劇場公開日 2018年11月9日

「フレディの歌声があれば大満足です」ボヘミアン・ラプソディ しげぴいさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0フレディの歌声があれば大満足です

2018年11月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

今回は集中力に欠いた。

座席が不運
ひとつ席を空けた隣の親子連れ
父親が幼い娘に
いちいち場面を説明してた。
腹が立つやらあきれるやら…

応援上映の回じゃないんだから
ほんとやめてもらいたい。

映画の感想になってないが
あまりにも悲しくショックだったので
せっかくの名画が味わい半減。
つい愚痴ってしまった。
しっかりクイーンのサウンドは
堪能してはきましたが。

トニ・コレット
アカデミー前哨戦で大奮闘中。

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2018.11.27 TOHOシネマズ上野にて2回目
2回目も泣いた。
1回目以上に泣けた。
この映画は禁断症状を招く
観れば観るほどはまっていく。

伝説のボーカリストの裏も表も
説得力ある演技で魅せてくれた
ラミ・マレックに拍手

アイデンティティに枷を感じながら
生き急いでいくフレディに
息苦しいほどの切なさを覚えた。
でもクィアなフレディは
個人的には超クールだ。

まだまだ、まだ観足りない。

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2018.11.13 TOHOシネマズ日比谷にて
IMAXで1回目
今日を待って待って待ちわびて
日比谷で12時上映なのに
朝6時半に目が覚めちゃったぞ。

トリビアを繋いだような脚本は
薄っぺらさを感じずにはいられない。
難民としての移民である出自は
ほんのワンシーンで片づけられてしまう。
幾重ものマイノリティが醸し出すであろう
浮き足だったような孤独や苦悩も
とって付けたような印象を受けた。

でも…でも、いいの
フレディの生の歌声を
IMAXで堪能できたんだもの
それだけで至福の時間だ。
ライヴ・エイドのシーンでは
ラミ・マレックが本物に見えた
それまで程遠かったのに。
プレンターを悪役に徹しさせ
告知を前倒しさせ
自分の立ち位置を見つけさせ
すべてはライヴ・エイドに収斂する。

これはもう泣くしかないでしょ!
なんだかんだ言ったって
フレディは孤高のボーカリストだ。

「地獄へ道づれ」は
ブラコンやジャズに目覚め始めた頃に
クイーンらしくない曲として
記憶が鮮やかに残っている。
受験勉強そっちのけで
映画三昧の日々を送ってたっけ。

しげぴい