「音楽サイコー!ライブ最高!」ボヘミアン・ラプソディ とえさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽サイコー!ライブ最高!
最高だった!!
なんで、私は音楽が好きで、ライブに行くのか
なぜ、音楽にこんなにも心を揺さぶられ、音楽がないと生きていけないのか
その理由の全てが、ここに描かれていた
正直言って、これまでQueen の音楽って趣味じゃないと思って避け続けてきた
けれど、この映画を観て、フレディ・マーキュリーの人生を追いながら
改めてQueen の音楽を聴くと、そのリズム、音、言葉の一つ一つに、その時の彼の人生の全てがギッシリと詰め込まれていたのだと知る
彼の愛も、迷いも、怒りも、憎しみ苦しみも、人生の全てがそこにあって
その叫びである音楽に、心の波動が共鳴したり、反発したりして、強く揺さぶられるのだ
そうして、私はこれまで、日常生活の中で起きた、嬉しいこと、悲しいこと、幸せなこと、辛いことの全部を音楽に投影し、その気持ちの全てを歌手に代弁してもらっていたんだと気づいた
だから、アーティストたちが、彼らの人生を音楽に反映させればさせる程、より強く気持ちが反響するのだ
そして、ライブへ行って、共に歌い、叫ぶことで
心に溜まった濁りのようなものを発散するのだ
だからこそ、若い頃から人生に悩み、迷い、怒りながら生きていたフレディは、誰よりも人の心を強く揺さぶることができたのだと思う
アメリカの批評家サイト Rotten Tomatoes の支持率を見ると、その数字は6割程度で、この映画の評価がとても低いことかわかる
が、その一方で、観客の支持率は9割を超えている
しかし、それさえも、当時の Queen が批評家に酷評されながらも、一般リスナーたちや、オーディエンスから圧倒的な支持率を得た現象そのままであり
この映画の存在そのものが、Queen の全てをそのまま表していると思った
支持率が低いのは、この映画のフレディが、史実と違うからと言うのがその理由の一つらしい
だとしても、ラスト20分
彼らのライブには、きっと誰もが心を揺さぶられ、心が熱くなるに違いないない
私は、号泣して涙が止まらなかった
そこには、フレディ・マーキュリーの全てがあったからだ
彼の人生の全てが、そこに込められていた
そこだけでも、必見の映画だと思う
人生、迷いながら、苦しみながら、悲しみながら生きている人にこそ、おススメの映画
ぜひ、観て欲しい
ちなみに、私はIMAXで観たけど、映像も音も最高だった
とえさん
私もqueenのファンではなかったのですが、正直後半のライブは高揚して泣いて震えました。
queenの楽曲の受け止め方がかわりました。
音楽が生きる力になる説に賛成です😌