターのデザインの話だった。
流通や営業的考えでヒット作を意識したり、あやかったり、ポスターが分かりやすいけど真似やカテゴライズはコモディティ化、劣化一直線だからね。
若者の水戸黄門作ってどうする的な気がしました。
自分達で自分の首絞めて寿命を縮めないように気をつけて頂きたい。
若い監督、新しい才能に「賭ける」って所がただ一つの突破口だよ。
最後に言ったマモちゃんへの感情
最近でいえば「花束みたいな恋をした」とか「明け方の若者たち」とかのキュンとするというよりは胸が締め付けられる系の恋愛映画です。その2作は一度は双方向的に恋愛が進みますが、今作は恋愛の矢印が一方通行です。
恋愛映画の多くは付き合う直前から始まることが多いですが、実世界で考えると恋愛で酸いも甘いも経験するのは、付き合った後よりも自分を好きかどうか分からない相手を想い行動している時。この映画は恋愛の酸っぱい部分を思い出させてくれます。(良くも悪くも)
感想としては、「テルちゃんも中原くんもよく頑張った!」これに尽きます。テルちゃんは終わってないか。。
旅行で心が折れた中原くんがコンビニで葉子を諦めようとしている姿に「愛がなんだ」と言い放つテルちゃん。お前が諦めたら同じ境遇の私はどうなるんだよ、とでも言いたげな表情。
銭湯で働くパートの先輩にも「別れた旦那も時間が経てばどこが好きだったか分からなくなるよ」と次の恋愛へ行けとも取れるアドバイス。
ここで諦めるのかな、と思っていたらテルちゃんは看病に来たマモちゃんにとっくに好きじゃなかったと嘘をつきます。テルちゃんの芯が強すぎる笑。
最後は、ダブルデートの中で「マモちゃんへの恋でも愛でもない執着は何なんだろう」と自問自答して終わります。
中原くんの事やパートのおばさんの事をうっせぇと切り捨て、好きではないと嘘をついてまで今まで通り会っている自分の「好き」を考えています。
恋と愛の定義が気になったので調べると「恋」は一方、「愛」はお互い通じ合っている時。「好き」は恋の一歩手前、とのこと。(諸説あり)
私の解釈は、テルちゃんのマモちゃんへの執着は、恋も愛も押し殺した好きなのではないかと思っています。ラストショットの象とテルちゃんは、自分の好きと向き合う彼女の心の描写と捉えています。テルちゃんがんばれ。
似たものの集まり
岸井ゆきのという女優さんに興味があって観てみた。独特の雰囲気で見事にダメ女を演じたと思う。
作品の感想としては期待を下回ったがそこまで悪くないというところ。123分の作品だが体感は180分越え。
気持ち悪いほどの執着を見せるテルコ、悪気の無いマモル。絶望的な関係の中にナカハラが加わる。
実はナカハラが全ての関係を表しているのではないか。
愛がなんだ
恋愛に型があるのかはわからないけれど、色々な愛があるのだなと思いました。
仲原君とテルちゃんは同じ側の人間だと思っていたけど、ちょっと違うみたいだし、気楽な関係を求めていたマモちゃんはすみれさんとの関係になると途端に重い男になるのも面白かった。本当に愛は色々。
当人同士が納得しているならそれでいいのかもしれないし、他人が口出しする事ではないのかもしれない。でもテルちゃんとマモちゃんの関係って傍から見ると残酷で苦しい。マモちゃんは無意識にテルちゃんを振り回してるし、テルちゃんは病的にマモちゃんを愛している(愛なのか?)。
自分の無いダメな女テルちゃんのマモちゃんへの信仰心みないなものが怖くもあるけど、ある意味我が道を貫いているようにも見え、清々しくてカッコいいとさえ感じてしまえるのが不思議だった。
愛とは自己満じゃない?
