「バンドの成功の陰にある、フレディの人知れぬ苦悩と葛藤」ボヘミアン・ラプソディ 坂正範さんの映画レビュー(感想・評価)
バンドの成功の陰にある、フレディの人知れぬ苦悩と葛藤
とあるショップでバンド『スマイル』のライブを聞いたフレディは、彼らの演奏に惚れ込み自らをヴォーカルとして売り込みます。
そうして新たなバンド『クイーン』として活動した彼らは瞬く間に有名となり、フレディ自身も恋人となるメアリーと、彼女が働く店での出会いを果たすなど順風満帆に成功の道を歩んでいきます。
しかし、それだけ有名になってもフレディにはどこか満たされぬ想いがあるのでした。
僕も大好きなバンド『クイーン』のヴォーカリスト、フレディ・マーキュリーにこんな苦悩や葛藤があったとは、と意外な想いで鑑賞しました。
映画の中で流れるクイーンの名曲の数々は思わず一緒に歌いだしそうになりますし、その音楽の魅力も相まって非常に没入感が高い映画です。
冒頭でフレディがこれまでの経歴を振り返る、という形で始まり、ラストシーンで最高潮に盛り上がる演出も必見です。
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