「玉城ティナのメイド姿が可愛すぎる」Diner ダイナー ガバチョさんの映画レビュー(感想・評価)
玉城ティナのメイド姿が可愛すぎる
とても評価しにくい作品だ。美しいシーンにあふれているが、見終わった後の満足度はとても低い。レストラン内部の調度品や食材、料理、装飾品はもちろん、衣装やメイクに至るまで、「美」に対する並々ならぬこだわりが詰まっている。犯罪者集団の狂気みたいなものも、よく出ていて異様な雰囲気を作り出している。だが残念なことに、普通良い映画を見た時に感ずる高揚感みたいなものが全くない。殺し屋達の異常な実態を普通の女性カナコを通して描き、彼女の脱出と成長を見守る、みたいな内容だと思う。ストーリー自体は単純でいかようにも料理できそうだが面白味が伝わらない。「美」にかける情熱を「面白味」にもすこし注いでほしいと思った。
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