劇場公開日 2019年2月22日

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「神と神」僕の彼女は魔法使い 日高雄介さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0神と神

2019年2月26日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

みんな大好きKK映画。しかし、今作はパンチが弱い。肝心要のギャグ成分が不足気味であります。

KK映画のクライマックスとは何ぞや?それはもろちん神が降臨する瞬間に他なりませんが
近年の数作に比べて、今作はどうにも降臨のインパクトが弱い。神々しさに欠けるし、何より笑えない。
「光の神」とか「アルファ神」とか半端に誤魔化していた従来作と違い、「その名はエル・カンターレ!」と開き直りまで見せているのに。

思うに、これは神を2人出演させてしまった事が原因でしょう。
「最高神」エルカンと、「大川総裁が愛してやまない美の女神」洗顔美子さんと。
どうやら、宗教映画とアイドル映画は相性が悪いようです。KK世界は多神教で良くとも、映画の世界に2つのイコンは邪魔だった。

私は、綺麗なお姉さんが起こす愛の奇跡なんぞに興味はありません。
9次元(注:地球系霊団の最上段階)から顕現したエル・カンターレの二フラム無双が見たいのです!
あ、それと、清水富美加のブリっ子演技…キッツいわ〜。あれも総裁の趣味かいな?

日高雄介