「よくある汚職内部告発物。ではあったけど。」一級機密 fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)
よくある汚職内部告発物。ではあったけど。
一言。「よくある話だけど、ホロリ」。
軍の航空機部品に関する汚職に気付いていく、過程の話の中に。
汚職を告発するため、マスコミに接触する話が挿入されていて。
ちょっと時間軸がわからないところもありました。
だけどどの国でも、悪いことをする輩はその理由も、隠蔽方法も同じ。
なので既視感を感じつつも、見続けました。
最初から「誰が悪いやつか」っていうのはわかってるし、役者さんの顔がいかにもって感じ(失礼)。
じゃあどこまで悪なのか。暴こうとしても、軍内部だけで出なくマスコミまで。
上層部は取り入って、主人公の告白を阻止し、閑職に追いやる。
いかに「反逆」の狼煙を掲げ続けていくのか。そして成し遂げることができるのか。
ラスト近く主人公が相手に問いかけます。
「この軍服の意味がお前にわかるか?!」。
ネタバレなのでぼかしますが。ここジーンときちゃって。不覚にもほろり。
そんな意味、考えたことなかったな。
ただのユニフォームとじゃないんだね。
終わり良ければ全てよし、な一作でした。
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