ハナレイ・ベイのレビュー・感想・評価
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愛する者を失った悲しみ
19歳の息子を亡くした母親の物語
彼女はカウワイ島のハナレイ・ベイと言う海で死んだ息子を思い
毎年この地を訪れる
海を眺め本を読み時が流れるさまが
淡々と描かれる
が その時の彼女の思いが
伝わって来て悲しくて切なく思うのは
私も母親だからだろうか
そして10年たった時 このハナレイベイで
息子が死んだ時と同い年の少年に出会い
そこからが 物語が一気に進みだす
母親を演じる 吉田羊がとても良かった
台詞などはあまりないが
母親の悲しみ 後悔 つらさなど
痛いほど刺さる
みな愛する者はいつまでも
死なないと思っている
そこで いい加減に答えたり
傷つけたり
そして失ってから 気づくのだ
前で物語が一気に進みだした時の
吉田羊には さらに泣かされます
息子を持つ母親には特に観てもらいたいです
それと
ハナレイ・ベイの
海と自然の美しさにうっとりしました
よかれあしかれ
村上春樹の原作をよく表現できている方ではないでしょうか?
喪失感の感じが私的にはよかったと思います。
”泣ける”までではないにしろ、失う前にもっと優しくしなくてはと考えさせられるところが、春樹っぽいです!!
吉田羊の映画。
佐野玲於くんが出演するということで鑑賞しに行きました。
原作の小説は読んでいません。
音楽もほとんど無く、舞台がハワイなので淡々と物語が過ぎていく感じでした。ただ、眠たいとかつまらないとかではなく引き込まれる感じでした。
主演の吉田羊さんがとても魅力的でびっくりしました。
母と息子の物語なので未婚子なしのわたしは感情移入はできませんでしたが、同じ列に座っていた年配の女性は泣いていました。
あと単純に現地に行ってみたくなりました。
※佐野玲於くんの登場シーンはそんなに多くないです。
あと、劇場で佐野玲於くんの写真がもらえました笑
自分自身のことを考える時間が与えられた映画
"あれ"を受け取る直前に地元ハワイの女性の方に羊さんが放った言葉が、あまりにも自分に刺さった。。
母親が息子に抱いていた感情と
全く同じ感情を抱いていた家族を失った私にとって
この映画は特別でどこか苦々しくて悲しいものだった。
けれど、最後の羊さんの表情にどこか救われた気がする。
一つ、どうしても気になってしまったのが
恐らくテラスハウスに出てたサーファーの男の子の棒演技感、、そうゆう話し方をする設定なのかもしれないけれど、吉田羊さん、村上虹郎くんの演技がとても良いだけに少し残念だった、
吉田羊、時々、ハワイの情景
ここまでの時間、スクリーンいっぱいに映る吉田羊を堪能した作品は初めてかもしれません。
それもあってなのか、はたまたストーリーが大きな起伏なく進んでいくからなのか、"吉田羊のプロモーション映像"っぽく見えてしまったのは私だけではない、はず。
背景のハワイの美しい景色の数々がさらに拍車をかけた気もします。
しかし景色の切り取り方は本当に美しかったですね。
内容の感じ取り方は小説のように人それぞれな内容ですが、個人的には「今と自分自身を受け入れること」かと。
これが本当の未来へと歩んでいけるのに必要なのでしょう。
あとタカシが嫌いだった原因。これは元をたどっていくとタカシはサチの"愛"を受けたかったんでしょうね。それが上手く受けれなかった。互いに不器用だった。
最後のシーンのあとは、どうか互いに愛を感じられるような結末であれ、そう心から願ってやみません。
家族や友達をもっと大切にしようと思いました
吉田羊さんの演技が素晴らしかったです。最後の方に力強く木をおすシーンがあるんですけど美しいカウアイ島の自然にどうやっても抗うことができないという吉田羊さんの辛い気持ちがすごいつたわってきました。
手形に手を合わせて泣くシーンは思わず涙が出ました。
玲於くんのたかしがほんとにはまり役でよかったです!
