「はからずしも泣いてしまった」ボヘミアン・ラプソディ hamaさんの映画レビュー(感想・評価)
はからずしも泣いてしまった
ボヘミアンラプソディーという名を聴いただけで、どのような映画であるかは、予習せずに初日に観ました。Somebody to love で、フレディの話が始まり、ブライアンメイ、ロジャーテイラーとの出会い。ジョンディーコンも加え、キラークイーンかヒット。アルバム作成にオペラがテーマ。ボヘミアンラプソディーは、早くも登場。後半に聴かせるものと思ったが、この辺りからフレディの孤独が伝わってくる。ラミマレックは、フレディとルックスはちがうがフレディの雰囲気をまとい、目だけの演技で孤独を伝える。メアリーとの照明の点灯で、子供のような心のつながりを確認する姿の脆さに、観客として、力を貸してあげたくなる。雨の中、クイーンのメンバーなどの家族から離れたフレディは、再び、赦しを受ける決心をする。グズとの決別。そして、ライヴエイドのステージにむかう!対訳で意味を知りながら聴くとボヘミアンラプソディーは、まったく新しいものとなり、ウィーアーザチャンピオンには、はからずしも涙がながれた。ドントストッブミーナウはアカペラ風で幕引きをおこないはじめるが、もっと、フレディとクイーンのメンバーとクイーンの楽曲に浸っていたい。それから1週間後に二回目のボヘミアンラプソディーに行ってしまいました。どうです。良い映画ですよ。