「誰が悪いのか」七つの会議 まん坊さんの映画レビュー(感想・評価)
誰が悪いのか
2019-012@吉祥寺オデヲン
今年初めての吉祥寺オデヲン。お昼の回だったからかお客さんで賑わっていた。
客層としてはシルバー層が大半を占めているような気がした。これが池井戸潤の客層なのか。
池井戸潤の作品といえば、だいたいの作品が主人公達の手によって企業の闇が暴かれるって感じだと思い込んでる自分だけど、この作品も例に漏れずか。
このお話の中に出てくるサラリーマンのことを、かっこ悪い、ダサイなどと切り捨てる人もいるだろうけど、果たして自分が似たような状況に直面したときにも同じ事を言える人はどのくらいいるんだろう。
どうしても自分だったらどうしているだろうか、と思わずにはいられない。
これは企業のお話だけど、学校なり大小様々なコミュニティにも置き換えられる話だとも言える。
気づかないうちに不正をしていることもある。希望を胸に入社して頑張ってやっている仕事が実は不正だったなんて事だってたぶんある。
自分が背負っているものを引き換えにして大きなものと戦うことができる人は少ない。
八角達は戦った。
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