「愛がなんだ、そう言われても」愛がなんだ naomiさんの映画レビュー(感想・評価)
愛がなんだ、そう言われても
山田テルコ(岸井ゆきの)
マモちゃんのことが好き過ぎて、仕事辞めるとか色々と馬鹿が付くほど際限が無い感じが、何とも憎めない。
田中マモル(成田凌)
友達と恋人のどちらでも無い感じで、自分の都合が優先なのか、連絡もあったりなかったり、自分の好きな相手に夢中だし、都合のいい相手だと思っているのかな、山田さんのこと。
テルコの友達、葉子ちゃん(深川麻衣)
自由奔放な性格で、テルコのことを放って置けない、でも自分のこと優先な感じで、仲原のことをどう思っているのかも分からない。誰とも本気で付き合う気が無いのかな。
仲原(若葉竜也)
葉子さんのことが大好きで、いつも側に居たくて、どんなに都合よく呼び出され使われても、慕っている。カメラ好き。大晦日にテルコと二人で話す会話がシュールだったなぁ。
その後の展開も面白い。
塚越すみれ(江口のりこ)
田中マモルが夢中になっている相手。但しすみれさんは、田中くんに興味無いみたい、昔の男で懲りてるのか、テルコを飲み会に誘う。
好きな相手には振り向いて欲しいけれども、好きになれない相手には素っ気無い対応も仕方ない、とも思う。
テルコはやり過ぎだと思うが、好きになったら同じようなものなのかも。
仲原くんのテルコへの言葉、いい奴なんだろうなぁ、テルコには響かなかったみたいだけど。
田中マモルの友達(中島歩)と良い感じなのかとおもったら、テルコの独り言に驚き、最後のテルコが呟く言葉が更に驚きと若干の恐怖を感じた。
テルコは大丈夫なのか?
恋愛とか愛とか、よく分からない。
愛がなんだ、と言われても答えられない。
原作は、角田光代さん。
角田光代さんの文章で読んだら、また印象は違うのでしょうか。いつかの機会に。