「重厚な人間ドラマでした。」七つの会議 ひめさんの映画レビュー(感想・評価)
重厚な人間ドラマでした。
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萬斎さんのファンで、今作も見に行きました。池井戸作品はテレビドラマでハマり、半沢直樹も陸王も下町ロケットも見ており、そこへ萬斎さんがどんなハマり方をするのかと楽しみにしておりましたが、予想以上にハマっていてびっくりしました。
過去の現代物で、不自然に感じた独特の演技が、今作ではまわりの個性的なキャラクターに負けない個性となって違和感なく感じました。皆さん見事な存在感を放っておられ、役者同士のぶつかり合いが素晴らしく見応えあります。
ストーリーは申し分なく、重厚な人間ドラマで、普通にお仕事されている方なら、誰もが非常に考えさえられるお話しで、最後の萬斎さんの一人語りは、この映画が観客へ問い掛けたい全ての想いだったと思います。
世の中で、会社という場所で働く全ての方に見て頂きたい作品です。
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