「顔芸映画」七つの会議 克晴さんの映画レビュー(感想・評価)
顔芸映画
もう皆さまが散々ツッコんでる通り、社員数人の零細企業ならともかく、それなりの規模の会社が営業部だけであんな捏造は無理です。
謎解きのキーも「たまたま目に入った」の連続で、そんな都合よく行くかいな、と完全に冷めてしまいました。
芸達者な役者さんの多彩な顔芸で、なんとか映画の体裁を保った感じです。
一番の見どころは日本の良いところでも悪いところでもある「忠誠心」について語ったエンドロールでしょうね。あそこについて、忠誠心が薄れていると言われる今の新人たちと語り合いたいところです。まぁ私もアラフォーでありながら会社への忠誠心なんてほとんどないですが…
追記
この映画に何かデジャヴを感じてたんですが、分かりました。
だいぶ前に吉本芸人中心に作られたドラマ「明日があるさ」です。
あれも営業部でありながら、やってることはほぼ商品企画部でした。
やはりこれくらい単純化しないと、広い層に分かる映画にはならないってことなんですかねぇ…
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