「さっいこ〜!」ボヘミアン・ラプソディ CBさんの映画レビュー(感想・評価)
さっいこ〜!
泣いた、泣いた。ラスト30分、ライブの間じゅう、涙流れっぱなし。
不思議な感覚だった。主人公の心情に共感するところはない。お涙頂戴ストーリーに乗せられた感もない。ただストーリーを追い、音楽を楽しみながら観ている、という状況。それが、ライヴ・エイドでの最初の曲から最後の曲まで、なぜか涙流れっぱなし。
一曲始まるたびに、また新たな涙が流れるというのは、自分でも正直びっくりな出来事だった。
主人公というひとりの男のストーリーを眺めてきてから聴く音楽は、曲への親近感に加えて、その歌詞が、まさに彼の人生を振り返り、いまこのステージに立つ心境を表しているかのようだったからか。
135分の長編だが、楽曲はほぼ全てフルコーラス、ライブ1本と映画1本を重ね合わせて観ている感覚で、冗長感は皆無。ラスト30分ライブの観客まで含めた一体感はぜひ経験してほしいし、ストーリーと楽曲の見事な重なりあいもまた、ぜひ体感してほしい。
父親と息子、わかりあえない者どうしが、わかりあえないままだが、共通するひとつの価値観のもとで繋がれた、という点が響いたのかもしれない。
川崎チネチッタのLIVE ZOUND劇場で観られたことも、本当によかった。ぜひ皆様、可能であれば、音響のよい劇場で観劇されたし。
映画とは直接関係ないのだが、ライヴエイドを思うと、イギリス人って偉いなあ。やろうと思い、実際にやるって偉い。
2021/6/4 地上波でノーカット放送してくれたので、再び、観た。副音声(英語)で字幕にして、音量をグンと上げると、それっぽい。延長して、エンディングの「ドントストップミーナウ」まで入れてくれてありがとう。やっぱり、面白かったわ。
CBさん、私も全く同じでラスト20分は涙腺崩壊状態でした。先日Amazonで観た時(映画館含め4回目)も同じ症状で家族が面白がって号泣してる私を動画で撮ってました
コメントありがとうございます。
地上波の後、BS日テレでも放送したんですよ。
さすがに最初からは見ませんでしたが、またライブのところからエンディングまで見ました。
BSでは「ショー・マスト・ゴー・オン」まで流してくれましたよ!
CBさん、どーもです。
僕もライブシーンは鳥肌立ちました!
自分の好きなバンドのライブ行っても感じないよーな感覚でした。ある意味フェイクなのに。
QUEENに対しても、そこそこ知ってるくらいだったのに。そー考えると凄い作品ですね。