テルちゃんは、うざい。押し付けじゃん。
葉子ちゃんの言う通りだと思う。
マモちゃんのどこがいいか分からないし、
はやくナカハラっちみたいに自分から終われるといいね。
マモちゃんから言われるとは思わなかったろうね。
人を愛するのは無償だもんね。
こんなに好きなのにどうしてってなったら押し付けてるよ、自己満じゃん。見返りを求めたくてもダメよ。愛されてないよ。
マモちゃんもテルちゃんと同じだったしね〜
すみれさんのどこがいいかほんとに分からないけど。
マモちゃんはほんとにくそ
ツラツラと言い訳を何述べてんだよ
こっちから願い下げだよって!
テルちゃんも強がってさあ〜
でも、それにも気が付かないマモちゃんほんとくそ
会えなくなるのは寂しいからね、何としてでも繋ぎ止めておきたいよね。
やっぱり葉子はナカハラを求める。
人間の心理
おめでとうナカハラっち!心理学を学んだんだね!
始まってものの10分も経たないうちに4人の異常な関係性が露わになる...
始まってものの10分も経たないうちに4人の異常な関係性が露わになる、素晴らしいオープニングだ。
心に残るセリフがいくつも繰り出され圧倒されたので、鑑賞後に本屋行って原作読んで確認しました。ほとんどは角田光代先生のテキストでしたが、ナカハラくんの幾つかは映画オリジナルでした。
蛇足に見えたエンディングのエピソードも映画オリジナルでした。ま、あれがあるから少し前向きな気持ちで映画館を後にできるんですけどね。
テルコ自身が「ストーカー同盟」と名乗ってる通り、いくらでも気持ち悪くできる役柄を岸井ゆきのさんが絶妙なバランスと熱量で演じられてます。あと、江口のりこさんも流石の存在感でした。少し心が強すぎる気もしますが、、、
テルコには幸せになってほしいっすねぇ
うるせえばーか
恋は盲目だったりドライだったり、愛し方は人それぞれ
元々岸井ゆきのさんのお芝居が好きで鑑賞しました。
現実にけっこうこういう付き合い方してる男女いるし、実際に近しい人にも存在してる。
結局のところその人の人生だから本人さえ良ければ愛し方、尽くし方なんて人それぞれ。
盲目な人は誰かが助言したって恋とか愛とかになると何を言ってもダメだし、それがその人の決めた道だと納得するしかない。
逆に恋愛にドライで執着心のない人もいる。そういう人に恋愛盲目な人が「何でもっと大事にしてあげないの?」とか自分の価値観を押し付けるのは間違っている気がするし。
最終的にうまくいって幸せになればそれはそれでいいし、うまくいかなくて傷ついても自己責任だし経験のうち、思い出だと思えばいい。
他人が人の恋愛に口出ししてアレコレ無責任に叱ったりアドバイスするのって何か図々しいことなのかもなって思った作品でした。
複雑で難しい
付き合ってる人同士だって家と外、第三者がいるときじゃ関係性が変わるし
難しいね
サイテーってなんだ?(明らかなモラハラと暴力は除く)
p.s.
最近名前をよく聞く中島歩さん
「愛なのに」も今度見ようっと
守みたいに相手が変われば立場も変わる。守が自分をみてるみたいだった...
守みたいに相手が変われば立場も変わる。守が自分をみてるみたいだった。自分のことが好きな人が自分に気を遣い過ぎていることにイライラすると同時にそれが心地良くも感じる。自分に尽くしてくれる人より適当に扱われる人に惹かれてしまうのはなんでだろう。
愛とは
純粋に最近見た映画の中でもかなり心に来るものがあった
私は異性じゃなくて同性の友達に依存してた時があって、重すぎて喧嘩して、疎遠だけどやっぱりあの子のことは大好き。今でも思い出す。
でもあの子は私のこと考えなんかしないんだろうな。
私も陽子や守側の思われ、つくされる人間になりたかった。
スポッとお互いがはまったら良いのに
岸井ゆきのの美人に見えるときとあまりかわいく見えない時があって、良かった。
幸せになりたいっすね~
消費される"エモーショナル"
最近の若者が好きそうな所謂"エモい"映画でした。登場人物の恋愛模様はかなり実態に近いのではないでしょうか。
浴槽で2人向き合ってキャッキャウフフする演出、あれエモい系映画の必修科目か何ですかね...
