また、あなたとブッククラブでのレビュー・感想・評価
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年配のお姉様方必見のロマンス
ダイアン・キートン(74歳)、ジェーン・フォンダ(83歳)、キャンディス・バーゲン(74歳)、メアリー・スティーンバージェン(67歳)の共演。これまで観た作品の中で一番年齢が知りたくなる作品だった。
4人の読書会は読む本を交替で持ち寄り読後の感想を語り合うスタイル。あの『Fifty Shades of Grey』を読んだことがきっかけで彼女たちの人生が色づき始めた。
男性陣も豪華。役得と言うべきか、ダイアン・キートンはアンディ・ガルシア(64歳)に、ジェーン・フォンダはドン・ジョンソン(71歳)に優しく包まれた。『あり得んだろう』と突っ込みたくなったが、年配のお姉様方は必見のロマンスかと。
ふくよかに変貌を遂げたキャンディス・バーゲンに食われるかたちになった名優リチャード・ドレイファス(73歳)が少し可哀想だったかな。
女子力がピカイチだったのは唯一の既婚者を演じたメアリー・スティーンバージェン‼︎
夫役のクレイグ・T・ネルソン(76歳)とのバイアグラのエピソードにほっこりした。
音楽のほうは、
・Paul Simonの“Late in the Evening”
・Bob Dylanの”If Not For You”
・Roxy Musicの”More Than This”
の3曲かなぁ。
とにかく4人に均等にスポットを当てた脚本が秀逸で、若き日の彼女たちを知る映画好きにはたまらん作品だろう。
元気がもらえるシニア版SATC
40代ですが、自分より年上のシニア女性が出ている映画をみるのが好きです。
体力、気力が衰えてきて、年々手のかかる自分のケアなど投げてしまいたくなることもしばしばですが、シニア女性のはつらつとした姿や生き方を見ると、将来ああなりたいと元気が出てきます。
かつては年齢が上がるとともに女優の活躍の場は減っていきましたが、昨今は70代、80代でも主役を演じる女優や女性の監督がたくさん出てきて隔世の感があります。
ストーリーはリアルというより現実離れしていて、4人の主人公は広くて素敵な邸宅に住んで、仕事や家庭生活でなにかを成し遂げ、経済的に成功者であることや、いくつになってもキラキラした王子さまの登場に憧れるロマンティック・ラブ信仰といったところが、やっぱり変わらぬアメリカ人の価値観なのかなと思います。
もう少しシビアで現実的なエピソードが絡んでいれば、深みや味わい深さがでると思いますが、あくまでもきらびやかで、華やかな世界が繰り広げられる。アメリカ人にとってはしばし現実を忘れさせてくれるのが映画、なのかもしれません。
コメディ要素はさすがで、テンポのよさや俳優陣のうまさも相まって笑わせてくれます。デート現場が見つかってアヒル足でボートを漕ぐダイアン・キートンがかわいくて可笑しかったです。物語はともかくとして、4人の女優たちが健康や体型維持に気を配り、現役として表舞台に出てくれる、それを見るだけで尊い時間でした。
まだまだ、勉強中!?
年齢は関係ない、恋するのも、学ぶのも。
4人の女性の関係が、本当にステキ。
それぞれが人生を全うして、もう下り坂(失礼!)ともいえる年齢なのに、程よい距離を保ちつつ「読書会」を続ける。
会話はシニカル、だけどどストライクだし、見栄もマウンティングもなし。
本音をさらけ出して、お互いを高め合う関係。なかなか、できないなあ〜。
そして、性の話。
大好きなダイアン・キートンの魅力が、満載!もう、たまらない。
ガルシアと出会ったら、惚れてまうやろ〜現実離れしてるけど、でも、素敵すぎて70代も悪くないっ!て思える。
年末に、こんなに素敵な映画見られて、ハッピーな気持ち。
来年も、オンナに磨きをかけるぞっ!
