「ただの青春映画ではなない」小さな恋のうた META坊さんの映画レビュー(感想・評価)
ただの青春映画ではなない
予備知識なしで鑑賞。
ボーカル役は、どこかで見た顔だが、果たして誰だっけ?
からの、ドラムは『ちはやふる』の机くんじゃないか。
そこで思い出したよ『ちはやふる-結び-』の、クソ生意気な新入生だ!
へぇ、主演やるようになったんだ。
沖縄の高校生バンドを中心とした、恋愛要素タップリの青春映画かと思ったら、米軍基地などの沖縄が抱えるデリケートな部分も描かれ、単に恋と友情、仲間や家族だけではなく、フェンスの内と外、アメリカと日本の関係についても考えさせられる内容で、全体的に上手くまとめられている。
物静かな舞が感情を爆発させるシーンでは、不覚にも込み上げてくるものがあった。
しかし、登場人物の話し言葉がほぼ標準語で、沖縄らしさが感じられないのがもったいない。
まるっきり沖縄の方言でなくても、せめて沖縄らしいイントネーションで会話がなされていたら、一層良かったと思うが、どうだろう。
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