「太田胃散が無いと観てらんない、痛々しい片想い。」愛がなんだ ソビエト蓮舫さんの映画レビュー(感想・評価)
太田胃散が無いと観てらんない、痛々しい片想い。
主人公も含め、主要人物のほとんどが片想い中の人物なのだが、
この作品内の片想いしてる人って、みんな、痛々しいんだよなあ。
片想いのスペシャリストである私がそれを見ると、
自分の内面を晒されてる心地がしてきて、
胃腸内の消化途上なもん全部、上へ上へと上がってくるし、ムカムカするし、
太田胃散飲まないと観てらんなくなった。
コレはエグい映画やな〜
(;´Д`)ノ
で、痛々しいうえに、好きになれそうな人物がほとんどいない。つ〜かみんな嫌い。クソみたいな奴ばっか。
強いて言えば、中原くん役の若葉竜也だけは好きになれそうなんだけど、
一番人に対して優しいのに、一番冷たくされ、虐げられてるというか、
一番都合よく利用されてるもんだから、
中原くんに心寄せてしまってる自分自身がだんだん哀れになってくる。
なんで映画観て、卑屈で不快にならなアカンのってな事で、途中から倍速に切り換える。
こんなん、映画館で観てたら辛すぎて泣くがな。感動無しで泣くがな。
エグい映画だったなあ。中原くん以外、全員不幸になりますように。
良かった演者
若葉竜也
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