【「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」が、酸いも甘いも知る、素敵な4人の女性に気付かせた事。人を愛する気持ちを持つ事の大切さを、コメディ要素を絡めて描いた作品。】
■今作品の魅力
・4人の女性のキャラクターがきちんと立っている点。
そして、名女優4人が、きっちりとその役をコミカルに演じている点。
・彼女たちのお相手になる男性達も、魅力的である事。
【キチンと生きてきた”大人の男女の恋物語”なのである!】
1 ダイアン(ダイアン・キートン) 夫を亡くし独り暮らし。が、大切な3人の女友達がいる。二人の娘もいる。自立して生きたい思いを、持っている。飛行機嫌い。
- その飛行機内の臨席に座っていた、素敵な男性ミッチェル(アンディ・ガルシア)と出会う。ミッチェルは実は機長でお金持ちであり、ダイアンにデートを”粋な方法で”申し込む。アンディ・ガルシア、格好良すぎである・・。少し悔しい・・。-
2 ビビアン(ジェーン・フォンダ) 独身を貫くホテルの女社長。男遍歴が、凄そう。
- 自ら経営するホテルのロビーで40年前に別れたアーサー(ドン・ジョンソン)と再会し、徐々に惹かれていく。”最近良く眠れないの・・”などと言っていたのに、アーサーに腕をさわさわと触って貰ってぐっすりと・・。-
3 シャロン(キャンディス・バーゲン) 連邦裁判官 。自分を律して生きている。
-愛猫の名は”ギンズバーグ”・・。良いのかな?
そして、彼女も「フィフティ・・」の影響を受け、出会い系サイトに登録!で、出会ったジョージと良い仲に・・。この辺り、微妙にオカシイ。-
4 キャロル(メアリー・スティーンバージェン) 仕事を引退した夫のブルースは元気がない。ダンス教室に誘うが・・。
- で、バイアグラを飲ませてしまい、ブルース君の"息子"は大変な事に!
婦人警官に交通違反で捕まるは‥(あの状態では運転しにくいよね・・。で、ブルース君の股間を見た婦人警官はニヤッと笑って、キャロルに”合図”を送りながら見逃してくれる・・。)
あの"息子"をぶつけるシーンはさぞや、痛かろう・・。脳内爆笑である。
会場からも、笑いが・・。女性にはあの痛さは、分からないよね。-
・愛と性に目覚めた女性4人の奮闘振りがクスクス可笑しい。
彼女達に惹かれる男達との関係の描き方も絶妙に可笑しいし、4人の女性がなんだかんだ言いながら、ドンドン元気になって行く姿も、良い。
<ラスト、娘達に、自らの想いを伝えるダイアンの姿が素晴らしいし、アンディ・ガルシア扮するミッチェルの家に一緒に入る時に高らかに流れる”ロキシー・ミュージック”の「More Than This」(実に美しい、名曲である。”これ以上、もっと・・”)が、バッチリ合っていた作品。
”人生って、素晴らしい!”と思わせてくれた作品。良かったなあ・・。〉
シワシワ同士のキスシーンf(^_^;
最初はね、シワシワのキスシーン!?…でも…我慢して観ますよ~というスタンスでしたが…
だんだんエールを送りたくなります。
そして、クスクス系の笑いが込み上げてくる感じが、好きなんです。時間調整の為に観た二度目でも、ちゃんと面白かった。
4人の女性が20年でどんなに成長&退化をしたか?
劇中セリフでも出てきますが、まぁ、そんなに簡単には変わらない。
4人とも個性輝く美女なので、歳を重ねても美しい。ダイアン・キートンの着こなしが格好良くて、真似したい…体型が違い過ぎますねf(^_^;
それにしても、アンディ・ガルシアもドン・ジョンソンも素敵過ぎませんか?男性って誤魔化しが利かないから、格好良さを保つのって難しいと思うのです、
特にドン・ジョンソンは中学生の頃かな?TVドラマ『マイアミ・バイス』の熱烈なファンだったのでf(^_^;
いただけないのは邦題だけかな(>_<)
映画館でなくてもよかったかな
ストーリーがやや非現実的で深みがなかった。成功して側からみれば幸せそうな女性達の寂しさや、老いへの切なさ、生き方などをもう少し丁寧に掘り下げて欲しかった。なぜ、ハイスペックな男性達ががわざわざ年老いた彼女達を選んだのか?判事役のキャンディス・バーゲン以外は、私はわからなかった。4人のストーリーがそれぞれ中途半端な感じで残念。
老いはとても残酷。ことに女性にとっては。元気な4人の主人公を観てもなお、しみじみ感じた。爽やかなエンドに救われた。
キャストに完敗!
