劇場公開日 2019年1月11日

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「サスペンスがスパイアクションに…」蜘蛛の巣を払う女 白波さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0サスペンスがスパイアクションに…

2023年6月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

フェデ・アルバレスが監督、製作総指揮の中に前監督フィンチャーを迎えた「ミレニアム」シリーズ三度目の劇場作品。
原作だと四作目にあたる映像化で、前三作とは原作者も違うんですね。
そういった意味ではキャスト一新は良かったと思います。
しかしながら、本作は最初から違和感がありました。
見所であったサスペンス性が薄れ、スパイアクションになってしまったのがまず残念。
クレア・フォイ版リスベットにも、やはり不思議な感じがして落ち着かないんですよね。
これ単体で観ればそんなに悪くないと思うのですが、「ミレニアム」シリーズとして観ると、どうしても気になってしまうんですよ。
逆にハリウッド版から初めて、次こっち観たらすんなり入れたのかもしれませんね。
あくまで個人的にですが、やはり違和感だけが残ってしまいました。

白波