劇場公開日 2019年10月11日

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「現代的近未来SF」アップグレード ヒックス伍長さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0現代的近未来SF

2022年1月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

怖い

興奮

監督は透明人間(2020)のリー・ワネル。
ソウ、インシディアスシリーズにも製作、脚本、出演と深く関わっている。
いわゆる機械と人間とのバトルアクション物だが、ストーリー展開は今までありそうでなかったもので、どんでん返しに次ぐどんでん返しというサスペンス感とラストの何とも言えないバッドエンド風味は斬新だと思う。
あえて風味と言ったのも、人間側は人格や命を奪われるが、機械側は新しい体を手に入れて生まれ変わるという見方もできるからだ。
作品の規模こそこじんまりとした低予算映画だが、下手なビッグバジェット物よりも圧倒的に面白くてハイクオリティだと思う。
やろうと思えば続編も可能なエンディングだったので、ちょっと期待してみたい。

ヒックス伍長