人生のベテラン女子達が各自のキャリアと個性を発揮しシニア世代のセックスライフを巡る
爽快で危なかっしいドタバタなコメディ!
まず、ハリウッドを代表する4大女優の夢の初共演に心から感謝👏
とにかく平均年齢74歳のシニア女性が奔放にアバンチュールに勤しむ姿が全く持ってお下品に見えない所に女優陣の技と貫禄を感じた…
ハッピーで豊潤な人生を築いて行くには自身が「素のまま、ありのまま」であり、信頼ある友人が何よりも必要で大切である…その中から愛や輝きや感動が生まれてくる
シルバー・パワー全開の作品が軒並み並ぶ昨今の映画業界!
誰もが輝き続ける人生の為に
華を添えてくれる作品をこれからも作り続けていただきたい物ですね!
イケイケ
こういう元気な先輩方を観てると元気になりますよね。ひとりひとりが自立していて全然惨めな老後じゃないじゃないですか。お金を稼いで日々を楽しみ読書もする。やっぱり日本よりも一歩先を行っているなあ。外国に行くと年齢に縛られずに各々ビーチに行ったり飲み会を楽しんでます。多分年寄りと自分で決めつけたときから老いが始まるんですよね。それにしても、ジェーン・フォンダの美しさには驚きました。死ぬまで俳優でいて欲しいです。
予想通りの結末
夫と死別、離別、セックスレス、独身、性格もキャリアも違う仲良し4人のおばさん達のロマコメ。映画の冒頭に順番に4人を紹介し、40年間続いている読書会で『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』を取り上げて、そこからそれぞれの男性関係が展開して行く。起承転結が明確で、意外性など何もなく、それは悪いことではないのかもしれない。が。物足りなさを感じるわ。
最も驚愕なのはジェーン・フォンダのパーフェクトな美貌だとしても「ギルバート・グレイブ」でジョニー・デップを誘惑したメアリー・スティーンバーゲンは声が相変わらずセクシーだしアンディ・ガルシアの声も渋すぎる。そう言った円熟した俳優達の競演を楽しむことはできる。
楽しい気分で映画館を出れます
私の世代ではトップ女優だったキャンディス・バーゲンやジェーン・フォンダの元気な姿が見られて嬉しかったです。
ストーリーも役者も皆素晴らしく上映中飽きる時間は全くなかったです。
アダルト要素満載のコメディ風の作りですが、脚本が素晴らしく良く出来た人間ドラマでした。
各主役4人のキャラクターが普通に友人達と日常会話をしてるように感じます。
イギリスの人気官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」をブッククラブの題材にしているのですが、
その映画の主演女優の実父が相手役と出演してるのもご愛敬。
名作ジョーズのリチャード・ドレイファスがちょい役なのは寂しい。
でも最後まで笑えて楽しい気分になれた映画でした。
ファーストキスをもう一度♪
年を重ね、それぞれに家庭やキャリアをもつ4人の女性。今でも、月一の読書会を中心につながる彼女らだが、ある時、刺激的な本が持ち込まれたことにより、彼女らのせい活は乱れていき…といった物語。
とにかく笑えてお下品なハートフルコメディ。
これまで沢山の映画を観てきたが、S〇〇というワードが出てきた回数は恐らく本作が№1であろう。多い所では2セリフに1回くらいは出てきていたような…(笑)
読書会という共通の場があるものの、立場が異なる4人。性への免疫や恋愛観もそれぞれで、時におちょくり合い、時に励まし合う彼女らの姿はとても微笑ましい。
どうすりゃそんなところ掴むんだよとか、失くしたバイクが見つかった話や、大声でしたいのって叫ぶシーンや角にぶつけちゃうシーンとかとにかく笑えるポイントが盛沢山。
例の本を読んだり下ネタで喜んでいるシーンの彼女らのノリや表情は、10代の頃のワタクシMARそのもの。
それでも、ちゃんとグッと来させてくれる展開も。
凝り固まった自分や人の考えを冷静に見つめ直すことの大切さや、いつまでも思いやれる友人の存在等、心がしっかり温まる。
ハートフルコメディってやっぱり良いですねぇ~。シャロンの言うように、「どうしてそう下品なの!!」と思う人もいるかもだけど、こんなご時世だからこそ多くの人に観て笑ってもらいたい。
非常に面白い作品だった。
主人公のダイアンさん(役名もダイアン!)、今年公開されたチアアップでも主演されていましたね。
あれも凄い良かったなぁ。テーマは両作とも通ずるものがありますね。
そしてビビアン役のJ・フォンダさん、83歳というから驚き!!若々しすぎる!!!
