アドリフト 41日間の漂流のレビュー・感想・評価
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叡智は『運命を分かたザイル』と同様⭕️だが脚本は✖
彼女の叡智は『運命を分かたザイル』と同様⭕️だが脚本は✖
二回目の鑑賞。
レビュー書いたけど消されているね。
思い出した。
消された理由が分かる映画だ。
今回は消されないようにレビューは書くつもり。
確か、封切りで新宿の「バルト9」で見たな❤️
言い方はこうだ。
「彼女の努力を台無しにした映像だ」
それだけにしておこう。
叡智があって、勇気も活力もあるけど、映像(脚本 )が駄目にしている。
でも、だから、ものすごく、この映画を評価したい。
初見でもなんかおかしいな?って思って見てたんだよね。
それに太平洋の、ど真ん中に果たしてシーラが泳いでるかなぁ?と思った。
バルタザール監督♥️何処へ行くの?
ハーネスは普通つけるでしょ。
諸刃の剣ですね
ヨットでの太平洋横断中に遭難した女性の物語。
実話をもとにしたお話のようですね。
物語は、遭難中のサバイバルと、恋人との出会い等を描いた回想シーンを交互に映す形で進行。
ヨットでの遭難は、映画としてはメリハリに欠けるように感じますが、この形式で飽きずに鑑賞することが出来ました。しかし、逆に、遭難中の苦難や閉塞感等を感じ難くなってしまい、遭難物の面白さを損ねてしまったようにも思います。
ただ、一緒に遭難していた恋人が幻想だった・・・という設定は、とても良い驚きを感じました。
幻想と別れを告げる主人公・・・生きる為に一人で現実と向き合うことを決めた彼女。恋人との別れの切なさと、彼女の覚悟を感じ取れる素晴らしいシーンでした。
私的評価は3.5にしました。
楽しかった彼を想いながら
船で航海中嵐で遭難
漂う海原を壊れた船のなかで必死に生きる
彼との出会いそしてこの船に乗ることに
なった経緯を回想しながらstoryが進んでいく
少しの食料と水と時には魚をとって食べたり
生きるために凄まじい行動力があった
彼が彼女のことを男勝りと言っていたが
本当にその通りの女性だった
精神力が強かった
彼がいたからかもしれないけど
と思ったら
彼はそこには……いなかった
彼女は41日間本当によく頑張りました
自然の脅威
少しヨットに憧れや興味があって観てみました。
経験したことないけど、食糧不足と脱水症状になるとこんなにまで幻覚をみるのかという表現、描写が凄くリアルに描かれてました。
でも、その幻覚の中でも愛する人の"声"が彼女を生存へと導いたのだと思います。
現実と過去の振り返りを織り交ぜながらの流れも非常にわかりやすかった。
自然の脅威、幻覚、孤独感、絶望感、ほぼ希望が無くなる状況など表現された作品でした。
命のタグボート…
それは幻だった。41日間も孤独で大海原に漂流していたら、気が狂い、錯乱、幻も見るかもしれない。しかし、リチャードの支えがあったからこそ、タミーは生きながらえた。いきなり漂流しているリチャードをよく見つけられたなと思ってはいたが。。実話ベースでこの先どうなるのだろうと見ていた。助かったタミーは今でも航海を続けているというエンディングに驚愕した。何でこんな目にあったのに海が普通だったら怖い、二度と海に出たくないと思うだろうに…しかし、そこにはリチャードとの想い出がたくさん詰まっているからなのだろう。また幻を見たいからなのか。映画としては悲しい結末なのだが、運命の人との想い出を描いているラブストーリー。しかし、漂流モノを見るたびに自分は絶対行きたくないと思ってしまう。
1人で海を渡るってどんな感じ?
