「ハラハラした」THE GUILTY ギルティ(2018) CBさんの映画レビュー(感想・評価)
ハラハラした
映画の間じゅう、電話だけで誘拐された被害者を救えるか、というハラハラドキドキ感に浸っているのだが、ある一瞬を境目にして、その前後で世界が完全に反転する、という経験ができる。
そして並行して、主人公の、ちょっと行き過ぎてしまう正義漢という性格もだんだんわかっていく。
この作りはなかなか優れていて、その性格は善悪の境目で非常に危ういものであることを、主人公の立場で、音(声か)だけの世界の中で、追体験できる。
おそらく、それがタイトルのギルティ(有罪)が指し示すことではないだろうか。
いやあ、楽しめました。ギリギリの線でイヤミスではなかったし。本当にギリギリだったけれど…
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ハルクマールさんのコメント
2024年8月15日
コメントありがとうございました。
あのタイミングでバラしてくるのはズルいけど巧いと唸りました。
あと少し手前だったら、とかタイミングのズラしが巧い脚本でしたね
かいりさんのコメント
2019年8月28日
CBさん、こんにちは😄😄私はこういう作品でいつも展開読めないでハラハラすることのほうが多いですが、今回に限っては早々に読めてしまいました。女の勘ってやつ?かもしれません。