「キリスト教徒にとっては心底怖いかも」ヘレディタリー 継承 M.Kotaroさんの映画レビュー(感想・評価)
キリスト教徒にとっては心底怖いかも
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厳格でやや常軌を逸した所があった祖母エレンが死に,彼女の怨念のようなものが残された家族を襲うのかと思いきや,そうではなかった。祖母とも深い関わりがあった第三者が実は悪魔崇拝主義者だったという点がポイントなのだが,彼女がなぜ一家に執拗に関わり続けたのかがよく分からない。それゆえ終盤で悪魔崇拝が関係していると判明した時の恐怖が減退してしまっている。それまでは地味な展開ながら,ジワジワと心が蝕まれるような恐怖が心に重くのしかかってくるようで,なかなか強烈な印象だっだけにちょっぴり残念だ。
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