「この感情は定義できない」ボヘミアン・ラプソディ ミーハーの戯れ言さんの映画レビュー(感想・評価)
この感情は定義できない
私は平成生まれなので、全然Queen全盛期に生きてなかったんですが、父がリアタイでファンだったらしく、子供の頃よく車の中で彼らの曲を聴いていました。
だからこの映画を観るまで、あの曲がなんという名前なのか、そもQueenとはどんなバンドなのか、フレディ・マーキュリーとはどんな人物なのか等々全く知らなくて、でもだからこそ、その状態で観れてよかったなぁと。知識が殆ど無かったから、素直な気持ちで物語を楽しめました。(見終わったあとに実際はどうだったのかなど知るところまで含めて)
この映画が爆発的に大ヒットしたのって、私たちみたいなQueenブーム第三波以降の人間でも耳馴染みのある曲が沢山使われていて、かつ、フレディのセクシャリティにも丁寧にフォーカスしている"今"感と、家族愛、友情、バンドあるある、ライヴビューイング感etc、沢山の魅力的な要素が組合わさっていたからなのかなって思います。
頭で考えるより先に、心が震えました。音楽の力って素晴らしいですね……!たった二時間と少しでこれだけ心を揺さぶられたのは久しぶりです。
この映画に、フレディに、Queenに出会えてよかった。
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