1番最後は羊さんはたかしに会えたのでしょうか?最後の羊さんの顔がすごくよく感動しました。
自然に涙が出ました
原作は先に読んでいました。
あの短い文章を映像化するのは大変だったのではないでしょうか...
吉田羊さんの演技良かったと思います。
私もシングルマザーですが、あんなに良い生活は送れていませんけど、息子を持っていますので、気持ちはとてもわかります。
羊さんの、息子に対するあの態度。息子の玲於くんの演技、傍から見たらムカつく方が多いと思いますが、あれはあえてあんな演技をされたんだと、本当はお互いの事を好きだけど、素直になれなくてあんな態度をとってしまうんだって私は思っています。
最初は死を受け入れる事が出来ずに、理解できずに、10年かけてやっと、受け入れる事ができたんですね。なんで、玲於くんは私の前には出てきてくれないの!って、虹郎くん達には見えて私には見えないの?って、こんなに会いたいのに、貴方のことを愛してるのに...
ぶつける所がなくて、あの大きな樹木にぶつけていましたね、、、あの辺で自然と涙が出てきました。自分も息子がこんな目にあったら、すぐに受け入れる事ができるのか?羊さんのように、毎年通う事はできないけど、似たような事はしてしまいそうな気がします。
息子の写真すら持っていないのには驚きましたが、最後には見せる事が出来て良かったですね。私も同じ物を持っている事は幸せです。
撮影は海外のチームだったと聞きました。壮大な景色、サーフィンのシーン等々、ハワイっていいな、自然は怖い事も多いけど、癒される事も多いんだろうな、ちょっと行ってみたいなと思いました。
皆さんの演技、とても良かったと私は思います。虹郎くんが良い味を出してましたね。
羊さんがちゃんとサチになれて、いや、サチが羊さんでよかった。ハマり役だと思います。
本当は玲於くんファンで見に行ったのですが、出番は少なかったけど、原作にはない部分を玲於くんなりにちゃんと演じれていたと思います。タカシが玲於くんでよかった。
素敵な映画をありがとうございました。
よくわからなかった。
玲於が好きでこの映画を観れるのを
楽しみにしてたけど、、、玲於の出番は少しだけ。
最後の方でお母さん役の吉田羊が木を力強くで
押してたが、何をしたいのかわからなかった。
最後は玲於が登場するのかと思ったけど
そのまま終わってしまった。
最初の方は泣けた。
ま、そんな感じの人
原作未読
2007年11月にカウアイ島ハナレイビーチでサーフィン中に、サメに襲われて右足を失うと共に命を落とした19歳の息子を想い、10年間毎年その時期にハナレイを訪れる母親の話。
日がな一日ビーチで本を読み、深い交流がある訳ではないけれど現地の人に知られる存在となっていたり、死んだ頃の息子と同年代の日本人の少年二人組と交流したり、物憂げながら淡々と普通に振る舞っているけれどというところがね…毎年訪れていることや頑なな部分と相反していて良い感じ。
死んだことは判っている中での、噂を聞いてのリアクションは胸熱だった。
しかしね…息子の描き方がクソ野郎過ぎて…こんな人物像にする必要あるかねえ?