いろんな愛し方がある
岸井ゆきのさんのための役柄。
上手く演じている。
愛し方に色々あるが、彼女はこうなのだ。
一筋とも言えるし、
媚びてるとも言える。
どうでもいいじゃん、愛し方は人それぞれ。
この世代の迷走ぶりが非常に良く描けていた。
しかし今の適齢期世代は恋愛ひとつするにも大変だな。
それがどうした。
好きなんだからいいんだよ。
観てる時、あぁー、いるいる、わかるわかる。あるあるだゎ。こんなヤツいるんだよなーで、観終わると、私もこの中の誰かの1人だった。ぐったり。。。
結論がないとダメっていう人がいた。だからなんだ。結論なんか無いんだよ愛なんだから。
それ書いちゃう角田光代さんの凄いところ。これ超ーイイ。また、読もうってなる。
これがインサイト
人は相手のことを分かろうとしても何を考えているか本当の部分は分からない。でもそれが面白いし難しい。
人には言うが結局は自分も出来ていないということも良くある。自分では気づけない。
だから人と付き合うのだろうし、沢山の人と触れ合った方が良い。
愛という言葉は人間が作った言葉なので、人への思いは人それぞれ決めていいと思う。
不思議ちゃんというより不気味ちゃん
女と男が出会ったとき愛する役と愛される役は決まっている
それを忘れて過剰に愛を注いだり欲しがったりするとその関係は早く終わることもある
愛するというのは信じるということであっても相手の全てに寛容であるということではない
束縛された時に感じる愛がある
映画館では2019年5月1日イオンシネマ石巻で鑑賞
それ以来2度目の鑑賞
原作未読
原作は『空中庭園』『八日目の蝉』『紙の月』の角田光代
監督は『あの頃。』『mellow』『アイネクライネナハートムジーク』の小泉力哉
脚本は『アーク』『影裏』の澤井香織
当時成田凌が好きだから観た
今も好きだ
妻夫木聡とか成田凌とかああいう顔立ちのイケメンが好きだ
役名は田中守
悪い意味で適当すぎる
ヒロインの岸井ゆきのが美人とか可愛いタイプじゃないのが良い
友達役の深川麻衣や穂志もえかの方がよっぽど綺麗だ
テルコの苗字が山田ってのも良い
欽ドンの柳葉敏郎を思い出した
守から電話があったら面接を途中で勝手に辞めるダメ人間
夜中に突然ラップ
小学校のシーン好き
わりとレビューが多いのが意外だった
どう見てもミニシアター系だけどイオンシネマで上映していたしな
女子に受けるんだろう
どちらかといえばなんてことがない話だがそれゆえにリアルだ
ダラダラとゆるい感じも
刺さるだろうな
彼女に昇格したい彼女未満の話
世田谷代田っていいところに住んでいるね
狭くてもOKよ
金町とか綾瀬とか亀戸じゃ全然オシャレじゃないし
世田谷線とか久々見た
荒川線と違って飛鳥山みたいな急斜面を登らないお気楽な奴だけどやっぱり可愛い
髪洗ってもらうシーン好き
羨ましい
あの場面だけでも岸井ゆきのになりたい
江口のりこは岸井ゆきのより不細工だがお笑い無しにいい女感を出せるのはなぜだろう
『ジョゼと虎と魚たち』を思い出した
風呂屋の先輩が片岡礼子だがたとえ銭湯でもヌードになることなかった
ヌードは卒業か
そういう時期なんだろう
「やらせて」って言っておいて勃たないってなんだよ
ジジイかよ
テルコと仲原くんのやりとり好き
カンバヤシくんは声はイケメンだが顔はまあまあ程度だった
終盤黒い画面に「仲原青」「坂木葉子」
暫くしてから「山田テルコ」
前にそんな演出をする映画を観たがタイトルを忘れた
なぜか象のドアップ
目は優しいが肌は汚い
程度によるが尽くすタイプとか重いというかうざいというか鬱陶しい
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