「劇画だよ劇画」七つの会議 日高雄介さんの映画レビュー(感想・評価)
劇画だよ劇画
20年間ずっとグータラだった男が、パイプ椅子をキッカケにヒーローの誇りを取り戻す…って、
この人20年間、居眠り以外に何やってたんですかね?しかも本社の営業係長という花形ポスト据え置きで。
何か経営陣のキンタマでも握ってるのかと思ったら、特段そういう訳でもないし。
実は特命係長だった!とかの方がまだ説得力ありますよ。こんな劇画なサラリーマンいねえよ。いる?
とはいえ、この劇画感を狙って出してるのは、主演・野村萬斎であることからも明らかでしょう。
でも、劇画的に泣きながらネジ手渡してる暇があったら、社長の発言をボイレコで録っときゃ良かったんじゃないかな。
ラストの独白だけは、金払って見る価値多いにアリ。
ところで私、社会人としては未熟で世間知らずな青二才ですのでよく分かりませんが、
世の同輩は、ここまでコンプライアンスや法令遵守の欠片もない仁義なき日々を強いられてるものなんでしょうか?働くの怖いお。
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