「美しさはじけるアクションシーン」Diner ダイナー ともちんさんの映画レビュー(感想・評価)
美しさはじけるアクションシーン
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ラストの方をネタバレしますので、知りたくない人は
観てから読んでくださいね
孤独な少女オオバカナコ(大馬鹿な娘?)が金のため
やばい仕事をしてしくじって、殺し屋が集まるレストラン「ダイナー」へ
送り込まれるところから物語は始まる
予告で「俺は~♪」と歌い上げるシャエフの藤原達也と殺し屋の話だと
思っていたらなんと間にお人形さんのようなかわいいカナコちゃんが入り
物語が展開していく
初めの方は中島哲也の「嫌われ松子の生涯」のような
アクションシーンは三池崇かはたまた園子温かなんて
思わせるようなド派手な戦いが繰り広げられ
ラスト藤原演じるボンベロが通気口?のようなところから
カナコを逃がすシーンはまるで「レオン」
しかし最近の風潮というのだろうか?
どんなに撃たれても刺されても主人公は死なないのだ
今回の藤原君も撃たれて撃たれて撃たれまくる
カナコを逃してその後息絶えるかと思いきや
ラスト カナコを迎えに行き
抱き合ってエンドである
そんなのあり?
私はこういうアクションと恋を交えた作品は嫌いではない
しかし、ヒーローは彼女のため死んだの方が私は良かったと思うのだが
でもやはり生きていた藤原を観たらやはり生きていて良かったとも思えるのだが
おい!いったいどっちなんじゃい!!
殺し屋でいえば
真矢ミキがかっこよかった!
以前宝塚だった彼女を意識しているかのような
男装のスタイル
土屋アンナもカッコよかったね
血の気が多いド派手なアクションの中にも
蜷川流の美しさが入った作品だ
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