劇場公開日 2018年11月9日

「最強音楽人間ドラマ」ボヘミアン・ラプソディ andhyphenさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0最強音楽人間ドラマ

2018年12月12日
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鑑賞方法:映画館

鳴り渡る20世紀フォックスのファンファーレはまさかのギター!(これサントラの頭に入ってるので聴いてください)
私はクイーンに全く詳しくない、うっすい鑑賞者ではあるが、いや音楽に満ち満ちた人間ドラマとして最高では。
フレディ・マーキュリーの人間ドラマとしては(事実とかなり異なる部分があり、大幅に脚色しているということを含め)もう少し描き込めたのでは、と思うところもなくはない。フレディに焦点を当てすぎて、彼の周囲が儚げになってしまっている感じはある。少しわかりやすく落とし込みすぎているきらいもなくはない。
しかしまあ音楽ですよ。音楽の説得力が凄い。クイーンの音楽は偉大だ。あの音楽を創った者たちの物語なのだ、と思うと余計に感情が溢れてくる。音楽の影響力の強さを思い知る形になった。
特にLIVE AIDのシーンは完全にライブの聴衆になっていた。あの映像は凄かった...。映画館じゃなきゃ多分私も歌ってました。
そういえば確か途中で監督替わったはずなのにブライアン・シンガーのクレジットしかなかったな...。

andhyphen