「青春と音楽にウル、基地問題は賛否ありそう」小さな恋のうた だるまんさんの映画レビュー(感想・評価)
青春と音楽にウル、基地問題は賛否ありそう
いろいろな人がカバーしている名曲「小さな恋のうた」という歌は知っているけど、誰の歌だっけ?
というくらいの基礎知識無しで鑑賞。
青春もの音楽ものなので音楽シーンに涙です。
物語や背景があると知っている曲もとてもよく聞こえた。
特に、山田杏奈が良かった。歌が上手いのですね。多彩だし。無感情な所と感情的なところがコントラストで良かった。
ネタバレ無しで強いていえば、、、
初めの15分くらい。物語の肝となる導入部分ですが、いろいろ演出が入ってるので、逆に冷めてしまった。
あとは、沖縄が舞台ということで、米軍基地や政治などが絡んでくるのが、好き嫌いが別れそう。
沖縄の中にも色々な意見があるだろうし、この映画では、暗い部分だけではなく、友情など明るい部分が多く、どちらかと言うと基地が肯定的に描かれているので、個人的には良い印象。
ただ、逆の人もいるでしょうし、沖縄の人が観るとどう思うのか?制作陣が沖縄の人なら良いけど、、、沖縄以外の人が、基地を肯定してもいいのかな?オスプレイまで出す必要ある?
などなど、いろいろ考えてしまう。
これが、この映画の良いところでもあるし、邪魔なところでもあるので、評価が別れそうです。
ただ、単純に、ライブシーンに感動したので良い映画だと思います。
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