映画「アドリフト 41日間の漂流」
(バルタザール・コルマウクル監督)から。
実話の映画化ではあるが、何かドラマ的な展開を期待した。
アクシデント、ハプニング、トラブル・・なんでもいい、
観ている私たちが想像できないようなことが起きるのかと。
しかし期待は裏切られ、淡々と物語は進み、終わった。
邦題で「41日間の漂流」だとわかってしまうし、
「漂流2日目」の字幕を目にするまで、37分かかり、
あとは省略かな、と思えるような流れで、夢中になれなかった。
冒頭で、こんな主人公の2人の会話がある。
「1人で海を渡るってどんな感じ?」
「惨めだ、冷えるし、ひどいものさ」
「そんな・・本当に?」
「日焼け、不眠、船酔いのどれかに苦しめられる。大抵3つ同時だな。
空腹だし、体も濡れっぱなしだし、数日で幻を見始める」
「見ても楽しくないやつ?」「全然ね」
この会話をメモしてしまったので、流れが読めてしまった。
感動的な話なのだろうが、ドキュメントではないのだから、
もう少し、何か工夫が欲しかったなぁ。
大海原の動と静が見事なサバイバル実話
1983年のタヒチ。
世界を旅している20代前半の米国人女性タミー(シェイリーン・ウッドリー)。
ヨットで世界中を航海している英国人リチャード(サム・クラフリン)と知り合い、恋仲になる。
ある日、リチャードは同じ航海仲間の英国人中年夫婦から、彼らの豪華ヨットを米国サンディエゴまで回航してほしいと依頼される。
ふたりは老いた親の病状が悪化したために、英国に戻らなければならないからだ。
豪華ヨットでの航海のチャンスなど、またとないこと。
さらに、今度は愛するタミーとともに航海することができる・・・
出帆したふたりであったが、数日後、大型ハリケーンに遭遇し、効果ヨットのマストは折れ、漂流することになってしまう・・・
といった物語で、映画はハリケーンに遭遇し、水浸しのキャビンでタミーが意識を取り戻すところから始まります。
リチャードの姿はなく、双眼鏡で、救命ボードにしがみついているリチャードを発見して救出するも、彼は右脚と肋骨を骨折し、動けない状態になっている・・・と、被災の状況がまず描かれます。
なので、観客としては、いきなり物語の渦中に放り出されたような感じで、ものすごいストレスからはじまります。
そして、先に書いたような出帆~被災までの経緯が、被災後のサバイバル描写と交互に描かれます。
このつくりは巧みで、ふたりの出逢いから順番に描いていったとすると、サバイバル描写は同じような描写の繰り返しになるし、出帆までは観ていて飽きるだろうから。
極限状況と幸せな状況を交互に描くことで、それまでの幸せ感も深まるし、サバイバルの緊張感も途切れない。
また、この手のサバイバル映画では、得てして被災する原因が、主人公の無鉄砲や無軌道にあって残念なことが少なくないのだけれど、この映画では、ふたりが豪華ヨットを回航する理由も納得がいくもので、依頼する中年夫婦の口ぶりからもリチャードが相当なセイラーであることも伝わるし、タミーの操舵も様になっていることが描かれているので、残念に思うことはありませんでした。
そして、最終的には、41日目に救出されるわけですが、その前にひとつ、あっと驚くような映画的仕掛けが隠されており、それを隠すのにも、過去の幸せ描写とサバイバル描写を交互に描くのは役立っているように思いました。
ロバート・リチャードソンのカメラによる海原の動と静の対比も見事。
共同で製作も兼務している主演のシェイリーン・ウッドリー、熱演です。
監督はアイスランド出身のバルタザール・コルマウクル。
映画作品としては…
実話作品の為見応えはやはりある。主人公であるタミーが生き残るのは最初からわかっていても、遭難し海上で過ごしてきた事がどのような体験だったのかという興味が根本にある為終始力を入れた見方にはなってしまう。
その為期待しすぎたのか映画作品としてみるのであれば思ってた程のものではなかったかなというのが率直な感想。
リチャードと幸せだった回想シーンと、まさに海上で遭難しているシーンを交互に終始描いているのだが、これが個人的には見づらく感じた。僕が期待していた遭難時の体験があまり伝わらない。緊迫感やリアルさが伝わってこなくこの辺りが少し残念に感じた。
最後の最後で遭難時にリチャードと過ごした時間は全て幻で海難事故に遭った際に既に死亡した事を最後に知らされるのはちょっと肩透かしを食らった気分だった。
まぁそれでも実話って事だけでやはり見応えが最低限あるのも事実。なによりタミーが助かり今も幸せに海上の生活を送ってる事を最後に知ることができ温かい気持ちになった。
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