「今更ながら、感動してしまってごめんね(〃ω〃)」ボヘミアン・ラプソディ ガーコさんの映画レビュー(感想・評価)
今更ながら、感動してしまってごめんね(〃ω〃)
ようやく鑑賞(笑)
何故これほどまでに、この映画を観なかったのか?
自分でも謎ですが…(笑)
この映画は何と言っても、フレディーマーキュリーを演じた、アンソニーマクカーテンさんの歌唱力の素晴らしさ!!
本人の声と錯覚してしまいそうなほど、完璧な歌唱力、表現力、パフォーマンス!
思わず、YouTube で本人の声と聴き比べをしてしまったほど(笑)
聴き比べても、やっぱりそっくりすぎて、鳥肌が立ちました。
素晴らしい!!!!
彼を主演に抜擢した、監督のお眼鏡の高さに拍手!
実は、私はクイーンのことをほとんど、名前と有名な曲くらいしか知らなかったし、興味もなかったのですが…。
この映画をきっかけに、彼の人生をより詳しく知ることで、とても興味を持ちました。
そして、彼が同性愛者であること、AIDS であったことも、この映画を通して理解できました。
結婚して愛するメアリーがいるけれど、それ以外にも好きな男性がいるという、なかなかのもどかしさ…。
そんな複雑な感情のせいで、バンドのメンバーに迷惑をかけ、詐欺まがいの仲違いに陥るという、なかなかの壮絶な人生を送ったフレディ。
素晴らしい音楽を生み出すには、それなりの苦労を強いられるものなのでしょう。
フレディから、「自分はバイだから別れてくれ」と言われて離婚しても、最後まで彼の友人として側に寄り添い続けたメアリー。
彼女の献身的な態度で、女性としてではなく、1人の尊敬する愛しい家族のように接していたフレディ。
こんなにも良くできた人間は、なかなかいないだろうなと強く思いました…。
いろんな意味で個性の強かったフレディ。
ロックにオペラやクラシックを取り入れた、斬新な楽曲を生み出した彼だけに、考え方や感じ方もかなり独創性に富んでいたようで…。
仲間からの反感も沢山あったと思います…。
1人孤独になった時、ようやく大切なものが何かに気がついたフレディ。
後半では、ゴチャゴチャで崩壊寸前だったクイーンのバンドを、彼が物の見事に立ち直らせてしまう姿に感動!!
そして、そこから一気にライブのクライマックスへ。
クイーンといえば、これ!という、素晴らしい名曲の数々が登場して、最高潮に盛り上がりました。
素晴らしい音響、素晴らしい映像、素晴らしいパフォーマンス!
アンソニーさんの脅威の歌唱力と、ライブ会場の一体感が興奮度Maxとなった瞬間、エンディング…!
少し駆け足で終わった感じもあり、所々説明が欲しい部分もありましたが、トータルで観ると、完成度の高い作品でした(^^)
ひとつ残念だったのは、家の小さいテレビで鑑賞してしまったこと。
これは、映画館などの大画面と大音響で観るべき映画でした…。