劇場公開日 2019年2月1日

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「池井戸作品なのにスカッとしない。」七つの会議 tanizenさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0池井戸作品なのにスカッとしない。

2019年2月13日
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鑑賞方法:映画館

期待していましたが宣伝倒れ。
残念ながら感情移入できませんでした。

リアリティがなく偽装の重みが伝わってこないこと。偽装を暴くスリルがないこと。

原作や以前NHKでやっていた同作品の描き方と違い正義と企業の論理の間で揺れる登場人物の葛藤が伝わってこないこと。

演技がみな大袈裟すぎて観ている側が引いてしまうこと。特に野村萬斎の演技から狂言師が抜けていないこと。音楽も軽過ぎる。

池井戸作品なのにスカッとしません。押し込まれて逆転する痛快さがないからでしょう。

大変辛口な評価になりました。ワイドショーであれほど話題作りしていたのに、、という思いが入っています。

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tanizen