劇場公開日 2018年11月9日

「音楽好きは必見。全てを圧倒する感動のラスト!!」ボヘミアン・ラプソディ 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5音楽好きは必見。全てを圧倒する感動のラスト!!

2018年12月30日
PCから投稿

悲しい

単純

興奮

【賛否両論チェック】
賛:誰もが聞いたことのある楽曲の数々が印象的。ラストのライブの再現シーンは、まさに「圧巻」の一言に尽きる。
否:物語そのものは、フレディの半生を淡々となぞっていくだけなので、ファンではないと案外退屈かも。

 言わずと知れた「クイーン」のフレディ・マーキュリーに、スポットライトを当てた本作。洋楽をあまり知らなくても、誰もが1度は耳にしたことがあるような楽曲の数々に、聴いていて心が踊ります。
 ただ物語自体は、フレディのその人間性を掘り下げてはいるものの、非常に淡々と進むので、ファンではないと案外退屈してしまうかも知れません。
 しかしそんな退屈も、ラスト30分まで。最後は「ライヴ・エイド」の雰囲気がそのままに再現され、その圧倒的なスケールと圧巻の歌声に、思わず胸を打たれること請け合いです。
 2019年、話題をさらった作品であることは間違いありませんので、音楽好きな方は是非チェックしてみて下さい。

映画コーディネーター・門倉カド