華やかな高齢者たち
往年の憧れのスター女優たちの共演とあっては観に行かなくては!と年末だけど映画館へ。
某新聞の映画評で「高齢女性の愛とセックス」に焦点があてられていて、私のイメージしていた映画なのか・・・と一寸気持ちが引いたのですが、観に行って良かったです。
確かに「アラウンド70」の女性と男性の恋の駆け引き的な物語で、さすがアメリカは幾つになってもお盛んなのか!?と感じはしたけど、本質は「愛すること」に年齢は関係ない、という事かな。
主人公たちが華やかでお洒落で眩しかった。
出来すぎたストーリーかもしれないけど、そこは映画だものね。
音楽も良くて、面白かったし、元気でました。
「おらおらでひとりいぐも」とはあまりに対照的で、これは日本と欧米の国民性や文化の違いからくるものだろうかね~
Have fan!!
シニア女性4人組の恋愛群像劇。
45年前から月に1度開催している仲良し女性4人による読書会に、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」が持ち込まれ、それに感化された彼女達が恋愛に動き出すストーリー。
独身ホテル経営者、バツイチ連邦判事、旦那とギクシャクしている主婦、昨年旦那に先立たれた未亡人という4人。
タイミング良く現れた昔の「いい人」だったり、イケメンパイロットだったりとの恋愛に、旦那との関係や、相手を探し奮闘する様をみせて行く。
普段単なる恋愛映画はあまり観ないけど、おば様達のはしゃぎ、落ち込み、ドタバタする姿は、ドロっとしている様でいて、どこか爽やかで可愛らしくて愉しくて。
ありがちな作品だけど、邦画じゃこの赤裸々さはむずかよねw
面白おかしく、笑いどころも結婚あるし、なんのこともない様な最後の娘達のセリフには、もうちょっとで泣かされるところだった。
目新しくはないけれど…
年齢重ねてもいつの時も前に向かって進みたい。大人の恋愛模様からめた話で、そうだよねー、って幸せな気分になれた。
とにかく言葉にだしてはっきりくっきり相手に接することが美徳なアメリカ人がうらやましい。なかなか日本人はこうはならない…。
主役4人は体型かわれども誰もが美しい。加えて男性陣も懐かしのメンバーで嬉しくなった。
心当たりのある人はご用心❗️
〝老いらくの恋〟という言い方は今でも普通に、というか世代が違っても通用するのかどうか分かりませんが、個人的な印象としては、そこそこ歳を重ねた人の恋心、という表面的な事象を表すだけでなく、
『いい歳をして何をやってるんだか!』
という感じで、
・若い世代からの批判的な見方
・高齢者本人たちの自虐的ニュアンス
・子どもたちや家族にとっては世間体のうえで見っともない
そんな使われ方をしているケースが多いように感じてますが、そんなことはないのかな⁈
でも、これからはそんなことは
『クソ喰らえ!』
ということで、人さまに迷惑をかけなければ
『それが人生だ❗️』
ということでいいようです。
でも、日本では、法曹界だけでなく、それなりの社会的地位のある人が『出会い系』を利用しているのが公表されたら、それだけで肩身の狭い思いをすることになって、『クソ喰らえ!』で済むとは思えません。誰かを引きずり落とすこと自体に、なんの裏付けもない正義感を執拗に発揮する人たちがいますので。
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