ゲンボとタシの夢見るブータンのレビュー・感想・評価
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いきなりのアレに不謹慎に笑ってしまう だが住職の「神も人も動物も皆...
いきなりのアレに不謹慎に笑ってしまう
だが住職の「神も人も動物も皆これが好きだ 皆笑顔になる」の言葉にいきなりブータンそして、この映画が近くなる。そうそう、日本だって アレ神輿もある
そうして、淡々と穏やかおおらかな生活をカメラは追って行く
娘がゲイだって 親は騒がない。
近代化が進んでも 彼らの心がこうなら
この国のGNHは高いままであろう…
この淡々としたドキュメンタリー その先を知りたい所だが 兄妹の岩山登った言葉で 終えたのは良かった。
多様性を認めるとか差別禁止とか…この国では当たり前な事であった。
波乱のドラマにもならないのだった
日本も昔はこうだったんでは?
はて ブータンはどうしてこんなに長く鎖国を守れたのだろう?隣のチベットと違い
平和とは心の中に宿るもの それは誰の心にも…
近代化って本当に必要なのかな
とても偏ったイメージだと思うけど
ブータンって今でも仏教色強め、と言うか
戒律を守って慎ましく生活しているイメージがあったので、
若い世代が洋服を着ていたり、FBを見てたり
TVでサッカーの試合を見ていたりするのは
とても意外でした。
若い世代も老いていく世代も、
近代化・IT化と伝統的な生活の境目の中で戸惑いが
あるのでしょうね・・・
勝手なことを言うと、若い子たちが来ている洋服などよりも
ブータンの正装をまとっている方が素敵に見えた。
(まあ、日本人だって日頃着物をきているわけではないし
言える立場ではないが)でも日本が置き去りにしてきた
自国の文化とか自国のオリジナルの良さ、みたいなのを同じように
剥ぎ取られているんではないの?と言う寒々しさも感じた。
タシくんの性同一障害について、両親が仏教的解釈で
割とあっさりと認識?理解?しているのがなんかよかった。
大げさに騒がないのいい。
まあ、とはいえところどころ無神経な言動があるものの
性同一障害の事がなくても、親と子なんてそんなもんでしょ、
と言う範囲だと思う。
あと、ゲンボくんとタシくんの仲睦まじさがとても
可愛くて微笑ましいです。
二人ともどんな道を歩むのかわからないけど
素敵な大人になってほしいなあ。
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