写真を早々に貰っていたらというのはヤボということで。
オシャレな映画
星🌟🌟🌟🌟 90年代に流行ったオシャレな映画のようですごく懐かしい感じがしました 特にサーフィンしてる時とかのカット割など… バブルの頃はこんな気分を楽しむ作品が多かった気がします だから吉田羊がハナレイベイに滞在してる間のピアノバーはどうなっているとか滞在費は大丈夫?とか気にしちゃダメです 素直にハナレイベイの景色とストーリーを楽しみましょう❗私はすごく楽しめました❗
最高の作品
とんでもない映画を観てしまった。
とんでもなく切なく、とんでもなく美しい。
色々な思いはあるが、ここでは何も語れない。
この作品が描いているのは、言語化して良い類のものではないからだ。
一つ言えるのは、とことん考えながら観てほしい。
別に正解があるわけではない。
ただ、始末の悪いことに「受け身」で観ていると何も残らない種類の作品なのだ。
だからいろんなことを思い、考えてみてほしい。
あくまであなたの記憶や経験の"たとえ話"として
たまたまハナレイで死んだ息子と母親の話が持ち上がっているだけなのだ。
静かな映画
印象には残る映画だけど、
何とも何がって説明はできない感じ。
展開を求める人には退屈かも。
映画館じゃなくて、雨の日の昼間に暗くても電気も付けずにビール飲みながら観たい映画だね。
二人のサーファーがでてきて、
会話が生まれて少し安心したかも。
ガイさんの素朴そうな棒読みも逆に良かったわ。
手形じゃなくて写真だったのはなんか(笑)
ウケる(笑)
エグザイルファン狙いなのかこの映画は。
作品自体は文学的なのに、よーわからん
そこだけは(笑)
先に小説を読みたい
春樹さんはおそらく肉親との別れを経験してるのかな
そういう、バックボーンやモチーフ的なものも知って初めて理解できる作品なのかも
文学だから、様々な方向からいろいろと解釈して、自分で楽しんでください。的にわざとちょっと足りなめに構成したのでは?
映画館では、途中から、引き込まれているのに気づきました
心地よかったです
どうかたくさんの人に届きますように
原作を読んだ感想 「むずかしい」
映画を見終わった直後 「わからない」
でも重たい余韻が残り、
ある時ふと「そうだったのか」
と自分のなかで何かがうまれました。
この映画にオチは多分ないんだと思う
正解も間違いもない、
つまらないと感じたって間違いではない、
見た自分達がどう感じるか、
自分の何に響くかだと思います。
出演者のファンなら、「◯◯くんカッコよかった」だけでもいい。 原作ファンの方に「とても忠実でよかった」なんて言ってもらえたらうれしい。
人はいつ死ぬかわからないのだから、
周りの人を大切に、友人や家族を大切に、
そうふわっと思わせてくれる作品です。
スカッとするわけではないので、
スリルが欲しいとか(寝る)、
ワクワクキュンキュンしたいな(結構重い)って
そういう人には向きません。
実際のハナレイ・ベイで撮影した
海辺のシーンは本当に美しく、
吉田羊さんが女優人生を辞めようとまで思わせたこの作品、どうか多くの人に届きますように。
今世紀最大の駄作
普段邦画は見ないのですが、とある縁があり見に行ってきました。まず最初にこんなにつまらない映画を見たのは生まれて初めてです。 主人公の女性が何をしたいのかも全く理解できないし何故手形を譲らないことに固執したのかも全く理解できませんでした。なんで手形見る前部屋散かすんですかねぇ。 映画自体の芯もブレブレでしばしば出てくるグローバル化だよー、英語だよーみたいな雰囲気は必要ですか?って感じでした! 恐らく監督が色々なものに手を伸ばしすぎたんでしょうね!正直俳優さんの演技もイマイチでした。
この映画は原作があるそうでそちらの方は分かりませんがこのハナレベイという映画は見ていて感動する場面が一つもない駄作と言うべき作品でした! この映画を面白くするためには中盤からB級ジャパニーズアクションムービーに切り替える必要があったかもしれません。というと息子を殺したサメを吉田羊が死闘の末倒すというものです。CGを多く利用するのもアリだと思います!同じサメ映画でもMEGとハナレルベイでは出来上がりに歴然の差がありました。さらに言うと、CG技術やハイテクな技術を所有していない日本映画はアクションではなく今作のような哀愁満ち、感情表現豊かな映画で人々の心を動かすべきなのにそれさえも出来ないとなると価値のない1時間弱の映像になると思います。
これを見るならMEG,プレデターズあたりを見たほうがアクション、感動ともにハイレベルなものを味わえると思います。
一つ褒めるところを言うとしたら海などの自然が綺麗でしたね、しかしそんなの見るならプラネットアースを見たいです。
最後に、これを見て不快になった方がいたら申し訳ありません。しかし今回記したことは私の真の思いです!
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